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大型犬のしつけは大変?大型犬のしつけの重要ポイントなど紹介

更新日:2024年03月03日

賢くて、包容力のある大型犬が大好き、という方もおられるでしょう。しかし同じ問題行動でも、小型犬に比べ深刻度が高いため、飼い主さんにはしつけの責任が強く求められます。愛犬がトラブルの元になってしまわないために欠かせないしつけとは。

大型犬のしつけは大変?大型犬のしつけの重要ポイントなど紹介

大型犬のしつけが重要な理由

大型犬に限らず、動物を飼う以上は、人間社会に適応させるのが飼い主の義務です。それでも猫や小さい犬の場合、問題行動があってもせいぜい小言を言われるだけで済むことも多いですが、大型犬ならどうでしょうか。

他人のお子さんに飛びついただけでも大怪我になりかねず、最悪の場合、殺処分の対象になる可能性も。

悲しい結末を避けるためにも、正しいしつけは不可欠だと言えます。

大型犬のしつけで意識すべき重要ポイント

さあ、大型犬のしつけに向き合う準備はできましたか?

それでは、個別の問題行動に対するトレーニングに入る前に、意識しておくべき重要ポイントを把握しておきましょう。下の2点は、どんなしつけにも共通する前提条件です。

大型犬のしつけで意識すべき重要ポイント1:しつけをする時期

いつから大型犬のしつけを始めればいいのでしょうか。答えは「今から!」です。

愛犬が自宅にやってきた日が、しつけのスタート時です。特に子犬の間は好奇心が旺盛で、遊びの一環としてトレーニングができるメリットがあります。また、一度悪い癖がついてしまうと、矯正は思いの外大変です。

保護犬など、成犬を迎え入れた場合でも、少し時間はかかりますが根気よく向き合ってあげてください。

大型犬のしつけで意識すべき重要ポイント2:興奮をコントロールさせる

いくら頭のいい大型犬でも、ただ飼い主さんが言えば従う、というわけではありません。大切なのは、聞く耳をもたせるということです。

実は、犬は興奮をしているときには周りのことが見えても聞こえてもいないんです。そんなタイミングでコマンドを出しても、意味はないですね。

ではどうすれば、興奮をコントロールさせることができるのでしょうか。

まずは、飼い主さんが一緒になって興奮しないことです。大きな声をあげたり追い回したりすると、余計に興奮度を上げてしまうことになるだけです。

そして、興奮したときには何もいいことがない、と気づかせること。相手にせず、落ちついたら褒めてあげるなど、一貫したルールで対応することが肝心です。

大型犬にするべきしつけ

ここからは、大型犬で問題になりがちな4大行動とそのしつけ方について、見ていきましょう。

しつけといっても、ただ命令に従わせるということではありません。愛犬の習性・心理を理解し、正しい行動へ導いてあげることが飼い主さんの役割です。

すぐできなくても、過剰に叱ったり叩いたりせず、気を長く持つことを忘れないでくださいね。

大型犬にするべきしつけ

  1. :吠える
  2. :飛びつく
  3. :散歩で引っ張る
  4. :噛み付く

1:吠える

吠えることは犬のコミュニケーションでもあります。禁止するのではなく、吠える原因を取り除くのがよいでしょう。

来客や他の犬に吠える場合、自分が群れを守る立場だと思っているのかも。あなたをリーダーと認識させ、愛犬が守られていると感じさせれば、自ずと吠えなくなるでしょう。

また、要求吠えには無視するのが一番です。一度要求が通ると繰り返してしまいますので、根負けすることのないよう、家族で徹底してください。

2:飛びつく

大型犬の飛びつきは特に危険なので、やめさせましょう。

飛びついてくる時の犬は興奮がMAXです。「大型犬のしつけで意識すべき重要ポイント2」で見たとおり、興奮には相手にしないのが鉄則です。

愛犬が飛びつこうとしたら、後ろを向いたり一歩下がり、距離を置きましょう。犬の目も見ないで下さい。そして落ち着いた頃に座らせ、よく褒めてあげましょう。おとなしくしている方が飼い主さんに構ってもらえると気づかせる事です。

3:散歩で引っ張る

犬との信頼関係は散歩で築かれるといわれるほど、リーダーウォークは欠かせないしつけです。特に大型犬は力で抑えづらいため、ルールとして覚えさせることが大切です。

まず、家を出るのは興奮が収まってからにします。

そして散歩中は、犬から主導権を奪うことです。引っ張られた瞬間に反対方向へ歩きます。また引っ張ってきたらまた反対に。

何度か繰り返すと、犬は混乱して、飼い主さんに集中するようになります。
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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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