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でかいマルチーズって何キロ?平均値や体型から心配される病気を紹介

更新日:2024年10月28日

マルチーズがどんな犬なのか、でかくなることがあるのか分からないことがあるでしょう。本記事では、マルチーズの体型に差があるのか、病気の可能性があるのか、飼育の仕方などを紹介しています。マルチーズを育てようと考えている方や体型のことで悩んでいる方は役立てて下さい。

でかいマルチーズって何キロ?平均値や体型から心配される病気を紹介
「小型犬のマルチーズはでかくなることがあるの?」
「マルチーズはどんな犬なの?」
「小さいマルチーズにはどんな原因があるの?」
このようにマルチーズについて詳しく知らない方もいらっしゃるでしょう。また、飼育しているマルチーズの体型に問題があるのではと不安な方もいらっしゃいませんか。

この記事ではマルチーズについて基本的な知識、昔から愛される理由、体型に関する注意すべきこと、飼育するときに必要なお手入れについて解説しています。また子犬のマルチーズがどのように成長するのか、しつけのコツなども紹介します。

記事を読むことでマルチーズのことを深く理解し、健康的に楽しくマルチーズと生活できるようになるでしょう。

マルチーズの飼育を考えている方、体型の差に疑問を持っている方は、この記事を参考にしていただけると幸いです。

そもそもマルチーズってどんな犬?

小さい体に真っ白な毛に覆われ、人になつきやすい性格のマルチーズは、昔から愛玩犬として世界中の人から愛されています。ヨーロッパが原産国、紀元前1500年頃にはマルチーズの祖先と言われる犬種が発見されている歴史ある犬種です。

日本では1960年頃から現在に至るまで、狭い住環境でも室内犬として飼育できる手軽さもあり長く愛されています。犬の飼育環境は番犬として室外犬が主流でしたが、マルチーズはペットとして家族のように室内で犬を飼育することを一般的なものにしたと言われています。

ここからはマルチーズについて、原産国やいつ頃からペットとして飼われるようになったのかなどの歴史、長く愛される理由とも言える性格や特徴について紹介します。

マルチーズの歴史

観光地としても人気がある地中海に浮かぶ美しい島のマルタ島は、マルチーズの原産国と言われています。マルタ人をMalteseと呼び、犬のマルチーズと呼ばれる由来となった可能性があります。

島の歴史は古く遺跡が多く残されていて、紀元前500年頃に発掘された遺跡の中にはマルチーズのような犬が描かれたものも発見されています。昔からマルチーズが人に愛されていたことがよくわかるでしょう。

現在、家庭で飼育されるようになった犬種の多くが使役犬として、人のために仕事をすることを前提に飼われていましたが、マルチーズは使役犬ではなく愛玩犬として昔から愛されていました。

マルチーズは商人などのペットとして長い船旅をともにし世界中に広がり、多くの貴族に愛されたと言われています。

マルチーズの特徴

体全体がシルクのような白い毛で覆われていて暖かい地方が原産のためアンダーコートのみで抜け毛が少なく、垂れた耳に黒い鼻と目が特徴です。小型犬なので大型犬とくらべると寿命が長く15年前後が平均寿命と言われています。

毛が抜けにくいですが床を引きずるほど毛が伸び続けるのでトリミングが必須でしょう。専門のトリミングサロンを利用することでオシャレにカットしてもらう他に、皮膚病を予防したり怪我をしないよう爪のケアをしたり犬の健康を守れるのでおすすめです。

また、マルチーズの真っ白な毛を保つためには目や口の周りを拭いてあげるなど毎日ケアが必要でしょう。

運動量は室内で遊ぶ程度で十分ですが、気分転換やストレス発散などの効果があるので、短時間で30分程度のお散歩がおすすめです。

マルチーズの性格

マルチーズは飼い主に従順で番犬の役目も果たすほど、勇敢に立ち向かうことがあると言われています。その一方、愛玩犬として昔から人に愛されていたこともあり、落ち着きと人懐っこさ、明るい性格も持ち合わせています。

雄の方が比較的穏やかな性格の子が多いと言われていて、好奇心旺盛で遊ぶことも大好きです。賢く褒められることが大好きなので、教えられたことを覚えるのが早いでしょう。子犬の頃から甘やかさずに褒めながらしつけることが大切です。

また、散歩に連れて行くことで社会性を身に付けさせ、警戒心からくる無駄吠えや攻撃性が強くならないようにしつけましょう。

マルチーズの大きさってどのくらい?

マルチーズの歴史は古いですが現在に至るまであまり体型や見た目が変わっていません。毛で覆われているため見た目にはふっくらしているように見えますが、実は引き締まっていてバランスの取れた体型です。

マルチーズの体重はおよそ2キロから5キロと個体差があり、同じ親から生まれた兄弟でも違いがあり、飼育環境で差が出ることはないと言われています。体高に関してはおよそ23センチから25センチと言われていて、小型犬の中でも非常に小さい体型です。

子犬の時はまるまる太っていたとしても、成犬になるにつれて睡眠時間と運動時間のバランスがとれて引き締まった体になることが多いため、成長に合わせた餌の与え方や適切な栄養量を守るようにしましょう。

子犬のマルチーズの体型

ペットショップなどで販売できるようになる2カ月から7カ月ぐらいまでが子犬と呼ばれます。子犬のマルチーズは体重が0・7キロから1.5キロぐらいで体高が12センチ前後です。この時期に高カロリーの餌をしっかり与えることで健康に成長させられるでしょう。

マルチーズの子供の成長は2カ月から6カ月の間に体重が約200グラムから300グラム増え体高も急速に成長します。その後、成長はゆるやかになり10カ月には成犬とほぼ変わらない大きさになります。

成犬のマルチーズの体型

小型犬のマルチーズは生後8カ月以降から成犬の体格になり体重が3キロ前後、体高20センチから25センチほどになります。

餌は子犬用のままでは栄養が多すぎるので、成犬用のものを少しずつ混ぜて変えるようにします。突然餌を変えると食べなくなったり体調を崩したりすることもあるので注意しましょう。子犬用を与え続けることで肥満の原因になり、でかいマルチーズになることがあります。

成犬になってからは体重の変化がほぼなくなり、一定の体重を保つようになりますが運動不足やおやつの食べ過ぎにより体重が増えてしまうことがあります。定期的に体型の変化がないか体重の増減がないかチェックして健康管理してあげましょう。

平均よりもでかいマルチーズっているの?

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初回公開日:2022年08月16日

記載されている内容は2022年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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