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かっこいい日本犬にはどんな犬種がある?性格や見た目の特徴も紹介

更新日:2024年03月01日

そもそも日本犬とは何を指すのでしょうか?この記事では日本犬の種類や性格などを紹介します。また、日本犬の見た目の特徴、日本犬以外の日本原産の犬種も紹介します。犬やペットに興味のある方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

かっこいい日本犬にはどんな犬種がある?性格や見た目の特徴も紹介
日本原産の犬の中には、外国の犬と交配されて誕生した犬種がいます。それらの犬種にもかっこいい犬種がいますので、そちらを紹介していきます。

1:土佐闘犬

土佐闘犬は四国犬にルーツがある犬種で、その名の通り闘犬用に海外の獰猛な大型犬と交配して作られた犬種です。

その歴史は14世紀頃、土佐藩にて藩士の士気を高めるために、四国犬を用いた闘犬が盛んに行われました。その後四国犬に、イングリッシュ・マスティフ、セント・バーナード、イングリッシュ・ブルドッグ、グレート・デーンなどを交配し、土佐闘犬が作られました。

見た目の特徴としては四国犬の要素はほぼなく、筋肉質で顔はマスティフにそっくりで、洋犬のかっこいい部分を持つ犬種です。毛色は赤毛、黒毛、虎毛色などがあります。

性格は闘犬として作り出されたのもあり、しっかりとしつけなければ人を襲うことも度々ある獰猛な犬種です。イギリス、フランス、ドイツなどでは危険犬種として指定され、口輪の装着など厳重な管理が義務付けられています。

飼育するのであれば飼い主がきちんと管理しましょう。

2:アメリカン・アキタ

アメリカン・アキタは秋田犬にルーツを持ちます。第二次世界大戦後、アメリカ兵が秋田犬をアメリカに持ち帰り、シェパードやマスティフと交配されました。その結果、秋田犬とは違うアメリカン・アキタが誕生しました。

見た目はがっしりとして骨太な体格を持った、重量感のあるかっこいい大型犬です。毛色は赤、白、フォーンなど様々です。

性格は人懐っこく優しい性格で、従順で勇敢な犬種です。飼育は可能ですが大型犬故、運動量も多いので、散歩や運動、食事など、ある程度手間のかかる犬種と言うことを覚えておきましょう。

3:狆

狆は「ちん」と読み、日本原産の小型犬です。歴史は、朝鮮から日本の宮廷に献上された犬が狆の祖先と言われています。徳川綱吉が江戸城で室内犬として飼っていました。

見た目の特徴は、まずその絹糸のような長い被毛が目を引きます。マズルはとても平たく、横に広い顔つきです。長い毛はしっかりとブラッシングしないともつれることもあるため、注意が必要です。

性格は元々愛玩犬として作られており、大人しく興奮しすぎないので室内飼育に向いた性格です。かっこいいというよりは、かわいく愛くるしい犬種と言えるでしょう。

4:日本スピッツ

日本スピッツの起源は1920年頃に、シベリアから日本に渡来したジャーマン・スピッツが起源であると言われています。

特徴は何と言っても豊富でフワフワな真っ白な被毛です。首から前胸にかけては大変美しい毛並みですが、春になると大量の毛が抜け落ちます。また、尖った吻が特徴的な犬種です。

性格は温和で明朗・利口ですが、反面、神経質でストレスと溜めやすいとされています。飼育するのであれば、静かな環境を用意してあげる必要があります。

5:日本テリア

日本テリアは家庭犬として作られた犬種で、非常に短毛な被毛と小柄ながらスマートで引き締まったかっこいい身体を持つ犬種です。また、その被毛は黒い頭と白い体が特徴的です。

1700年代にオランダより長崎に渡来したスムース・フォックス・テリアを祖として小型犬を配し、改良したものです。その後主に神戸や横浜などの港町で、抱き犬としてかわいがられ「お雪」「ミカド・テリア」などという愛称で親しまれたそうです。

性格は機敏で活発です。明るくはつらつとしている姿は、見た目通りのかっこいい犬種ですね。ただ、やや怖がりなところもあるようです。

かっこいい日本犬について知ろう

日本犬の種類や特徴・性格、日本犬の他にも外来種が混ざった犬種も紹介しました。これから飼育を検討している方も、すでに飼われている方も「日本犬」について新たな発見があったのではないでしょうか。

日本犬はかっこいいだけではなく、我が国で古くから生まれ、共に歴史を歩んできた相棒とも言える存在です。そんな彼らに対する知識を深めることは、日本人にとって大切なことと言えるでしょう。

また、犬を含めペットを飼うのであれば、それは全て飼い主の責任となります。動物のせいにするのはもってのほかです。環境やしつけの仕方など、しっかりと学んだ上で飼育してください。

本記事を参考に、これらからの日常生活においての、日本犬に対する意識や接し方を変えてみましょう。

初回公開日:2022年12月09日

記載されている内容は2022年12月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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