プードルの赤ちゃんの育て方｜しつけがしやすい？性格や飼い方まとめ

まず授乳期ですが、これは一般的に生後2か月以内（誕生時から3週間）頃までを指し、その期間内の体重の増減を管理する時期に当たります。この頃は完全にプードルも赤ちゃんの状態なので、自分で食べに行き、その食事量を制限する、といった行動ができません。

そのため、上記の表でご紹介しました体重の前後を守る程度にミルクをやり、必ずやり過ぎないよう留意しておくことが大切です。

次に離乳食移行期ですが、これは一般的に生後3週間目から4週間目辺りを指して言われますが、この頃になると次第に自分でエサを欲しがったり、ミルクを飲みたい仕種をしてみるようになります。

それでも、次々にエサを欲しがる傾向がまだ抜け切れていない状態も見られるため、先述の体重表をもって定期的に体重の増減を管理しておき、なるべく腹八分目を守る程度にミルク・エサをあげましょう。

次は成犬移行期ですが、これは生後8週目以降を指して言われており、この頃になるとあるていど赤ちゃんプードルも自分でエサ・ミルクの分量を調整してねだるようになります。そのため、エサを欲しがっている際に決まった分量をあげても問題はありません。

ただし、この成犬移行期に必要とされるカルシウムやタンパク質を適量に含むご飯の内容にしておくことが大切で、そのための情報を取得しておき、事前に栄養補給がきちんとできるフードを用意してあげましょう。

赤ちゃんプードルの生活環境を設定する場合、その室内温度の適温は基本的に「38度」前後を守っておくと良いでしょう。赤ちゃんプードルの場合は自分で体温調節がまだできない傾向が見られ、病原菌に対する抵抗力も弱いため、室温管理は非常に大切です。

室温管理をする場合でも、人間が住みやすい家庭環境をそのまま延長させる形で間に合うため、それほど難しい調節方法は必要ありません。

次に赤ちゃんプードルの睡眠時間の管理についてですが、赤ちゃんプードルの平均的な睡眠時間はだいたい13時間から18時間前後になるでしょう。これも個別によってもっと睡眠を取る場合がありますが、基本的に睡眠時間は自分で調節しやすい項目になります。

最低でも10時間以上は眠る必要があり、その温存期間の確保によって昼間の活動時間のためのエネルギーを養うことになります。トイプードル子犬育て方・トイプードル赤ちゃん育て方を工夫する際の参考にしましょう。

社会化の特訓というのは何も特別なものではなく、日頃にする散歩やピクニックなど、主に屋外へのレジャー環境がそのまま社会化のための訓練になっています。その際に、人に対する行動の習性や懐き方などをはじめ、人と生活する際の大事なポイントが教えられます。

特にこの社会化の大きな目的は、トイレのしつけ・人への攻撃性やけん制を抑えることがポイントとなりやすく、それらを1つずつクリアしていくことがメインになります。お座りやお手などのしつけは、それ以降でかまいません。

これも先述の社会化に関する項目となりますが、赤ちゃんプードルを上手くしつけする場合には「できるだけ早期に訓練しておくこと」が大切になります。つまり、プードルの習性を人間の生活に慣れさせることが重要となり、その際にけん制する気持ちを和らげます。

どうしても小型犬の場合は人間への恐怖心のほうが先に立ってしまうため、この不安・恐怖感というものを完全に抑え、誰でも懐ける習性を身に付けさせることが難しいでしょう。そのため早期に訓練し、ハードルをなくしてやることが大切です。

プードルの場合でもしつけに関する項目は非常に重要で、その内容の充実によってその後の生活の安定が変わってきます。どの犬の場合でも、上手くいった時は褒めてやること・指示の言葉を統一することなどは大切で、この場合も慣れが基本的な重要を担います。

「上手くいったら褒める」というのは、これはどの犬にとっても極めて基本的なしつけになり、その繰り返し・反復によって物事の善悪を身に着けていきます。赤ちゃんプードルを飼う場合には、この物事の善悪への判断基準を早期に覚えさせることが重要です。

もともと狩猟犬だった犬種をペットにする場合、どうしてもけん制心を抑える必要があるのでその気持ち・習性を和らげてやる必要があります。その場合でも、上手くいった場合に褒め、悪いことをした際には叱るという基本的なしつけは基本的な生活姿勢を生みます。