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どうして犬はおしりをつけるの?|愛犬の不思議な行動と心理状態を解明

更新日:2024年03月15日

犬がおしりをつけるという謎の行動をとるのは嫌がっているときなのでしょうか。本当はどんな意味があるのか4つの理由をご紹介しましょう。愛犬との距離がより縮まるよう、犬がおしりを触らせてくれないのはなぜか、信頼している相手に対する行動についても解説していきます。

どうして犬はおしりをつけるの?|愛犬の不思議な行動と心理状態を解明

触らせてくれない理由3:主従関係がきちんと築けていない

愛犬との主従関係がうまく築けていない場合もおしりを触らせてくれません。犬は自分と同等の立場、もしくはそれ以下と認識すると言うことを聞かなくなります。しつけるときに愛犬を甘やかしすぎてしまうと、主従関係があいまいになるので気をつけなければなりません。

主従関係ができていないと、お手入れのときやおしりの部分が不調な場合に触ろうとしても拒まれてしまいます。立場の違いを教えておかなければ自分が困るだけでなく、愛犬のためにもならないのです。

他にもある!犬が信頼を表す行動5選

犬が信頼を表す行動1:お腹を見せる

犬は人の前で寝転がりお腹を見せることがあります。お腹の部分をやさしくさすってあげると目を細めて気持ちよさそうです。

何度かお腹をなでているうちになでてほしいときにおねだりしてお腹を見せるようになることもあります。

弱点となる柔らかなお腹をみせる仕草をするのは信頼できる相手の前だけです。この人ならば大丈夫と感じ安心してくつろぐことができるのです。

自分が弱いことを認めたとき、他の犬の前でも仰向けになります。背中に違和感を感じたときなども仰向けになりますが、飼い主さんへの思いは含まれていません。

犬が信頼を表す行動2:人に寄りかかって寝る

くつろいでいるときにふと見ると愛犬がさり気なく寄りかかって横で寝ていることがあります。

寄り添って寝ているときに緊張感がまるでなくリラックスムードが漂っている場合もまた、飼い主さんを信頼しているときです。

ぐっすり眠ってしまったときに少し触れると体の力が抜けきっているのを感じるでしょう。

座っている足元に寄りかかっているときは飼い主さんを守ろうとしているとも考えられます。いずれにしても信頼しているからこその行動と言えるでしょう。

犬が信頼を表す行動3:興奮していても名前を呼べば振り向く

犬は興奮状態のときも飼い主さんが名前を呼ぶと動きを止めて振り向きます。

名前に反応するようしつけられている犬と飼い主さんの間にはきちんと信頼関係が築かれているため振り向くのです。

人間のようにはっきりと形や色を見ることができない犬にとって音やにおいは大事な情報源となります。

姿がぼんやりとしか見えていなくても声やにおいで信頼する飼い主さんだと判断しています。

犬が信頼を表す行動4:顔や口のまわりを舐める

愛犬は好きな気持ちを、顔や口のまわりをペロペロ舐める行為であらわします。舐める相手は信頼でき甘えられる人に限られています。

口を舐めるのは祖先とされるオオカミの習性です。群れで生活しているオオカミは、上に立つオオカミに愛情や敬意を示すため挨拶として口元を舐めます。

同じような上下の信頼関係が飼い主と愛犬との間に成り立っていると考えられます。

また、子犬は母犬の口元を舐めえさをねだるため、飼い主に食べ物をおねだりしている可能性も大です。

リーダーと母親、どちらも信頼できる相手であることに間違いありません。

犬が信頼を表す行動5:膝などに顎を乗せてくる

愛犬が枕かクッションであるかように、膝などへ顎をのせてくることがあります。ちょこんと顎を乗せる仕草も信頼している人以外には行いません。

楽なポーズをとっているように見える顎乗せには、メッセージが含まれていることがあります。
楽な姿勢で飼い主のぬくもりやにおいを感じながら安心してくつろぎたいときはそのまま眠ってしまうでしょう。

甘えたい場合は、顎を乗せたまま目を見て訴えてきます。前足で触ってくるのはかまってほしいときです。様子をよく見て対応してあげましょう。

犬がおしりをつける理由や信頼を表す行動を知り愛犬との絆を深めよう

犬はさまざまな行動で相手に信頼しているということを伝えようとします。

人には失礼にあたる相手に背中やおしりを向ける行動も、犬にとっては大好きな人への愛情の表現です。

おしりをつける行動などを見てかわいい仕草をしてると思うだけでなく、愛犬の気持ちをくみ取ってあげましょう。自分が安心できる相手だとわかり感じた喜びは、自然と犬へ伝わります。

お互いの思いが確認でき信頼度が高まれば、さらに絆が深まるでしょう。

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