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屋久島犬ってどんな犬?性格からわかる飼いやすさと飼い方とは

更新日:2024年06月24日

屋久島犬の特徴と飼育に必要な知識をご紹介します。屋久島犬は従順で忠誠心にあふれ、家族を守ってくれる中型から大型の犬種です。筋肉質でありながらスラリとしていて、大きな三角の耳が特徴的なスタイリッシュな見た目をしています。家庭犬の選択肢の一つとしてご紹介します。

屋久島犬ってどんな犬?性格からわかる飼いやすさと飼い方とは
屋久島犬の歴史ははっきりとわかっていません。島という閉鎖的な地域で長年交配され、姿が固定化された犬が屋久島犬とされています。

日本の犬の祖先にあたる縄文犬の一種とされる場合もあります。

屋久島犬が知られるようになってからは、他の犬種と交配し、屋久島犬として販売するブリーダーも存在しています。

純血の屋久島犬は減少していましたが、猟師の中には島内でのみ繁殖してきた血統種を、自家繁殖させており、一定数の純血の屋久島犬が現在も存在しています。

屋久島犬は人懐っこい性格?

屋久島犬は家族愛の強い犬種です。もともと猟犬として繁殖されてきたため、自分の主人と家族に対して従順で忠誠心が強く表れています。

猟犬としてだけでなく、家庭犬としても愛される性格の持ち主です。他人や他の犬とかかわることはあまり得意ではありません。家族を守りたいと気持ちが強く出てしまうことがあるので要注意です。

屋久島犬の性格

  1. 飼い主には従順で忠誠心が強い
  2. 飼い主以外には警戒心を抱く
  3. 敏感な感性を持っている
  4. にぎやかな場所は苦手
  5. 屋久島犬の飼いやすさと飼い方

飼い主には従順で忠誠心が強い

屋久島犬は飼い主に従順で忠誠心が強いです。猟犬として繁殖されてきたため、指示に従う事、仕事を与えられること、できた時にたくさん褒められることが大好きです。

頭がとてもよく、指示を覚えるのが得意なので、芸を覚えることもできます。主人の指示に従順に従うため、しつけを十分に行えば、家庭犬として優れた犬種です。

してはいけない事、よい事を明確にして、主人としてふるまうことでよい関係を作ることができます。

飼い主以外には警戒心を抱く

屋久島犬は主人以外には警戒心が強く、番犬向きな犬種です。主人と家族には愛情深い性格をしていますが、家族以外と仲良くするのは苦手です。

賢い犬種なので、しつけで無駄吠えやうなり声を上げないように教えることはできますが、基本的に他人や他の犬とかかわることを好まない性格をしています。

しつけをしていてもインターフォンや宅急便などには敏感に反応して吠えてしまことがあります。

どうしても吠えてしまうときには静かな部屋に移動させるなど、吠えずに済む方法を考える必要があります。

敏感な感性を持っている

屋久島犬はとても敏感な感性を持っています。特に、動くものに対する反応は非常に強く、おもちゃが大好きです。好奇心が強く追いかけることも大好きなので、ボールやフリスビーを使って遊ぶと運動にもなってよいでしょう。

主人の様子の変化にも敏感で、おかしいと思ったら心配するしぐさをみせることもあります。これも猟犬として主人と一緒に山歩きをしてきた歴史の中で生まれた特性といえます。

にぎやかな場所は苦手

屋久島犬は賑やかな場所は苦手です。動くものや音に敏感なため、にぎやかな場所だと疲れてしまうのでしょう。

お祭り、イベント、人が多い道、込み合ったドッグランなどは行きたがらないことが多いです。それよりも、森や野原などの自然豊かな場所で飼い主と一対一で過ごすことを好みます。

屋久島犬と外出するときには、ドッグカフェやお祭りなどにぎやかな場所よりも、静かな公園やキャンプ場がです。

屋久島犬の飼いやすさと飼い方

屋久島犬は特性さえつかめば、飼いやすい犬種といえます。しつけがしやすく、毛のお手入れも手間がかからず、屋内でも飼いやすいでしょう。

飼い主とその家族に対して従順で忠実、頭がよく指示に従うのが得意なため、よい家庭犬なります。飼い主以外に対する警戒心についても子犬の時の働きかけ次第で軽減できます。

屋久島犬の飼い方

  • 屋久島犬の飼いやすさと飼い方1:しつけがしやすい
  • 屋久島犬の飼いやすさと飼い方2:子犬の頃に社交的にすることが大事
  • 屋久島犬の飼いやすさと飼い方3:屋外飼いでもコミュニケーションをとる
  • 屋久島犬の飼いやすさと飼い方4:軽いブラッシングで大丈夫

屋久島犬の飼いやすさと飼い方1:しつけがしやすい

屋久島犬は賢く、しつけがしやすい犬種です。もともと猟犬として交配されてきた犬種で、飼い主の指示に従うこと、できた時に褒めてもらうことが大好きです。

動くものには敏感に反応するので、ボールやフリスビーなどおもちゃを使うことでしつけがしやすくなります。

しつけの時には覚えてもらいたいことを明確にして、ご褒美を用意しておくことでスムーズに覚えてくれます。

屋久島犬の飼いやすさと飼い方2:子犬の頃に社交的にすることが大事

次のページ:屋久島犬の特徴と飼育に必要な知識を頭に入れておこう

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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