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犬はヨーグルトを食べても大丈夫?与えるメリットとおすすめの種類

更新日:2024年10月06日

犬にヨーグルトを与えていいのかどうか悩んでいる人はいませんか。この記事では、犬にヨーグルトを与えていいのか、与える場合のメリットやおすすめの市販のヨーグルトについて紹介しています。犬にヨーグルトを与えてみたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

犬はヨーグルトを食べても大丈夫?与えるメリットとおすすめの種類
上記で解説したように、犬にヨーグルトを与えることで様々なメリットや効果を期待することができます。特に胃腸が弱いなど健康面で心配な部分がある場合は、愛犬の健康を維持する目的で与えてみるのもおすすめです。

ただ犬にヨーグルトを与える際には適当に与えるのではなく、与え方を意識する必要があります。特に与える量に関しては、ヨーグルトは脂肪を含んでいるので与え過ぎには注意しなければいけません。

またどのようなタイミングで与えるのかも考えておかないと、肥満傾向になってしまう可能性があります。このため、ここからは犬へのヨーグルトの与え方のポイントを解説します。

少しずつ毎日与える

ヨーグルトはたまに与えるのではなく、毎日与えることで効果が期待できるのはもちろん、持続的な効果を得ることができます。そのため犬の健康を考えるのであれば、できる限り毎日与えることがおすすめです。

またどの程度の量を与えたらいいのかわからないという人も多いのですが、体重にもよりますが、例えば小型犬であれば小さじ1杯から2杯程度が適量とされているなど、基本的には少量で問題ありません。

体重から算出するのが難しいという場合は、スプーン1杯程度と覚えておきましょう。

食事のトッピングやおやつにする

ヨーグルトを犬に与える場合、食事にトッピングとして利用するかおやつとして提供する方法がおすすめです。ほかにも、食後のデザートのような感覚で提供するというやり方もおすすめだと言われています。

ヨーグルトの乳酸は胃酸に弱いという傾向があるので、食後の方が胃酸が弱まっているので乳酸が働きやすいというメリットがあります。このため食後の方が、ヨーグルトの効果を得やすいのではないかと考えられているのです。

また口当たりがよくて食べやすいヨーグルトを食事のトッピングに利用すると、他の食材を食べるきっかけにしやすくなっています。

犬にヨーグルトを与える際の注意点

犬へのヨーグルトの与え方について理解した上で意識しなければいけないのが、犬にヨーグルトを与える際の注意点です。どんなに犬の健康に良い食品として挙げられているヨーグルトであっても、与えすぎてしまうと逆効果になってしまいます。

また与えるヨーグルトの種類や添加物の有無によっては、犬の健康を害してしまうだけではなく命の危険にさらしてしまう可能性があるので、注意しなければいけないポイントをしっかり理解しておかなければいけません。

ここからは、そんな犬へヨーグルトを与える際の注意点について解説します。

ヨーグルトを冷やしすぎない

ヨーグルトを犬に与える際、温かい状態だと乳酸菌の効果が失われてしまう可能性があります。このため加熱せずにある程度冷えた状態で提供した方がいいのではないかと思われるものの、冷やし過ぎてしまうと胃腸を冷やしてしまう可能性が出てきます。

犬の胃腸が冷えてしまうと下痢を起こしてしまう恐れがあるため、基本的には常温での提供が望ましいです。やり方としては、冷蔵庫に保存されているヨーグルトを取り出したら、3分から5分程度部屋の中に置いておきましょう。

後はスプーンで軽く混ぜて、冷たすぎなければ提供して大丈夫です。

アレルギー症状が出る場合は与えない

人間も犬も、どのような食材にもアレルギーを起こす可能性があります。このため犬に初めてヨーグルトを与えた際、アレルギー症状が出てくることが考えられます。特にヨーグルトに含まれているたんぱく質に対して、アレルギー症状が出てくる場合があるようです。

そのような点から、最初のうちは嘔吐や下痢などのアレルギー症状が出ないかどうか特に注意して見守ることが必要になります。

そうしてアレルギー症状が出た場合は与えないようにするか、アレルギー症状かどうか疑わしい場合は時間を空けて少しずつ与えてみるのもありです。

出典:アレルギー|松葉動物病院メディカルセンター
参照:http://www.matsunami.co.jp/petcare/petcaredog/caredog_13.html

生乳100%の無糖ヨーグルトが基本

ヨーグルトであればどんなものでも犬に与えていいというわけではなく、基本的には生乳100%の無糖ヨーグルトやプレーンヨーグルトを選びましょう。

人間用のヨーグルトの中にはキシリトールなどの人工甘味料やフルーツが入っているものも多いのですが、それらは避けた方がいいです。人工甘味料は犬にとって毒がありますし、フルーツも犬が食べてはいけない種類があります。

このため人間用のヨーグルトを食べさせる場合は、キシリトールなどの人工甘味料や犬が食べてはいけないフルーツなどが入っていない、無糖ヨーグルトがおすすめです。

与える量は多過ぎないように注意

犬にとってヨーグルトはおすすめの食材ですが、健康に良いからと言ってたくさん与えるのはNGです。与える量が多くなってしまうと、下痢など胃腸の調子を崩してしまう原因となりかねません。

また無糖ヨーグルトであっても、そもそもヨーグルトは牛乳からできている乳製品です。乳脂肪が多い食品を与えすぎてしまうと、肥満になってしまう可能性もあります。

このような点から、犬にとってヨーグルトはおすすめではありますが、与えすぎてしまうと逆効果なので、あくまで少量ずつ与えるようにしましょう。

添加物が入ったヨーグルトはNG

キシリトールなどの人工甘味料のほかにも、添加物が含まれているヨーグルトもNGです。人工甘味料が犬にとって毒となってしまうのと同じように、添加物の内容によっては犬の健康に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。

特に乳糖が含まれているヨーグルトだと、犬種によって分解できないので体調を崩してしまう可能性があります。特に人間用のヨーグルトには添加物が入っているものが多いので、注意が必要です。

どうしても心配だという場合は、犬用として販売されているヨーグルトを与えるようにしましょう。

病気の犬は与えてもよいか獣医に確認

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初回公開日:2022年08月03日

記載されている内容は2022年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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