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柴犬とコーギーのミックス犬「シバーギー」|特徴と飼う際の注意点

更新日:2024年10月25日

犬を飼うにあたって、どんな犬種がよいか迷っているという方は多いのではないでしょうか。本記事では、柴犬とコーギーのミックス犬でもある「シバーギー」の特徴と、飼う際の注意点を紹介しています。魅力的な犬種を探している方は、ぜひ本記事をチェックしてみてください。

柴犬とコーギーのミックス犬「シバーギー」|特徴と飼う際の注意点
「犬を飼ってみたいけど、どのような犬種がいるの?」
「ミックス犬に興味があるけど、どのような系統があるのか分からない。」
「それぞれの犬種で良いとこ取りしたミックス犬っていないの?」
など、ペットとして人気が高い犬を選ぶ際に、系統が多すぎてどの子を飼おうか迷った経験がある人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめしたいのが、純血種の中でも人気が高い柴犬とコーギーの特徴の良いとこ取りをした、ミックス犬のシバーギーです。

本記事では、シバーギーの特徴と飼う際の注意点について詳しく解説します。この知識を身につけておくことで、いざ飼育する際には、より愛着を持って接することができるでしょう。

また、かかりやすい病気などについても触れているため、症状が軽いうちに適切な処置を受けさせることも可能になります。

万全の状態でシバーギーを家族の一員として迎え入れられるよう、ぜひ本記事を参考にしてください。

シバーギーとは?

「シバーギー」とは、日本発祥の小型犬の代表である柴犬と、イギリス発祥の牧畜犬のコーギーの特徴を兼ね備えたミックス犬です。

純血種とは異なり、ミックス犬の場合は引き継ぐ特徴にも違いがあるため、同一個体が生まれることはありません。その個体にしか無い特徴や可愛らしさを持っているのがミックス犬の魅力と言えるでしょう。

これはシバーギーも同様で、どちらの特徴が強く出ているかは個体によって大きく異なります。柴犬やコーギーが元々好きだった人や、どこにもいない個性的な犬種を探している人にシバーギーはおすすめです。

ここではまず、シバーギーの親でもある柴犬とコーギーの特徴について見ていきます。それらの特徴を理解した上で、シバーギー受け継ぐ特徴を把握して行きましょう。

柴犬の特徴

柴犬は、国内で唯一の小型犬です。性別の違いや個体によって多少の違いは出てきますが、体重は8〜9kg程度になります。キリッとした顔立ちにピンと立った耳を持っていて、くるんと丸まった尻尾を持つのが最大の特徴です。

小型犬でありながらしっかりとした体型をしていて、筋肉も発達しているため、健康的な印象が強いでしょう。

柴犬の主な性格には、飼い主に対しての高い忠誠心が挙げられます。飼い主以外の人に懐くことはほとんどなく、見知らぬ人や他の犬に対して、必要以上に警戒したり吠え続けたりする傾向があります。

また、柴犬は賢い犬種でもあります。子犬の頃からしっかりとしつければ、吠えぐせは無くなるでしょう。

子犬の頃から他の犬や多くの人に触れ合える機会を設け、不測の事態に慣れさせてあげるようにしてください。

コーギーの特徴

コーギーは、胴長短足という特徴を持つ中型犬です。多少の個体差はありますが、体重は8〜11kg程度になります。

12世紀のヘンリー2世から現代のエリザベス女王まで、イギリス王室で長い間愛され続けていることでも有名な犬種です。

元々牧羊犬として活躍していたコーギーは、運動能力が高く、活発でありながら忠誠心が高い犬種でもあります。社交的な性格の個体が多いため、他の犬とも抵抗なく遊ぶことができるでしょう。

その一方で、牧羊犬としての本能も残っているため、他の犬を見かけたときに必要以上に追いかけ回したり吠えたりすることもあります。

この習性は、子犬の頃からしっかりとしつけることで改善できるので、ペットとして迎え入れる際は、しつけまでをしっかりと考えておきましょう。

柴犬とコーギーのミックス犬「シバーギー」の特徴

ここまでは柴犬とコーギーの特徴について紹介してきました。

この2種類の犬種が持つ特徴を兼ね備えているのが、ミックス犬のシバーギーです。ミックス犬のため、どちらの特性が強く出るのかは個体によって大きく異なりますが、その個体は唯一無二の存在です。

また、純血種に起こりがちな遺伝的な病気にかかりづらい傾向があるのも特筆すべき長所でしょう。

外見の良いとこ取りをした上に、純血種特有の弱さを打ち消してくれているのがシバーギーの特徴とも言えます。

ここでは、シバーギーの基本的な外見的な特徴や寿命について詳しく紹介して行きます。ぜひ参考にしてください。

外見の特徴

ほとんどのシバーギーに共通している特徴として「ピンと立つ耳」、「鼻筋の通った高い鼻」、「くりくりした瞳」、「胴長短足」が挙げられます。また、尻尾は柴犬のようにくるんと丸まっていることもあります。

個体差はありますが、体長は25〜30cm、体重は10kg程度でコーギーに近い体格をしていて、顔立ちや目元には柴犬のような凛々しさも残っています。

そのため、柴犬のような顔立ちでありながら、コーギーのような胴長短足の姿に不思議なかわいらしさを感じる人も多いでしょう。

愛嬌がある性格で、飼い主に対しての忠誠心があるのも特徴です。しっかりとしつければ末長く愛せる犬種でしょう。

ただし、シバーギーの中には、ここで挙げた特徴が当てはまらない個体もいます。興味がある場合は、実際に繁殖しているブリーダーやペットショップに問い合わせてみると良いでしょう。

寿命

柴犬やコーギーの平均寿命は、12〜15年程度と言われています。そのため、シバーギーも同じくらいの寿命と考えてよいでしょう。

また、ミックス犬は体が丈夫な傾向があり、一般的な犬種と比べて遺伝疾患にかかる可能性も低く、健康に長生きする個体が多いと言われています。

しかし、適当に飼育していいというわけではありません。ちゃんと長生きさせるには、しっかりとした環境下で飼育する必要があります。

シバーギーには、アクティブで遊ぶことの好きな個体が多いため、しっかりと運動させてあげることが大切です。

運動不足になると、肥満や疾患にかかるリスクも増えるため、実際に飼育するときは運動不足にならないように意識しましょう。

シバーギーは飼いやすい?


シバーギーに限らず、犬などのペットを飼う場合は、しつけや健康管理など、気をつけておかなければならないことがたくさんあります。

これらの課題を目の前にして、実際に飼育するのは難しそうに感じてしまう人もいるでしょう。

逆に言えば、これらのしつけや健康管理に必要な知識を飼育前に理解しておけば、さまざまなリスクを回避できるようになるということです。また、ほとんどの場合、シバーギーは忠誠心が高い性格をしているため、しっかりとしつけられれば飼育の不安は減らせるでしょう。

飼育する上での注意点を事前に知っておけば、シバーギーは飼いやすい犬種と言えます。

ここからは、シバーギーの性格や飼育環境などについて、気をつけておいた方が良いことをチェックしていきましょう。

シバーギーの性格

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初回公開日:2022年08月03日

記載されている内容は2022年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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