犬が耳掃除を嫌がるのはなぜ?正しい愛犬の耳掃除方法を知ろう
更新日:2024年09月02日
犬が耳掃除を嫌がる理由
犬のからだの中で、汚れやすいくかつ掃除がしにくい箇所が「耳」です。奥の方は見えない上に繊細な箇所でもあり、耳掃除を嫌がる犬も少なくないため、多くの飼い主が耳掃除は「怖い」「難しい」と、頭を悩ませています。
しかしながら犬種によってはこまめな掃除が必要になってきますので、できる限り犬が嫌がることなく耳掃除できる方法を理解し実践してみましょう。
しかしながら犬種によってはこまめな掃除が必要になってきますので、できる限り犬が嫌がることなく耳掃除できる方法を理解し実践してみましょう。
犬が耳掃除を嫌がる理由4つ
- 体を保定されるのが嫌だから
- 耳掃除の洗浄液が冷たくて嫌だから
- 耳掃除の洗浄液の匂いが嫌だから
- 耳掃除に慣れていないから
犬が耳掃除を嫌がる理由1:体を保定されるのが嫌だから
保定とは、治療や検査のために、動物の動きを制限する行為のことです。犬に何かしらの治療や処置を行う上では、安全のためにも動かないように保定することはとても大切なことです。
しかし、それまでの経験、例えば去勢や避妊手術、注射など、怖い思いや痛い思いをする際には必ず保定されていたような成犬は、保定されるイコール苦痛が伴うことをされると理解し、耳掃除の際に保定しようとすると嫌がることが多いと考えられます。
しかし、それまでの経験、例えば去勢や避妊手術、注射など、怖い思いや痛い思いをする際には必ず保定されていたような成犬は、保定されるイコール苦痛が伴うことをされると理解し、耳掃除の際に保定しようとすると嫌がることが多いと考えられます。
犬が耳掃除を嫌がる理由2:耳掃除の洗浄液が冷たくて嫌だから
犬に限らず、人間でもどんなほかの動物でも、耳の中に液体を入れられることを好む動物はまずいません。
ただでさえ不快な上に、洗浄液が冷たければ不快要素が二十に重なるわけですから、洗浄液の冷たさを忌み嫌って耳掃除を嫌がることは当然のことです。
ただでさえ不快な上に、洗浄液が冷たければ不快要素が二十に重なるわけですから、洗浄液の冷たさを忌み嫌って耳掃除を嫌がることは当然のことです。
犬が耳掃除を嫌がる理由3:耳掃除の洗浄液の匂いが嫌だから
犬は、匂いの種類によって、また、年齢や環境、個体によっても鼻がどの程度効くかは差があるものの、刺激臭なら人のおよそ1億倍感知することができると言われています。
洗浄液のにおいは人間が思う以上の嗅覚を刺激し、耳掃除を嫌がるとも考えられます。
洗浄液のにおいは人間が思う以上の嗅覚を刺激し、耳掃除を嫌がるとも考えられます。
犬が耳掃除を嫌がる理由4:耳掃除に慣れていないから
人間でも何をされるかもわからず、いきなり触られたり耳に液体を入れられたりしたら恐怖を感じるはずです。
人間との間に充分な信頼関係が構築されていれば、それでもおとなしくしていることができることもありますが、信頼関係も十分でない上に、耳掃除自体に慣れていなければ嫌がるのは至極自然なことです。
人間との間に充分な信頼関係が構築されていれば、それでもおとなしくしていることができることもありますが、信頼関係も十分でない上に、耳掃除自体に慣れていなければ嫌がるのは至極自然なことです。
犬の耳掃除はなぜ必要なの?
耳掃除は、難しい上に犬が嫌がることのひとつですが、一度耳の病気を発症してしまうと簡単には治らず犬はさらに嫌な思いをすることになります。
特に、垂れ耳の犬や耳の中にも被毛が生えている犬、外耳道が狭い短頭種は、日頃のケアが何より重要なのです。
特に、垂れ耳の犬や耳の中にも被毛が生えている犬、外耳道が狭い短頭種は、日頃のケアが何より重要なのです。
犬の耳掃除が必要な理由3つ
- 耳垢が溜まるから
- 匂いがするから
- 耳ダニができるから
犬の耳掃除が必要な理由1:耳垢が溜まるから
健康な犬の耳垢は少し黄色がかった白色で、においもほとんどなく、自然と外に排出されるしくみになっているため、頻繁な耳掃除は必要ありません。
しかし、細菌やなどに感染すると、耳垢が溜まる、耳垢が黒っぽい、いやなにおいがする、
耳が腫れる、耳垢がべとつくなどの症状がみられるようになるので、そうなる前に、とくに垂れ耳の犬などは耳の中が蒸れやすいためにこまめな耳掃除が必要になります。
しかし、細菌やなどに感染すると、耳垢が溜まる、耳垢が黒っぽい、いやなにおいがする、
耳が腫れる、耳垢がべとつくなどの症状がみられるようになるので、そうなる前に、とくに垂れ耳の犬などは耳の中が蒸れやすいためにこまめな耳掃除が必要になります。
犬の耳掃除が必要な理由2:匂いがするから
犬の耳から嫌なにおいがするのは、耳の中が蒸れることによってその周囲の皮膚に炎症を引き起こすためです。
また、垂れ耳の犬種は、耳の入り口を塞ぐように閉じてしまうので、季節を問わず耳の中が湿り、その結果耳だれがしやすくにおいがすることにつながってしまうのです。
また、垂れ耳の犬種は、耳の入り口を塞ぐように閉じてしまうので、季節を問わず耳の中が湿り、その結果耳だれがしやすくにおいがすることにつながってしまうのです。