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犬に野菜は必要?与える量と与えてはいけない野菜や果物

更新日:2024年08月23日

あなたは犬を飼ったことはありますか。犬のごはんは当たり前のようにドッグフードしかあげていないという方は、ぜひ食事のレパートリーを広げるためにも野菜を与えてみてはいかがでしょうか。今回は、犬に与える野菜についての注意点や目安などを紹介します。

犬に野菜は必要?与える量と与えてはいけない野菜や果物

犬に野菜ジュースを与えてはいけない理由

市販で販売されている野菜ジュースは、あくまでも人間用です。犬には塩分や糖分が多すぎるため、市販の野菜ジュースはあげないほうがいいでしょう。

ただし、どうしても犬が野菜ジュースを好む場合は、あげないのもかわいそうだと感じてしまうのが飼い主心でしょう。そこで、どうしても野菜ジュースをあげたい場合は以下の内容に注意してください。

ナトリウムをチェック!

ナトリウム値とは、塩分濃度を表しています。犬の場合、体重1kgに対して1日50mgが必要になります。なお、ナトリウム50mg=塩分50mgではありません。実際の塩分はナトリウム(mg)×2,54÷1000で計算し、正確な数値を出しましょう。

ちなみに、だいたい体重が5kgの犬の場合は、ナトリウムが250mg、塩分は0,635gになりますので、目安にしてください。人間に比べると、ほぼ摂取していないような塩分です。

糖分の取りすぎにも注意!

パッケージには砂糖不使用と書かれていても、ショ糖が入っている場合があるので注意しましょう。このショ糖とは、果物から取れた糖分のことであり、犬には砂糖と変わらず糖分となるため糖質の摂りすぎに繋がります。

飲みやすくなるため、ほとんどの野菜ジュースに入っていますので、しっかり確認することが大切です。なお、砂糖や塩分が何一つ入っていない野菜ジュースは、青汁のようなかなり苦く飲みづらいものが多いため、せっかく買っても飲まなかったということもあります。

犬に野菜は必要なの?

結論から言うと、与えたほうがいい食材です。犬は草食動物ではなく、人間と同じ雑食動物です。草食動物の場合、体内にある酵素のおかげで草の繊維などから栄養を摂取することができますが、我々雑食動物は草食動物のようにうまく酵素が働かないため栄養を摂取することができません。

しかし、そのおかげで消化しきれなかった食物繊維が腸を掃除し、便として排泄することができます。犬も同様で、便秘気味の子や便の量が少ない場合には積極的にあげるといいですが、必ずあげなければいけないわけではありません。

野菜を食べてくれない

ドッグフードは犬にとって完全栄養食のため、必ず野菜をあげなければいけないわけではありません。ダイエット目的で野菜を食べて欲しい飼い主さんもおられますが、その場合はダイエットフードに置き換えるのも手段でしょう。

また、犬が高齢の場合は野菜を食べないのではなく食べられない可能性もあります。いずれの場合も、無理に与える必要はないでしょう。

犬に野菜を与えるならどれくらい?

野菜を与える場合、ご飯として与えるのか、おやつやご褒美として与えるかドッグフードや手作りごはんかで量が異なってきます。手作りごはんの場合は、ごはんとして与えたほうがいいでしょう。与える量は、だいたい主食と野菜で3:1の割合になるようあげましょう。主食は脂質を抑えた鶏肉などのお肉にし、野菜は添える程度で良いでしょう。

ドッグフードを与えている家庭では、おやつやご褒美としてあげるといいでしょう。1cm程度の角切りにした野菜が食べやすいためです。なお、野菜を与えてから便秘をし始めた場合は、野菜の量を少し増やしてあげるといいでしょう。下痢をした場合は野菜の量を減らしてください。

犬に生の野菜をあげてもいいの?

消化

生野菜をあげても大丈夫ですが、犬は野菜類の消化は得意ではありません。肉食系雑食動物のため、場合によっては消化不良や下痢などの症状が出る場合もあります。このような症状が出た場合は生野菜をあげるのは控え、症状が続くようであれば獣医さんへ相談にいきましょう。

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初回公開日:2017年10月29日

記載されている内容は2017年10月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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