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犬との散歩で快適に歩くためのしつけ法|犬と歩くときの基本

更新日:2024年07月05日

愛犬と楽しく散歩できていますか?「犬が引っ張る」や「いうことを聞いてくれない」とき、犬のしつけでどんなことに気をつければよいのか知って、きちんとしつけていきましょう。今回の記事では、正しい犬の歩く姿についても紹介します。

犬との散歩で快適に歩くためのしつけ法|犬と歩くときの基本

犬が正しく歩く姿とは?

散歩などで犬と一緒に歩いているとき、犬の歩き姿をチェックしてみたことがありますか?そもそも犬が正しく歩くとどういう姿になるのか、知らない飼い主さんも多いです。

今回の記事では、犬が正しく歩く姿や快適に散歩するためのしつけ方、注意点などについて紹介します。歩く犬の姿を観察して、正しく歩いているかチェックしてみましょう。

犬が正しく歩く姿1:ウォーク

犬が正しく歩く姿、1番目に紹介するのは「ウォーク」で日本でいうところの「並足(なみあし)」です。

「ウォーク」はわりとゆっくりなテンポで歩く歩き方で、足を1本だけ上げて他3本は地面に接している歩き方になります。この歩き方をしていると、犬が歩くのが遅いです。

散歩中に犬が周囲のにおいを嗅ぎながら歩いているときや、何かに気をとられながら歩いているときによく見られます。このことから、散歩中に標準的にみられる歩く姿になります。

犬が正しく歩く姿2:トロット

ウォークよりも少し速い犬の歩き方が「トロット」で、日本では「速歩(そくほ)」と呼ばれています。これでもまだ、犬は走ってはいません。

「トロット」では犬が右前足と左後ろ足、次に左前足と右後ろ足とリズムよく2本の足を交互に出して歩きます。4本の足のうち2本ずつが地面と接する形になる、という歩く姿が特徴です。

ウォークよりは少し早く歩くときの歩き方ではありますが、これはまだ走り出してはいませんので、そこまで速度は出ていません。

犬が正しく歩く姿3:フライングトロット

犬が正しく歩く姿、3つ目の「フライングトロット」はトロットよりも速く走っているとのき歩く姿であり、一瞬宙に浮くことから「飛行速歩(ひこうそくほ)」と呼ばれています。

基本的な歩く姿については、トロットのときと変わりません。右前足と左後ろ足、左前足と右後ろ足をリズムよく前に出して歩くのですが、速度が上がるので4本の足がどれも地に着かないときがあります。

かなり速い歩き方で、もはや走っているといいえる速度であり、散歩中ではなくドッグランなどで見かけることのある姿です。

犬が正しく歩く姿4:ペース

続いて紹介する犬の歩く姿、「ペース」は日本では「側対歩(そくたいほ)」と呼ばれているのですが、一部の中型~大型犬以外には見られない歩き方となっています。

「ペース」は犬が右前足と右後ろ足、続いて左前足と左後ろ足といったように同じ側にある足を同時に出してしまう歩き方で、人間でいうところの右手右足を同時に前に出す歩き方です。

そのため小型犬ではあまり見られない歩き方で、一部の大型犬がしていることがあります。また、犬が緊張しているときの歩く姿としても見られることがあります。

犬が正しく歩く姿5:アンブル

犬が正しく歩く姿、5つ目の「アンブル」はウォークからトロットへ、並足(なみあし)から速足(そくほ)に切り替わる途中に見られる歩き姿です。

3本の足を地につけている状態は変わりませんが、少しスピードが速くなってトロットに移り変わろうとしている、犬が歩くスピードを上げていくときに見られる姿です。

緩急をつけた散歩をしているときや、ドッグランなどでよく見かけることがあるのではないでしょうか。

犬が正しく歩く姿6:キャンター

「キャンター」は左右の前足と後ろ足がそろったように歩く姿ですが、地面には1本~2本の足が着いている歩き方で、日本では「駆け足」と呼ばれています。

トロットよりも速く歩く、走るときの姿であり、長距離を走る犬ぞりの犬たちに見られる姿です。かなり速いスピードではありますが、必ず1本から2本は地に足が付いています。

キャンターよりスピードを上げて一瞬体が浮くような姿の場合は、「ギャロップ」となります。

散歩で犬と快適に歩くためのしつけ方

実際に犬を飼ったことがない方の中には、普通に外につれだせば犬と散歩できると考えていらっしゃる方も多いのですが、飼い主も犬も快適に散歩するとなるとそれなりにしつけが必要になります。

実際にどのようなしつけをしていけばよいのか、散歩のしつけ方を見ていきましょう。
次のページ:犬と歩くための訓練をする際の注意点4つ

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