4ヶ月のチワワの体重ってどのくらい？心の変化や育て方を紹介

4ヶ月のチワワの適正体重は、およそ800～900グラム前後であるとされています。ただし、チワワは非常に個体差の大きい犬種であると言われています。この適性体重から軽すぎたり重すぎたりした場合でも、あわてないようにしましょう。

ワンちゃんが適正体重であるかどうかは、ボディーコンディションスコアというもので確認することができます。これは、わんちゃんの全身を触り、「背骨があることがわかるか」「ウエストラインがくびれているか」「あばら骨があることがわかるか」を判断することを指します。

ボディーコンディションスコアをおこない、全身を触ることでスキンシップにもなります。とくに4ヶ月のパピーには、スキンシップをおこなうことで信頼関係の形成に大きく役立ちます。

また、予防接種などの定期検診の際に、獣医師にしっかりと診断をしてもらうことも、適切な体重維持の役に立ちます。

4ヶ月のチワワは成長期なので、何事にも好奇心旺盛で、飼い主さんによく甘えてくるという特徴があります。また、好奇心はありつつも、臆病でもあるため、不安を感じると震えることもあります。

生後4ヶ月もたつと、骨格はしっかりとしてきています。しかし、個体によっては関節がゆるんだり、骨折したりすることもあります。そのため、注意しながら遊んだり、抱っこするようにしましょう。

生後4ヶ月のチワワの特徴は押さえられたでしょうか。
ここからは生後4ヶ月を迎えたチワワのしつけの方法を紹介していきます。

犬をしつける場合は子犬の状態の時にするのが一般的です。
問題なくチワワを飼うために、必ずしつけの方法はチェックをしておきましょう。

無駄吠えや甘噛みなど、「してはいけない行動」したときに「ダメ」としかりながら軽くリードを引っ張ります。そうすることで、ワンちゃんが「これはしてはいけないことなんだ」と学習します。そして無駄吠えや甘噛みがなくなったら、すぐにおやつなどで褒めるようにしましょう。

おうちに迎え入れることが多い4ヶ月ころからしっかりとリードでしつけを行うことで、しっかりとした信頼関係を築くことができるようになります。

リードを使うことで、飛び出したり、びっくりして逃げようとしたときに制御することができます。しかし、突然装着すると、ワンちゃんもびっくりしてしまいます。そのため、まずは首輪、あるいはハーネスのみ、次にリードを見せながら装着、慣れてきたら少しずつリードを使って歩く訓練をしていきましょう。

チワワは、一般的によく吠える犬種だと言われています。体が小さいため、警戒心が強く「近づくな」という警告の意味で吠えるのだと言われています。とくに4ヶ月のチワワの場合は、環境にまだ慣れていないということもあり、ムダ吠えが多い時期です。しっかりとしつけていきましょう。

吠えて止まらなくなった時の対処法は
①「ダメ」と声をかけてしかる。
②体を軽くおさえつける。
③数秒間そのままおさえつけておく。
④吠えることをやめたらしっかりとほめる。

しかる時はワンちゃんの名前を呼ばないように注意しましょう。名前でしかってしまうと、「名前を呼ばれる＝しかられる」と覚えてしまうため、信頼関係が築けなくなるおそれもあります。奥に幼い4ヶ月の時にそれを学習してしまうと、後から治すことは困難を極めます。また、身体をおさえつけるときには、無理に力をかけないようにしましょう。最悪の場合、骨折することもあります。

4ヶ月のチワワがリードを引っ張る理由として、「引っ張ることが悪いことだと知らない」「好奇心旺盛でどこにでも行きたくなる」「飼い主がリードを引っ張っている」「ワンちゃんがリーダーになっている」といったものがあげられます。

きちんとしつけるコツは、
①リードの長さを１m前後に保つ。余る分に関しては手に巻き付けるなどして長くなりすぎないようにする。
②ワンちゃんが引っ張ったら止まる、あるいは反対側に歩き出す。
③きちんと理解してきたらほめる。
を徹底するとよいでしょう。

4ヶ月のチワワは成長期ということもあり、好奇心旺盛です。またおさんぽデビューも始まる時期のため、余計に引っ張ってしまうことも多くあります。4ヶ月のパピーちゃんの性質をよく理解して、しつけをするようにしましょう。

生後4ヶ月のチワワは、まだかむ力が弱いため、パピー用のドライフードをふやかしたものをあげるようにしましょう。また、消化機能も弱いため、一度にたくさんあげるのではなく、一日に4～5回くらいにわけてあげます。

かむ、消化する力が備わってきたら、徐々にふやかす水の量を減らし、6～7ヶ月ころには、ふやかさずにそのまま食べられるように、徐々に慣らすようにしていきましょう。