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カニンヘンダックスとは?特徴やお迎えする方法について紹介

更新日:2024年10月26日

カニンヘンダックスフンドをご存じでしょうか。本記事では、彼らが日本に渡った歴史から性格、迎え入れの方法、必要な道具、運動方法などについて紹介しています。カニンヘンダックスフンドを飼ってみたい方は、ぜひ参考にしてください。

カニンヘンダックスとは?特徴やお迎えする方法について紹介
カニンヘンダックスフンドとダックスフンドの違いは、その大きさです。

基準となるのは胸囲で、35cm以上の大きさを「スタンダードダックスフンド」、30~35cmを「ミニチュアダックスフンド」、30cm以下を「カニンヘンダックスフンド」と呼んで区別しています。

カニンヘンダックスフンドは、この中で一番小さい種類となります。

カニンヘンダックスフンドは飼いやすい?

「基本的な性格」でも触れていますが、カニンヘンダックスフンドは狩猟犬の由来を持っているため、賢くて活発、明るい性格といえそうです。

飼い主が求める好みにもよりますが、大人しさを優先するのであれば、温厚で優しく甘えん坊の長毛(ロングヘア)が飼いやすいと言えるのではないでしょうか。

カニンヘンダックスフンドのしつけのポイント

カニンヘンダックスフンドは、ウサギの狩猟犬として活躍してきた由来があるため、飼い主への「要求吠え」や来客などへの「警戒心吠え」など「無駄吠え」が目立つ傾向があります。

躾けは、成犬よりは幼犬のうちに、特に生後3~12週頃までにしっかりとし、飼い主とのコミュニケーションを深める努力と工夫が必要です。オスはメスよりも警戒心が強いために、頑固さを理解しながら向き合う必要があります。

「要求吠え」については、要求に応え過ぎず構い過ぎずに距離を置くなど、ある意味で無視という態度も必要です。「警戒心吠え」については、大きな声などで叱りつけずに、むしろ優しくなだめたり、オヤツを使って気を逸らせたりして極度の関心を和らげてあげることが大切です。

カニンヘンダックスフンドのお世話

愛犬と呼べる存在になると、気を遣うことがたくさんあります。カニンヘンダックスフンドは暑さに弱い犬種ですから快適温度はとても重要です。ここでは、必要な運動量に見合うお散歩などについて紹介しています。

快適に過ごせる温度

そもそも、犬は人間の体温と比較して2度ほど高い傾向があります。さらに、体温を調節できるのは口を開けて舌を出しパンティング(ハァハァと呼吸)することだけです。熱を発散させる汗せんも肉球にしかない状態です。

寒さには強いですが、暑さに対しては自力の対応能力が低いため、室内温度で25度、湿度で60%を超えればエアコンを稼働させて温度調整をしてあげる必要があります。

散歩や運動後でないにもかかわらず、呼吸が早かったり、寝そべってぐったりしていたりしないかを注意して観察してあげるようにしましょう。

適切な運動量

散歩は運動だけではなく、外の環境になれるという目的も兼ねていますので、毎日明るい時間帯の朝夕2回を目安とすれば良いでしょう。

1回の散歩量は往復30~60分程度を目安に、好奇心の継続やパンティングの状態を見ながらメリハリを付けたり、コースを変えてみたりするのが良いでしょう。

雨の日などは外出を無理せずに、室内でのボール遊びやロープなどの玩具を使った運動を工夫してみましょう。

カニンヘンダックスフンドは胴長のため腰への負担が大きく、椎間板ヘルニアを誘発する危険性もあるため、高低差の大きい階段や長い登り坂、長時間の運動や散歩は避けるようにしましょう。

カニンヘンダックスフンドに必要なお手入れ

ここでは、カニンヘンダックスフンドに必要なお手入れ方法について解説していきます。

彼らの気持ちになって考え、愛情込めて対応してあげましょう。

ブラッシングやシャンプー

シャンプーは毎月1~2回程度、ブラッシングは基本毎日、間隔を置いても2~3日に1回はスリッカーブラシとコームを使ってとかしてあげましょう。

スキンシップも兼ねて体の様子を観察し、嫌がったり痛がったりするところがないかもチェックしてあげると良いでしょう。

定期的な歯磨きや爪切り

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初回公開日:2022年08月13日

記載されている内容は2022年08月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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