Search

検索したいワードを入力してください

犬の夜泣きの理由とうるさい場合の対策・しつけ方法・対策グッズ

更新日:2024年03月07日

犬の夜泣きは、近所迷惑になったり家族が寝不足になったりして困ってしまいますが、実は、犬の夜泣きには理由があります。寂しいときや、病気のとき、痴呆症の場合もあります。大切な家族の一員でもある愛犬の夜泣きの理由を知って、穏やかに過ごしていきましょう。

犬の夜泣きの理由とうるさい場合の対策・しつけ方法・対策グッズ

犬の夜泣きをやめさせるしつけ方法

犬の夜泣きは、はじめて犬を家族に迎え入れた飼い主さんや、今まで夜泣きすることがなかったのに、急に夜泣きをするようになった、長年愛犬と一緒に暮らしてきた飼い主さんにとっても困った問題です。

街中が静まりかえった夜中に愛犬の夜泣きがはじまると、ご近所の迷惑になって、気が気ではなくなったうえに苦情がきたり、家族が熟睡できなくて睡眠不足になってしまったり、困り果ててしまう飼い主さんが多くなっています。

実は、犬の夜泣きは、犬の年齢や状況によっていろいろな理由があります。夜泣きの原因がわかれば、愛犬の状況に応じて夜泣きをやめさせるしつけができます。ここでは、犬の成長に応じた理由と夜泣きの対応をご紹介していきます。

子犬

お母さんから離されて、知らない場所で知らない人間の中に放り込まれたら、人間の大人でも悲しくなって不安を感じてしまいます。それは犬も同じで、子犬だったらなおさら感じてしまいます。

そして、お母さんがいない夜中に、みんなが寝静まった暗い空間にポツンと置かれたら、子犬はなおさら不安になって夜泣きしてしまいます。

もともと犬は、体が何かに触れていないと不安になる習性があります。とくに子犬は、母親が体をなめてあげたり、兄弟同士でくっついて眠ったりするので、たえず温もりを感じていることで安心感を感じています。

子犬が夜泣きをする一番の原因は、一匹になると寂しくて吠えて、飼い主が来てくれると泣き止むといった行動の繰り返しです。子犬に早く新しい家族との環境に慣れてもらうために、次の方法をご紹介します。
・ラジオやテレビなど音の出るものをつけておく。

・飼い主の匂いのついたTシャツやタオルを寝床に置く。

・子犬よりも小さいぬいぐるみを一緒に置く。

・ひとりで遊べるおもちゃを置く。

・ヤケドをしないように暖かい湯たんぽを寝床に置く。

・車のライトなど外からの刺激をなくす。

夜泣きが心配で飼い主さんが姿をあらわしてかまってあげると、夜泣きすると飼い主がきて遊んでくれると覚えてしまうので、気をつけてください。

成犬

成犬の夜泣きは、日中の運動不足が原因の場合があります。成犬は、かなりの運動量が必要で、日中のお散歩や他犬とのコミュニケーション、飼い主さんとの時間が満たされていないと、夜泣きをして要求することがあります。

犬の種類によって、必要な運動量を把握して、お散歩や遊び、ドックランなどに連れていって、必要な運動量を満たしてあげることが必要です。

それでも夜泣きが止まらないときは、お気に入りのおもちゃを置いてあげたり、転がしておやつが出てくる知育トイを置いてあげると、おやつに夢中になって夜泣きをしなくなり、頭を使って疲れて寝てしまいます。

老犬

認知症の場合の夜泣きは、人間と同じような感覚で考えてあげます。昼夜が逆転してしまったり、ご飯を食べたのにわからなくなったりするので、夜中にお散歩やご飯を要求して夜泣きします。

お散歩ができる老犬であれば、日中のお昼寝をなるべく減らして、ゆっくりお散歩をして日光浴をしたり、家族とのコミュニケーションを多くして、明るいときはお散歩や遊ぶ時間で、暗くなった夜中は寝る時間と感覚で習慣づけて、昼夜逆転を改善させてあげてください。

認知症状でない場合の夜泣きは、体が自由にならなくなったり、目や耳が衰えてしまったことで、夜になるとますます見えずらくなり、耳も聞こえずらいので不安になって夜泣きしてしまいます。

老犬の不安を和らげるために、寝床を飼い主さんの姿が見える場所や、同じ部屋にすると安心して夜泣きしないようになります。

無視

家族の一員として迎い入れた愛犬が、夜泣きしないために大切なことは、初日に夜泣きをされても、無視をすることが一番効きめがあります。

夜泣きがはじまって、心配で様子を見にいったり、ゲージから出して抱き上げたり、おやつをあげたりしてしまうと、犬の中で、「夜に泣くと抱っこしてくれる」「夜に泣くとおやつがもらえる」と覚えてしまうからです。

夜泣きは近所迷惑にもなるし、家族が寝不足になってしまうので、最初が肝心です。可愛くて仕方がない愛犬ですが、最初に飼い主が我慢をして、無視をすれば、夜泣きをしても無駄だと覚えて、家族みんなが穏やかに過ごしていけます。

放置

犬の夜泣きには、必ず理由があります。子犬の夜泣きはお母さんから離れて寂しかったり、成犬の夜泣きは、日中の運動不足で飼い主に要求していたり、老犬は、認知症や体の衰えが原因です。

しかし、それ以外に病気による夜泣きの場合も考えられるので、愛犬の様子や環境を無視して、しつけだからと放置してしまうは、とても危険です。

家族になって何年も経ってから、突然夜泣きするようになったり、鳴き方がいつもと違って、どこかおかしいと感じる場合は、神経系に異常が起きている可能性があります。

また、病気や体の痛みが原因で夜泣きする場合もあるので、夜だけではなく、日中の様子をよく観察して、動物病院で診察することをします。

犬の夜泣きがうるさい時の対策方法

ひどい

次のページ:犬の夜泣きが突然始まった理由と対策

初回公開日:2017年10月27日

記載されている内容は2017年10月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related