キャバリアキングチャールズスパニエルの性格とは?正しい飼い方も紹介
更新日:2024年06月24日
キャバリアキングチャールズスパニエルはどんな犬?
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルはイギリス原産の小型犬で、「スパニエル種」という鳥猟犬のグループに属します。
とはいっても実猟犬ではなく、愛玩用に改良された犬種であり、華やかな見た目と穏やかな性格が持ち味のの家庭犬です。
とはいっても実猟犬ではなく、愛玩用に改良された犬種であり、華やかな見た目と穏やかな性格が持ち味のの家庭犬です。
キャバリアキングチャールズスパニエルの歴史
原産国のイギリスでは元々、ピーラム・スパニエルという犬種を改良した鼻先の短い小型のキングチャールズスパニエルがを博していました。その名のとおり、チャールズ1世、2世から寵愛を受けていたそうです。
しかし改良による健康やいびきの問題から、より丈夫でピーラムに近い容姿が求められるようになりました。そうした経緯で生まれたのが、現在のキャバリアキングチャールズスパニエルです。
しかし改良による健康やいびきの問題から、より丈夫でピーラムに近い容姿が求められるようになりました。そうした経緯で生まれたのが、現在のキャバリアキングチャールズスパニエルです。
キャバリアと呼ばれるまでの経緯
古いタイプのスパニエルを復活させようと動きが出たのは19世紀頃の話です。アメリカの富豪であるロズウェル・エドリッジが、チャールズ2世とともに絵画に描かれた長吻のスパニエルに感銘を受け、巨額の賞金を出したことから急速に運動が広がりました。
そうして長年の繁殖によって固定された長吻のキングチャールズスパニエルに、「中世の騎士」の意味をもつ「キャバリア」が付けられ、1945年にイギリスでキャバリアキングチャールズスパニエルが犬種として正式に登録されました。
これには「中世時代のスパニエル」や「王に仕える騎士」といった意味合いも含まれているそうです。
そうして長年の繁殖によって固定された長吻のキングチャールズスパニエルに、「中世の騎士」の意味をもつ「キャバリア」が付けられ、1945年にイギリスでキャバリアキングチャールズスパニエルが犬種として正式に登録されました。
これには「中世時代のスパニエル」や「王に仕える騎士」といった意味合いも含まれているそうです。
キャバリアキングチャールズスパニエルの特徴
真っ白な被毛に茶色の整った模様。大きく垂れた耳に、くりくりの愛らしい瞳。少しカールがかった柔らかな毛は絹のように美しく、なんとも言えない気品を醸しています。
ここではそんなキャバリアキングチャールズスパニエルの身体的特徴をご紹介します。
ここではそんなキャバリアキングチャールズスパニエルの身体的特徴をご紹介します。
キャバリアキングチャールズスパニエルの大きさ
キャバリアキングチャールズスパニエルの大きさは体重5〜8kg、体高30〜33cmと小型犬とされる部類の大きさです。性差はあまりありません。
小型犬の中でも大きめになるので、しっかりと存在感がありますが、飼育しやすいサイズ感ですし、万が一飛びかかってしまっても大事には至らない大きさなので、小さなお子様がいるご家庭にもです。
小型犬の中でも大きめになるので、しっかりと存在感がありますが、飼育しやすいサイズ感ですし、万が一飛びかかってしまっても大事には至らない大きさなので、小さなお子様がいるご家庭にもです。
キャバリアキングチャールズスパニエルの毛色
基本の毛色は4色です。 まずご紹介するのは、白地に茶色の模様である「ブレンハイム」というカラーです。
これはチャールズ2世の死後、キャバリアキングチャールズスパニエルの最大の支持者となったマールボロ公爵が好んだカラーであり、彼の領地の名が付けられました。頭頂部にロザンジュと呼ばれるひし形模様があると、その価値はさらに高まります。
続いては「ブラック・タン」です。全体が美しい黒い毛で覆われ、眉のような両眼の上、口周り、胸や足などに茶色の斑(タン)模様が入っているカラーです。白色の斑はあまり好まれません。
3つ目のカラーは「トライカラー」です。白・黒・茶色の3色から成るカラーです。ベースは白地に黒色の模様。ところどころに茶色も斑が入ります。
最後にご紹介するのは「ルビー」です。他の犬種でいうレッドに近い、明るい茶色一色で全身が覆われています。こちらもブラック・タン同様に、白色の斑は好まれません。
これはチャールズ2世の死後、キャバリアキングチャールズスパニエルの最大の支持者となったマールボロ公爵が好んだカラーであり、彼の領地の名が付けられました。頭頂部にロザンジュと呼ばれるひし形模様があると、その価値はさらに高まります。
続いては「ブラック・タン」です。全体が美しい黒い毛で覆われ、眉のような両眼の上、口周り、胸や足などに茶色の斑(タン)模様が入っているカラーです。白色の斑はあまり好まれません。
3つ目のカラーは「トライカラー」です。白・黒・茶色の3色から成るカラーです。ベースは白地に黒色の模様。ところどころに茶色も斑が入ります。
最後にご紹介するのは「ルビー」です。他の犬種でいうレッドに近い、明るい茶色一色で全身が覆われています。こちらもブラック・タン同様に、白色の斑は好まれません。
キャバリアキングチャールズスパニエルの寿命
キャバリアキングチャールズスパニエルの平寿命は9歳〜14歳と言われています。
数字としては小型犬の中でも一般的な水準であるといえます。しかし改良を重ねた経緯もあり、やや遺伝疾患としての心臓病の発症率が高い傾向にあります。
普段からおかしなことがないかよく様子をみて、少しでも変だなと思うことがあればすぐに動物病院を受診しましょう。健康に長生きさせてあげられたら良いですね。
数字としては小型犬の中でも一般的な水準であるといえます。しかし改良を重ねた経緯もあり、やや遺伝疾患としての心臓病の発症率が高い傾向にあります。
普段からおかしなことがないかよく様子をみて、少しでも変だなと思うことがあればすぐに動物病院を受診しましょう。健康に長生きさせてあげられたら良いですね。
キャバリアキングチャールズスパニエルの価格
20万〜30万の価格帯が最も多いです。特に血統は価格に反映されやすい項目といえるでしょう。
またカラーも、定番のブレンハイムよりは「ブラック・タン」や「ルビー」のほうが高い傾向にあります。
ブレンハイムでもロザンジュという頭頂部にひし形模様がある犬は、価値があがります。
またカラーも、定番のブレンハイムよりは「ブラック・タン」や「ルビー」のほうが高い傾向にあります。
ブレンハイムでもロザンジュという頭頂部にひし形模様がある犬は、価値があがります。
キャバリアキングチャールズスパニエルの性格とは?
初回公開日:2019年08月21日
記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。