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ミニチュアピンシャーは飼いにくい?特徴や飼い方について紹介

更新日:2023年11月27日

ミニチュアピンシャーが飼いにくいと言われるのはどうしてなのでしょうか。本記事では、ミニチュアピンシャーの特徴、しつけ方、飼いにくいと言われる理由などを紹介します。ミニチュアピンシャーが本当に飼いにくいのか知りたい人はぜひチェックしてください。

ミニチュアピンシャーは飼いにくい?特徴や飼い方について紹介
ミニチュアピンシャーが飼いにくいと言われる理由は、その性格にあります。好奇心旺盛で元気な子が多いミニチュアピンシャーは、しつけをするのが大変です。また、警戒心が強くしつけがうまくいかないと攻撃する子に育ってしまうため、飼いにくいと感じるのでしょう。

実は、ミニチュアピンシャーは頭の良い犬種です。そのことも飼いにくいと感じる要因になります。頭の良い犬は、信頼関係の築けていない相手の言うことは聞きません。初心者は慣れていないため信頼関係を築けないことが多く、飼いにくいと感じるようになってしまいます。

加えて、運動が沢山必要なことも飼いにくいと感じる原因です。小型犬ではありますが、他の小型犬よりもずっと多くの運動をさせてあげることが求められます。その結果、思っていたのと違って飼いにくい、散歩に沢山行くのが大変で飼いにくい、という意見が出てしまうのです。

ミニチュアピンシャーの飼い方

ミニチュアピンシャーを飼いにくいと感じる理由について説明しましたが、飼いにくいと感じるのは事前に情報を知らず、自分の理想のイメージのまま飼い始めてしつけがうまくいかなかった場合の人に多いでしょう。

飼いにくいと感じないためには、事前に飼育方法やしつけ方を知っておくことが大切です。より良い方法で飼育することができれば、ミニチュアピンシャーも元気で快適に生活することができますし、飼い主側も飼いにくいと感じることはなくなるでしょう。

ここでは、ミニチュアピンシャーの飼い方を紹介していきます。ぜひミニチュアピンシャーを飼育する際の参考にしてください。飼い始める前に知識を揃えて、事前に準備ができることは進めておきましょう。

ミニチュアピンシャーの飼育に必要なもの

犬を初めて飼うという人がいきなりお迎えしても、家にあるものだけで飼育をすることはできません。ミニチュアピンシャーを迎え入れる前に、飼育に必要なグッズは揃えておきましょう。

事前に揃えておきたいものは、ケージ、ベッド、トイレ、ドッグフード、食器、給水器、おもちゃなどです。飼い始めてからは、首輪やリード、シャンプー、ブラシ、爪切り、服などを必要に応じて購入するようにしましょう。

当然ですが、これらのものを購入するにはお金がかかりますし、加えて生活費もかかります。お金がかかることは事前に知っておき、余裕をもって飼育を開始するようにしてください。

最初に揃えておきたいグッズの合計金額の目安はおよそ3万円~4万円です。さらに、おもちゃなどのグッズは壊れたら買いなおすこと、フードやおやつは定期的に購入することにも留意しておきましょう。

ミニチュアピンシャーの食事で気をつけたいこと

ドッグフードは、総合栄養食を与えるのがおすすめです。商品のパッケージに総合栄養食と記載がありますから、よく確認してください。一般食は食いつきが良くなるようにつくられていますが、総合栄養食は栄養バランスを意識してつくられているため、より健康に良いです。

フードを与える量は、基本的にはパッケージに記載されている分量で大丈夫です。ただし、愛犬の様子に応じてフードも変えることは忘れないようにしましょう。

体重やその日の体調によって、フードを与える量には変化をつけます。また、子犬、成犬、シニア犬というように、成長に応じてフードも変えていってください。

手づくりのフードを与えたいという人もいるでしょう。その場合は、栄養バランスに気をつけてつくるようにしてください。バランスの維持が難しいときは、サプリメントなどで補うこともできます。

ミニチュアピンシャーのしつけの仕方

ミニチュアピンシャーのしつけは非常に大切です。しつけの失敗は、飼いにくいと感じることにもつながります。できるだけ早い時期から始めるようにしましょう。

しつけは、興奮しても落ち着けるようになること、自制心を育てることを目的に行うと良いでしょう。「おすわり」や「まて」などの指示を教え、遊んでいる最中で興奮していたとしても指示に従えるように練習します。できたらご褒美をあげて褒めてあげましょう。

また、来客があった際にも指示に従えるように練習します。インターホンが鳴っても吠えるなどの反応をさせないようにしてください。できたら褒めることを繰り返せば、次第に自制心が育って攻撃性の低い子に育つでしょう。

しつけをするうえでは信頼関係が欠かせません。信頼関係が築ければ、飼い主の言うことを聞く子になってくれます。飼いにくい犬種だと諦めることなく、しっかりしつけに取り組んで信頼関係を築きましょう。

ミニチュアピンシャーの病気と予防方法

飼いにくいとも言われるミニチュアピンシャーですが、実は体の面では比較的丈夫で飼いやすい犬種です。ただし、気をつけてあげなければ病気になってしまうこともあります。病気になる前に予防方法を知り、実践してあげるようにすると良いでしょう。

ミニチュアピンシャーは被毛が短いため、皮膚がデリケートです。そのため、皮膚炎を起こしてしまうことがあります。皮膚炎の予防は難しいため、発症してしまった場合に軽減させてあげることを意識しましょう。皮膚炎の原因は遠ざけ、シャンプーで清潔を保つようにすると良いです。

小型犬は、膝蓋骨脱臼という病気になりやすいです。この病気は膝の骨が脱臼し、ひどくなると歩けなくなってしまうこともあります。先天性の場合は防げませんが、外傷性の場合は防ぐことが可能です。床を滑らない素材にしたり、段差を避けたりすることが効果的でしょう。

ミニチュアピンシャーを飼うのに向いている人

ミニチュアピンシャーは飼いにくいと言われますが、飼育に向いている人が飼えば飼いにくいと感じることなく、一緒に仲良く暮らすことができるでしょう。犬の飼育に慣れていない初心者の人でも、相性が良ければ飼育することができます。

大切なのはしつけやトレーニングがしっかりできることです。しつけができなければ飼いにくい子に育ってしまう可能性が十分にあります。性格を理解したうえで信頼関係を築き、しっかりしつけられるという自信がもてる人に向いているでしょう。

また、しっかりと運動させてあげられることも大切なポイントです。運動量の多さもミニチュアピンシャーが飼いにくいとされる理由に挙げられます。しかし、長い時間散歩に出かけられたり一緒に運動するのが好きだったりする人には適している犬種です。

ミニチュアピンシャーを飼う時の注意点

次のページ:ミニチュアピンシャーの特徴を知った上で大切に飼おう

初回公開日:2022年07月23日

記載されている内容は2022年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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