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盲導犬に向いているのはどんな犬種?向いている犬種と理由をご紹介

更新日:2023年12月23日

盲導犬に適した犬種があるということをご存じでしょうか。盲導犬というと、だいたい同じような犬種ばかりみかけるな、と心当たりのある人も多いのではないでしょうか。本記事では、盲導犬に向いている犬種について取り上げ、ご紹介しています。

盲導犬に向いているのはどんな犬種?向いている犬種と理由をご紹介

盲導犬に向いている犬種とは?

盲導犬にはどのような犬が選ばれるかご存じですか?

盲導犬は、同じような犬種ばかりで、あまりいろいろな犬種から選べるイメージがないと感じている人は、「正解!」です。

盲導犬は、普通のペット犬とは異なり、盲導犬になるための条件をクリアできる犬種からしか、選ばれないのです。

それでは、盲導犬に向いている犬種をみていきましょう♪

盲導犬に向いている犬種1:ラブラドールレトリバー

盲導犬としてもっとも選ばれている犬種は、「ラブラドールレトリバー」です。

ラブラドールレトリバーが盲導犬に適しているとされるのは、この犬種の性格的特徴や寿命の長さに理由があります。

まずは、ラブラドールレトリバーの特徴・性格・寿命についてみてみましょう。
ラブラドールレトリバー
特徴もともとは、狩猟犬・水猟犬
性格環境適応能力が非常に高く、人間と仕事をすることが大好き
寿命10歳~14歳

ラブラドールレトリバーの特徴

ラブラドールの成犬は、体重が30kg前後、体高が60㎝前後です。

成犬のラブラドールは、人間の大人がハーネスを持って、腕をピンと伸ばさずにいられる体高です。

腕をピンと伸ばさずにすむ、いわば「遊びのある状態」は、人を安全に誘導するのにベストなサイズだといわれています。

たれ耳とアーモンド型の優しい目も、衆人環境の中に行かなければならない盲導犬にとって、周囲の人に威圧感を与えずにすむ特徴といえます。

ラブラドールレトリバーの性格

ラブラドールレトリバーは環境適応能力が非常に高く、人間から与えられた仕事を達成することに喜びを感じる性格を持っています。

もともとは、狩猟犬や水猟犬として人間と生活を共にし、人間の役に立つことに喜びをかんじていました。

盲導犬となって、目の見えない方の役に立つということは、ラブラドールレトリバーにとってもなによりもの喜びになるのです。

ラブラドールレトリバーの寿命

ラブラドールレトリバーの寿命は10歳から14歳といわれており、ほかの犬種に比べると若干幅があります。

ラブラドールレトリバーには、黒・チョコレート・イエローの3色がありますが、この中のチョコレートだけがなぜか寿命が短く10.7歳です。

ラブラドールレトリバー全体の平均寿命は12歳なので、チョコレートが特に寿命が短いという特徴があります。

盲導犬に向いている犬種2:ゴールデンレトリバー

盲導犬としてラブラドールレトリバーの次に多い犬種が、同じレトリバー種の「ゴールデンレトリバー」です。

ゴールデンレトリバーは、ラブラドールレトリバーと同じレトリバー種なので、犬種としての特徴や性格などもラブラドールレトリバーと似ています。

ゴールデンレトリバーの特徴・性格・寿命についてみてみましょう。
ゴールデンレトリバー
特徴盲導犬育成訓練に非常に向いている犬種
性格明るく陽気な性格で、好奇心が強い
寿命10歳~12歳

ゴールデンレトリバーの特徴

ゴールデンレトリバーは、均整の取れた体付きで、オスは体高58〜61cm、体重29〜34kg、メスは体高54〜57cm、体重24〜29kg程度の大きさです。

ラブラドールレトリバーと異なり、多彩な毛色を持っています。

耳はたれ耳、アーモンド形の目を持つ優しい顔立ちで、大型犬ながらも人に威圧感を与えません。

ゴールデンレトリバーの性格

次のページ:盲導犬に向いている犬種3:ラブラドールとゴールデンのMIX犬

初回公開日:2019年08月09日

記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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