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ウルフドッグの里親になるには|ウルフドッグの飼い方と注意点も紹介

更新日:2024年01月10日

オオカミとシェパードなどを交配したウルフドッグはオオカミの野性味と犬以上の愛情を持ちとても魅力的です。ウルフドッグの里親になるにはどうしたらいいのか。
ハイブリッドウルフの特徴や気性、飼い方とその注意点、グッズなどをご紹介します。

ウルフドッグの里親になるには|ウルフドッグの飼い方と注意点も紹介

ウルフドッグを飼う魅力

ウルフドックの魅力はオオカミによく似た外見とその野性味です。

飼い主には生涯を通じて愛情を示して忠実になりますが、内気ですが警戒心が強く、力も強く聡明で飼い主にはとても甘えます。そんなウルフドッグを飼う魅力をまとめました。

ウルフドッグを飼う魅力1:野性味あふれる

ウルフドッグの一番の魅力はその野生味あふれる姿と気質です。

オオカミとハスキーやシェパードなどの犬との交配種であるウルフドッグはウルフハイブリッドとも呼ばれます。ハスキー犬より痩せて見えますが、体毛が高密度に生えていて寒冷に強く、勇ましさも持ちながら同時に人懐っこさを見せます。

犬としての仲の良さとオオカミとしての警戒心と強い主従関係を示すので、飼い主として一度認められるとその生涯を忠実な友となります。並外れた力を持ち、運動能力も高く2〜3mの柵を飛び越えてしまうほどです。

ウルフドッグを飼う魅力2:聡明

ウルフドッグの魅力はその聡明さにもあります。

交配する犬にもよりますが、シェパードを交配したウルフドッグは特に聡明でとても頭のいい犬になり、飼い主に従順になります。

チェコスロバキアン・ウルフドッグと呼ばれる種類は旧チェコスロバキアでブリーダーが作ったとされています。カルパティアオオカミとジャーマンシェパードの血を引いて特に知性が高く、明るい性格を示します。しかし主従のしつけが十分になされないと飼い主に対しても攻撃的にもなります。

ウルフドッグを飼う魅力3:愛情深い

ウルフドッグの愛情深さは格別です。

オオカミの血を濃く引くほど群れへの忠誠を誓う性質が強く現れるために、飼い主やその家族をリーダーとして認めると生涯その愛情を示します。逆にそれ以外の人にはとても警戒心が強く、飼い主がいないところで他の人が近づくと事故になりかねません。

サールロースウルフドッグという種類は特に深い愛情をを示し、とてもいい家庭犬になる素質を持っています。しかし訓練やしつけを誤ると主従関係が逆になり飼い主に対しても大きな事故につながりかねません。

ウルフドッグを飼う魅力4:甘えん坊

ウルフドッグの甘えん坊ぶりは有名で投稿写真や動画によく出てきます。

多くのウルフドッグは飼い主に優しく接して内向的な甘えん坊ぶりをよく示します。それはオオカミとしての特徴でもあり独特の表現でもあります。厳しい自然の中で作られたオオカミの気性は環境の変化に敏感に気づき、それに反応して適応しようとします。

その適応力の強さが飼い主をリーダーとして認めると服従への姿勢として甘えた姿に現れます。しかし愛玩犬のような懐き方は求められません。お互いにある程度の距離を保ちながら主従関係を持つような間柄になります。

ウルフドッグを飼う時の注意点

ウルフドッグを飼う時の注意点をまとめました。

ウルフドッグ里親になるためには豊富な知識が必要です。飼い主も体力と時間の余裕が必要です。体も大きく運動量も多いので良質なエサをたくさん必要とします。しつけと訓練も大切です。

ウルフドッグを飼う時の注意点1:豊富な知識が必要

ウルフドッグを飼うにはオオカミと大型犬の豊富な知識が必要です。

犬は家畜として飼われた長い間にオオカミとしての性質を失いました。それを交配によって取り戻すために作り出されたのがウルフドッグです。ウルフドッグ里親になるには、大型犬をしつけるための訓練の経験や豊富な知識も必要です。

オオカミの血が濃いほどその性質が強く現れるため、その強い社会性やコミュニケーション能力、鋭い嗅覚や仲間を守る防衛本能などのオオカミについての知識も必要です。

ウルフドッグを飼う時の注意点2:入手先が限られる

ウルフドッグ里親を募集しているサイトもあり、国内で里親を探している方を見つけるのが現実的です。ウルフドッグの入手先は限られています。ペットショップではまず見かけません。

輸入業者を探して依頼するか国内のブリーダーを探すことで購入は可能です。ブリーダーのサイトでは30万円から50万円ほどです。中には100万円を超えるものもあります。多くはカナダから輸入される雑種です。

公認されているウルフドッグの種類はチェコスロバキアン・ウルフドッグやサールロースウルフドッグなどで、現在は日本国内で販売されていません。

ウルフドッグを飼う時の注意点3:しつけが難しい

ウルフドッグのしつけは大型犬よりは難しいです。

しつけの難しさはオオカミとして仲間の間で行われる意思疎通の能力の高さからもきています。オオカミは犬の10倍以上の表情や声を使い分けて仲間と意思疎通をしていて、ウルフドッグも同じようにそれを飼い主に求めてきます。

人間との親密な関係を拒絶するオオカミの性質と、逆に親密さを求める犬の性質の両方を受け継いでいるために、ウルフドッグは複雑な振る舞いをすることが多くあります。これをウルフドッグ里親が理解できない時には深刻な事態を招くこともあります。
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初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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