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保護犬のしつけは根気が必要!保護犬のしつけ方と注意点5つ

更新日:2024年03月10日

保護犬は適切なしつけがされていないことも多く、過去の辛い経験や、成犬の場合は性格や習慣が確立していることもあり難しさもありますが、その分できるようになったときの喜びもひとしおです。絆を結び、人間と共に社会に順応していくために、根気よくしつけに取り組みましょう。

保護犬のしつけは根気が必要!保護犬のしつけ方と注意点5つ

保護犬が散歩を怖がるときのしつけ対処法

保護犬が散歩を怖がるときのしつけ方法

過去に散歩に連れて行ってもあったことがなく、ずっとケージの中に暮らしていた場合や、子犬期に社会化がなされていなかった場合、楽しいはずの散歩も不安要素でいっぱいの時間に感じてしまう保護犬も少なくありません。

保護犬が散歩を怖がった場合、どのような対処方法があるのか、解説していきます。

保護犬が散歩を怖がるときのしつけ対処法1:力づくで引っ張って連れて行かない

子犬の頃、ほとんどお散歩に連れていってもらった経験がなかった場合、見知らぬ環境や犬や人に対する社会化ができておらず、知らない情報に遭遇することが不安になります。

保護犬は、事情はそれぞれですが、この社会化ができていないことが多く、その場合楽しいはずの散歩に恐怖を感じてしまっているのです。

嫌がるのには理由があるわけで、それを力づくでひっぱり無理やり歩かせてしまっては、嫌なことを無理強いされた体験としてトラウマとなり、ますます怖がってしまうでしょう。

無理にひっぱるのではなく、お散歩は楽しいものだという体験をさせてあげるようにすることが大切です。

保護犬が散歩を怖がるときのしつけ対処法2:抱っこしながら散歩する

保護犬の場合、子犬ばかりでなく成犬でも、外の世界が未知の環境であること少なくありません。

また散歩にすら連れていってもらったことがなければ、首輪やハーネス、リードをつけたこともない可能性もあります。

なんだかわからないものを身体にいきなり装着され、見たこともない場所に突然連れていかれたら、不安でいっぱいになるのは致し方のないことです。

まずは首輪やハーネス、リードをつける練習から始めるとよいでしょう。

できたらご褒美がもらえるといった嬉しい体験を積み重ねた上で、抱っこしたままきまったコースを散歩するなどし、外の環境に慣れさせてあげることからはじめてみるとよいでしょう。

保護犬が散歩を怖がるときのしつけ対処法3:好きなおもちゃやおやつで気を引く

慣れているもの、好きなものには安心感を覚えることができます。

例えば 音のなるおもちゃやボールなど、その子の好きなおもちゃを散歩の際一緒に持っていき、地面においてあげるなどして、その環境で遊ばせてみるのもひとつの手です。


いきなり歩くことを強要されては、散歩が嫌なものと学習してしまい、負の強化につながってしまいかねません。

まずは外の環境が、好きなものと一緒に遊べる場所だと認識してもらい、怖さを柔らげていくところから、焦らず徐々に対処していくのもよいでしょう。

保護犬のしつけには真摯に向き合う姿勢と根気が必要

捨てられたり、虐待を受けたり、同じようなつらい経験をしている保護犬でも、天真爛漫な明るい性格の子もいれば、警戒心が強く、心を閉ざしてしまっている子もいます。

保護犬のしつけの難易度を一口でこうと言い切れないのは、その子の過去の経験だけでなく、もともとの気質も関わっているからです。

その性格により、しつけに時間がかかる子もいれば、比較的教えたことを覚えてくれやすい子もいてそれぞれですが、信頼に基づいた主従関係を結ぶことができれば、たとえ歩みは遅くとも、できることが増えていくようになるでしょう。

これまでにつらい経験をしてきた分、愛情を注ぎ根気よく向き合ってあげることが大切です。

初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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