柴犬にしつけを教える方法！トレーニングで覚えさせるべき時期を解説

柴犬にとってのスキンシップとは、日頃からよく一緒に遊び、のびのびとした環境で信頼関係を築くことです。ケージや狭い環境にいる場合はそこから解放し快適な環境を整え、なるべく孤独に過ごす時間を減らしましょう。

また柴犬は、慣れない環境には弱いところがあります。よく散歩をし、少しずつでもほかの犬や人に慣れさせていきましょう。さまざまな音や人、接し方に慣れさせ、警戒心を和らげてあげましょう。

柴犬にとって安心する環境は、頼れるリーダーが一緒にいてくれることです。リーダーが家の中にいないと、柴犬は自分がリーダーと思い、常に警戒して過ごすようになります。

エサを要求して吠えるときなどははっきり低い声で「ダメ」、吠えなくなったら「いい子」など、指示はルールを決め、明確に一言で出しましょう。

ソファなど人間よりも高い位置にいたらそこから下ろし、歩く時は前を歩かせないなど、優先順位をきっちりつけると、柴犬は安心するようになります。

柴犬を上手にしつけるコツは、まず柴犬の特性を理解することです。基本的に犬にとって吠えたり、噛んだり、好きな場所に排泄することは当たり前のことであり、本能の強い柴犬はそれが顕著なことがよくあります。

いきなり完璧を求めたり、いちいち反応して叩いたり、怒鳴ったり、甘やかして、犬が主導的な、または安心できない環境にならないようにしましょう。

決めごとをしっかり作り、家族全員でそれに従った指示をし、一貫した態度で分かりやすく接しましょう。

また、犬は集団で生活する生き物で、柴犬もそれは同じです。孤独にならないよう、環境に配慮してあげましょう。

柴犬は、きれい好きで勇敢で、仲間と一緒に過ごすことの大好きな犬です。家族の一員として人間の社会で一緒に過ごすためには、頼れるリーダーと安心できる環境がなによりも必要です。

しつけは、柴犬に飼い主は頼れるリーダーで、安心して指示に従っていいと分かってもらうための大切な基本です。お互いの認識がずれていることに気づかないまま、不幸な関係にならないよう、柴犬にとって正しいしつけとはなにかを理解しましょう。そして、柴犬にとって安心して信頼できるリーダーになりましょう。