どうして犬は歯を見せるの？理由と対処法｜歯を見せて笑う理由も！

犬が歯を見せるのはどうしてかなと感じると、その理由について知りたいと思うでしょう。

では、どうしていつもは歯を自分から見せることがない犬が歯を見せるのか、理由を5つピックアップして、それぞれ詳しくご紹介します。

犬が歯を見せる理由は、威嚇しているからです。人間でいうとイーと言うときと同じように歯茎が見えるほど口角を上げながら上下の歯を見せます。

このときの犬の気持ちは、自分のカテトリーに入ってきそうな人に恐怖心を与えるために威嚇し、「それ以上入るな」と伝えています。

また、危険と感じた見知らぬ人にも「近づくな」と威嚇するために、犬が歯を見せて威嚇することが多いです。

犬が歯を見せるのは、警戒していると伝えるためです。どうも目の前にいる人が怪しいと感じたときは、威嚇して見せることで、相手に「怪しいな、近づかないで」と伝えています。

警戒心を持った犬は怪しい相手の方へと顔を向けて、近づくと歯を瞬間的にチラッと見せて「近寄るな」との気持ちを伝えることもあります。

そして、顔を背けたときに近寄れば、またクルッと後ろに顔を向けて歯をチラッと見せることが多いです。

怒っているから犬が歯を見せます。何度も「近寄るな」と歯を見せて忠告しているというのに、勝手に入ってきた相手には「もう許せない」とイライラした気持ちをハッキリと伝えようと犬は感じます。

そのため、怒りでイライラした気持ちを伝えるために、犬は歯を大きく見せながらガルルルと低い唸り声を出し、今にも飛びかかる体勢をとって見せることが多いです。

噛みつく準備をするために犬が歯を見せます。歯を大きく見せて威嚇してもなお、まだ自分のほうへと近づいてくる相手には容赦なく噛みつき、近づくことがどれだけ駄目なことかを痛みで分からせてやろうと考えます。

しかし、もう目の前の相手は歯を見せても威嚇できないと感じた犬は、顔をしっかり相手に向けて「少しでも近づいたら噛むぞ」といつでも噛みつけるよう低い態勢をとり、相手の動きをとらえることが多いです。

犬が歯を見せる理由は、喜んでいるからです。犬も自分が好きなおもちゃを投げてもらえた、大好きなおやつを貰えたときは喜びます。

喜ぶときの犬は、「なんておもしろいんだろう」と弾む気持ちを出すときに歯を見せて、喜びを伝えます。

また、なかなか帰ってこない愛しい飼い主が帰宅したときにも、喜びを歯を見せることで伝えることがあります。

犬が笑って歯を見せることがありますが、どうして笑いながら歯を見せるのか疑問に感じる人は多いのではないでしょうか。

では、犬が楽しそうに笑って歯を見せる理由を5つ取り上げて、それぞれ詳しくご紹介します。

犬が笑って歯を見せるのは、嬉しくて楽しいと感じているからです。本当に心から犬が「楽しいな」と感じたときはニコニコと笑顔を見せますし、もっと楽しいなと感じたときは犬は歯を見せながら笑います。

この犬が笑って歯を見せるのは、なかなか構ってもらえない大好きな飼い主と遊んでもらえたとき、タイプである犬とたくさん遊べていると「嬉しくて楽しい」との気持ちになった犬は口が開き、歯が自然と出ることが多いです。