パグは飼いにくい犬なのか？特徴や飼育する際のポイントなどを紹介

「パグって飼いにくいって聞くけど、本当？」
「飼い方は？何に気を付けながら、飼育すればいいの？」
「パグの大きさはどのくらい？抜け毛は多いの？」
このようにパグの飼い方が分からず、飼いたくても一歩を踏み出すことができずにいる方もいるのではないでしょうか。中には飼いにくいというイメージが定着している方もいるかもしれません。

この記事ではパグの基本的な知識や飼い方、飼育するポイントとお手入れについて解説しています。パグを飼うのに向いている方や向いていない方の特徴も紹介しているため、事前に自身がパグ飼いに向いているのかどうかを確認することが可能です。

この記事を読むことでパグについての知識が深まり、充実した環境でパグを育てることができるでしょう。

パグを飼ってみたい方や、パグは飼いにくいというイメージを持っている方、パグについて疑問が浮かんだ方は、ぜひ参考にしてください。

パグは他の犬種に比べてお手入れやケアが欠かせないため、飼いにくいと犬種と言われています。

例えばパグのチャームポイントであるしわは、汚れが溜まりやすいため、きれいにしてあげなければいけません。そのため、お手入れをこまめに行う必要があり、お手入れを頻繁にできない方からは飼いにくいとされるでしょう。

また、パグの毛はダブルコートと呼ばれる二重構造の被毛であり、毛が抜けやすいです。季節の変わり目であれば特に抜け毛が激しくなるため、ブラッシングも欠かせません。どこでも毛が抜けてしまうため、毛が気になる方にとってはパグは飼いにくいです。

飼い犬への関心は、飼い主さんと飼い犬の信頼関係にもつながります。パグの特徴を知ることで、さらにパグへの関心を高めることができるでしょう。

ここからは、パグの特徴、パグとフレンチブルドッグとの違いも併せて見ていきます。

パグは紀元前400年前から存在すると言われる犬種です。貿易を通してヨーロッパに渡り、1500年代にはオランダで称賛され、王族のシンボルともされました。

またフランス皇帝、ナポレオンの妻の愛犬として飼われており、ナポレオンに噛みついたというのも有名な話です。

パグは小型犬に属し、一般的には6〜8kgほどと言われています。成犬になると体高は25〜28㎝ほどで、あまり高い方ではありません。

しかし、太りやすい体質をしているため、肥満には気を付けましょう。

パグの毛色は、フォーン、ブラック、シルバー、アプリコットの4色あります。その中でも特に珍しく色がシルバーとアプリコットです。

マズル、マスク、前頭部のマーク、耳などの顔周辺や、サムマーク、トレースなどのボディーは黒いほど特に良いとされています。

パグの寿命は約12年〜15年とされています。犬全体の平均寿命はおよそ14歳、パグが属する小型犬の平均寿命もおよそ14歳です。

小型犬、超小型犬、中型犬は、大型犬に比べると、比較的長生きする傾向があります。

パグとフレンチブルドッグは同じ短頭種のため、違いが分からない方もいるでしょう。パグとフレンチブルドッグの分かりやすい違いは、しっぽと耳です。

パグはしっぽが高い位置でくるりんとしているのに対し、フレンチブルドッグのしっぽは低い位置にあります。

また、パグは耳が前方に折れた「ボタンイヤー」と、耳が垂れた「ローズイヤー」の耳になっている一方で、フレンチブルドッグの耳は立耳と呼ばれる「コウモリ耳」です。