長野の天然記念物の川上犬ってどんな犬?川上犬の性格や特徴を紹介
更新日:2024年06月13日
川上犬の特徴1:柴犬より大きく、毛が長い
柴犬と言われている中でその代表とされているのが、信州の血を継いでいる信州柴犬です。川上犬は、その信州柴犬より大きく、胸も厚く、野性味が漂っているのが特徴です。
また川上犬の毛にも特徴があり、表面の毛はまっすぐで太くなっています。寒冷な地域に生息する犬種なので、身体に近い部分はやわらかい毛が密集して生えています。
体の部分によって毛の長さに若干差があり、毛は普通の柴犬よりも長く、毛の色は黒毛や茶毛、赤毛、白毛があります。
また川上犬の毛にも特徴があり、表面の毛はまっすぐで太くなっています。寒冷な地域に生息する犬種なので、身体に近い部分はやわらかい毛が密集して生えています。
体の部分によって毛の長さに若干差があり、毛は普通の柴犬よりも長く、毛の色は黒毛や茶毛、赤毛、白毛があります。
川上犬の特徴2:4種類の毛色
川上犬の毛色は、赤柴・黒柴・白・赤の4種類あります。被毛は二重毛になっています。表面の剛毛は真直で太く硬く光沢があり、下毛の綿毛は軟らかく密生しています。
寒冷な地域に生息する種なので、身体に近い部分はやわらかい毛が密集して生えています。-20℃くらいの環境でも耐えられる豊富な被毛をしていて、生え替わりの時期はたくさん毛が抜け、冬毛の抜ける春から初夏にかけては特に抜け毛が多くなっています。
寒冷な地域に生息する種なので、身体に近い部分はやわらかい毛が密集して生えています。-20℃くらいの環境でも耐えられる豊富な被毛をしていて、生え替わりの時期はたくさん毛が抜け、冬毛の抜ける春から初夏にかけては特に抜け毛が多くなっています。
川上犬の特徴3:立ち耳とふさふさの巻き尾
川上犬の耳は立ち耳で、尾はふさふさの巻き尾と日本犬の特徴を備えているのが特徴です。
犬の種類によって、耳のかたちは立ち耳または垂れ耳とそれぞれです。立ち耳の犬と垂れ耳の犬で聴覚に違いはありません。川上犬は他の柴犬と同じようにピンッと立った立派な立ち耳をしています。
また、犬の種類によって14種の尻尾の形があります。犬の尻尾は、太刀尾、巻き尾、垂れ尾、スクリューテイルなどが有名ですが、川上犬は他の柴犬と同じように、ふさふさの巻き尾をしています。
犬の種類によって、耳のかたちは立ち耳または垂れ耳とそれぞれです。立ち耳の犬と垂れ耳の犬で聴覚に違いはありません。川上犬は他の柴犬と同じようにピンッと立った立派な立ち耳をしています。
また、犬の種類によって14種の尻尾の形があります。犬の尻尾は、太刀尾、巻き尾、垂れ尾、スクリューテイルなどが有名ですが、川上犬は他の柴犬と同じように、ふさふさの巻き尾をしています。
川上犬の特徴4:天然記念物
天然記念物とは、日本を理解するうえで欠くことのできない特色のある郷土の自然物および自然現象をいいます。
文化財保護法では、動物およびその生息地、植物およびその自生地、地質鉱物で日本にとって学術上価値の高いものを指しています。
全国に約300頭あまりと希少価値の川上犬は、1983年に長野県の天然記念物に指定されました。現在も地元では、独自に川上犬の保存活動が続けられています。
文化財保護法では、動物およびその生息地、植物およびその自生地、地質鉱物で日本にとって学術上価値の高いものを指しています。
全国に約300頭あまりと希少価値の川上犬は、1983年に長野県の天然記念物に指定されました。現在も地元では、独自に川上犬の保存活動が続けられています。
川上犬の特徴5:オスとメスで容姿が違う
川上犬には、オスとメスとで体の大きさや容姿が異なる特徴があります。
川上犬のオスは、体長と体高がだいたい同じぐらいで、全体的に四角い体つきをしているのが特徴です。オスの標準の大きさは、35センチメートルから42センチメートルです。
一方、メスはオスに比べると体長が長く、華奢でスラリとした体つきが特徴です。メスの大きさは38センチメートルから45センチメートルとオスよりやや大きめです。
川上犬のオスは、体長と体高がだいたい同じぐらいで、全体的に四角い体つきをしているのが特徴です。オスの標準の大きさは、35センチメートルから42センチメートルです。
一方、メスはオスに比べると体長が長く、華奢でスラリとした体つきが特徴です。メスの大きさは38センチメートルから45センチメートルとオスよりやや大きめです。
川上犬の性格って?
ニホンオオカミの血を引いているといわれる川上犬は、活発で好奇心旺盛な性格をしています。また、川上犬は賢く、飼い主に従順で忠誠心の強い性格で、飼い主のことを大切に考え添い遂げようと努力する一面もありますが、誰にでもフレンドリーに接する犬ではありません。
ニホンオオカミの野生の記憶が体に残っているためか、警戒心や攻撃性も高く簡単に人になつきません。自分よりも体格の大きな相手にも立ち向かう勇敢な川上犬は、番犬向きだとも言われます。
川上犬は、しつけを一歩間違えると大変なことにもなるとも言われている犬です。
ニホンオオカミの野生の記憶が体に残っているためか、警戒心や攻撃性も高く簡単に人になつきません。自分よりも体格の大きな相手にも立ち向かう勇敢な川上犬は、番犬向きだとも言われます。
川上犬は、しつけを一歩間違えると大変なことにもなるとも言われている犬です。
- 川上犬の性格1:賢く忠実
- 川上犬の性格2:攻撃性が高い
- 川上犬の性格3:頑固で警戒心が強い
- 川上犬の性格4:信頼が生まれれば一生のパートナーに
- 川上犬の性格5:しつけを失敗すれば噛まれる恐れも
川上犬の性格1:賢く忠実
川上犬は、ほとんどの日本犬のイメージにあるように、飼い主に対して大変従順で、忠誠心の強い性格をしています。川上犬は、飼い主のことを大切に考え、添い遂げようと努力する一面も見せます。
川上犬は賢く、自立心に富み、さらに忠実な犬ですが、誰にでも懐くようなフレンドリーさはありません。
川上犬は賢く、自立心に富み、さらに忠実な犬ですが、誰にでも懐くようなフレンドリーさはありません。
川上犬の性格2:攻撃性が高い
川上犬は、オオカミの血筋を引いていると言われていることから警戒心が強く、時には攻撃的な一面を見せることもあります。川上犬には、今でもその外見や性格には野性的な特徴が残っています。
スキンシップ不足などで信頼関係が失われると、神経質で攻撃的になることがあるのが川上犬の特徴です。また、川上犬は、神経質な部分が見え隠れすることもあります。
川上犬との生活では、コミュニケーションをしっかりとる必要があります。
スキンシップ不足などで信頼関係が失われると、神経質で攻撃的になることがあるのが川上犬の特徴です。また、川上犬は、神経質な部分が見え隠れすることもあります。
川上犬との生活では、コミュニケーションをしっかりとる必要があります。
川上犬の性格3:頑固で警戒心が強い
川上犬は、警戒心や攻撃性が強く、番犬としてはとても心強い存在です。
常に毅然とした態度で、一貫性のあるしつけを行わなければ、川上犬は飼い主を侮って攻撃的になったり反抗的になったりしてしまいます。
頑固な性格なので飼い始めやしつけをする時には苦労はするでしょうが、川上犬に尊敬できる飼い主と認められたときには固い絆を実感できるに違いありません。
飼い主を一途に信頼し、素直に従う犬ですが、信頼関係を築くまでは簡単ではないでしょう。素直に甘える川上犬に育て上げた後の川上犬との繋がりは、飼い主だけが得られる特権です。
常に毅然とした態度で、一貫性のあるしつけを行わなければ、川上犬は飼い主を侮って攻撃的になったり反抗的になったりしてしまいます。
頑固な性格なので飼い始めやしつけをする時には苦労はするでしょうが、川上犬に尊敬できる飼い主と認められたときには固い絆を実感できるに違いありません。
飼い主を一途に信頼し、素直に従う犬ですが、信頼関係を築くまでは簡単ではないでしょう。素直に甘える川上犬に育て上げた後の川上犬との繋がりは、飼い主だけが得られる特権です。
初回公開日:2019年08月26日
記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。