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柴犬の性格の特徴と魅力・柴犬の性格は変わるのか(しつけ/去勢)

更新日:2024年10月23日

今や世界中の犬好きに愛されているともいえる柴犬。日本原産の立派な和犬です。狩りに適した丈夫な身体と飼い主に対する従順さを活かし、古来より人間と共に生きてきました。そんな柴犬の性格って?おとなしいの?それとも獰猛なの?今回は柴犬の性格についてご紹介します!

柴犬の性格の特徴と魅力・柴犬の性格は変わるのか(しつけ/去勢)
前述したように、甘えん坊ではありますが、飼い主の様子がいつもと違うと察知した時、柴犬は無理やり構ってもらおうとはしません。そういう時、柴犬はただ静かに、飼い主に寄り添います。「どうしたのかな」と心配しつつも、適度な距離感で黙って傍にいてくれるという、人間顔負けの知的な面も持ち合わせています。

柴犬の子犬の性格とは?

子犬の頃の性格と言えば、無邪気で甘えん坊で、親犬や兄弟と四六時中仲良く寄り添っているようなイメージがありますが、柴犬の場合は少し異なります。柴犬は子犬の頃から早くも警戒心や自立心が芽生え、少しずつ一匹でも行動するようになっていきます。オスはオス同士、メスはメス同士というように、同性で一緒にさせておくと、警戒心のあまり、喧嘩を始めてしまうこともあるほどです。

子犬一匹を飼育する場合は喧嘩の心配はありませんが、子犬を多頭飼いする場合は、飼い主が頻繁に様子を見てあげることが必要となります。ただし柴犬は、毛色による性格の違いは無いので、毛色の違いについては心配する必要はありません。

柴犬の性格は変わるの?

飼い犬であれば必ずと言っても良いほど通る道である、「去勢・避妊」と「しつけ」。実はこの二つによって性格が大きく変わることがあります。

去勢・避妊

飼い主としても犬としても、望まない妊娠を避けるためには、去勢・避妊をさせる必要があります。性ホルモンに関わる病気の予防にも繋がるため、ダメージの少ない子犬のうちに、去勢・避妊の手術を受けさせてあげることが望ましいです。

【オス】去勢

去勢処置をさせないままでいると、オス犬はやがて発情期を迎えます。発情期を迎えたオス犬は、性格も荒くなり、メス犬を見かけると見境なく追い掛け回してしまいます。攻撃性も高まるため、飼い主に対しても機嫌が悪かったり、横柄な態度をとってしまうこともあります。去勢させると、発情期が無くなり、攻撃性が減少するため、飼育しやすくなります。またそれに伴って、性格も比較的穏やかになります。

【メス】避妊

メス犬も妊娠適齢期を迎えると、普段よりも環境の変化に敏感になります。いつになく落ち着きが無くなったり、普段ならばしないミスをしたり。まるで性格が変わってしまったかのような行動に出てしまうこともあります。

避妊処置をさせると、メス犬もオス犬と同じように、本来の落ち着きを取り戻し、穏やかな性格になります。もともと優しい性格のメスであるため、中には避妊処置をさせた後、より甘えん坊な性格になるメス犬もいます。

しつけ

実は怖い「しつけ」

実は柴犬の飼い主にとっては、この「しつけ」こそ重点を置いて注意すべき点と言えます。
犬はあまりに甘やかして育てていくと、「人間は自分の言うことを聞くんだ」と認識してしまい、人間のことを見下すようになってしまいます。

一度そうなってしまうと、飼い主にも手の付けようがない凶暴犬になってしまうことも少なくありません。また、そこからしつけを始めることも、子犬の頃のしつけとは比べ物にならないほど困難なものになると考えられます。

特に柴犬はそれらの傾向が強いため、注意が必要です。「柴犬の性格は狂暴」とも言われてしまう所以は、ここからきていると考えられます。もともと頭の良い犬種なだけに、飼い主も知らない間に数多くのことを把握・察知していると考えられます。

愛する柴犬のためにも、しつけを!

昨今では飼い犬によって、家庭内に問題を抱えたり、ご近所でトラブルを起こしてしまう事例も珍しくはありません。不要なトラブルを起こしてしまわないようにするためにも、子犬の頃からしつけを徹底することが重要です。

飼い主が誰であるかを認識させることで、その犬の家庭における上下関係が明確になります。やがてそれは、社会全体における犬の位置づけの認識に繋がります。もし犬との散歩で誰かと出会っても、不用意に人間に噛み付いてしまうような暴挙には出なくなるでしょう。

また飼育面においても、飼い主に従うようになることで、柴犬本来の性格が引き出され、扱いやすくなります。その犬が柴犬の中でも、甘えん坊な傾向の性格なのか、それともクールな傾向の性格なのかなどもわかるようになるでしょう。

柴犬の性格はあなた次第!

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初回公開日:2017年11月20日

記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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