犬用スリングの簡単な作り方｜家にあるもの3つでDIYできる方法

風呂敷を使った作り方とは違い、針と糸を使って縫い合わせる必要があります。
そのため、使っている針や糸を犬が誤飲しないよう注意しましょう。
部屋で犬を放し飼いをしている方は、作業中はケージの中に入れるなど犬が近づかないようにしましょう。
少し席を離す時も犬がいたずらしてしまわないか細心の注意を払ってスリングづくりができると良いですね。

最後に紹介するスリングの作り方は、バスタオルを使った作り方です。
この動画も人間の赤ちゃん用スリングの作り方ですが、サイズを調整すれば犬用のスリングとして使うことができます。
使わないバスタオルが家に溜まっているという方は、ぜひ手作りスリングに活用してみてくださいね。
切ったり縫う作業がないので、裁縫が苦手な方でも簡単にスリングを作ることができますよ。

風呂敷を使った作り方と同じように作り方が簡単な分、強度も低いので体重の多い犬や暴れやすい犬のスリングとして使う時には、注意しましょう。
特に、犬を支える部分は犬と自分の身体にバスタオルを挟むだけで抜けやすいので要注意です。
バスタオルのスリングは肩に掛ける布の幅が広く、犬を抱える飼い主への負担は小さくなりますが、気を抜かず必ず両手で犬を支えるようにしましょうね。

続いては、犬用スリングを作る際の注意点を3つご紹介します。
針や糸を使わない簡単な作り方でできるスリングですが、次の注意点を粗末にしてしまうと思わぬ事故に繋がる危険性もあります。
大切な愛犬と楽しい時間を過ごすためにも、細部まで気を配ってスリングを作るようにしましょうね。

犬用スリングを作る際の注意点1つ目は、そこのマーキングを曲線にすることです。
犬を抱っこする時の手の形に注目すると、腕のカーブが丸みを帯びていますよね。
スリングを作る時にも、同じように丸みを意識して作ることで犬は安心してスリングの中に入ることができます。
布製のスリングなら犬の重みで自然と曲線的になるので、作る時には重みで沈むことを考えてサイズ設計するようにしましょう。

犬用スリングを作る際の注意点2つ目は、そこは犬が苦しくない深さにすること。
スリングの底が深すぎると犬は身動きがとりにくくなり、パニックにおちいってしまうこともあります。
一方で、スリングの底が浅すぎると暴れた勢いで犬がスリングから飛び出してしまうこともあるので注意が必要です。
スリングの底の深さは犬の大きさや体重によって異なるため、型紙を使用する場合も愛犬サイズに調整して作るようにしましょう。

犬用スリングを作る際の注意点3つ目は、飛び出し防止紐を付けておきこと。
普段静かな犬でも、慣れないスリングに入ると足場が安定せず、暴れまわってしまうことがあります。
愛犬の命を守るためにも飛び出し防止紐を付けて逃げ出さないよう対策をしておきましょう。
紐の長さが短すぎると犬が宙づりになってしまうため、地面につくぐらいの長さに設定するのがです。