ミナミヌマエビの飼育には水合わせが必須?夏や冬の対策方法も併せて紹介
更新日:2024年08月14日
「ミナミヌマエビには水合わせが必要?」
「そもそもどうして水合わせが必要なの?」
「水合わせってどうやったらいいの?」
このように、ミナミヌマエビに水合わせは必須なのか、必須であればどのように行うべきなのかについて関心がある人もいるのではないでしょうか。
この記事では、ミナミヌマエビの水合わせについて知りたい人向けに、水合わせが必要な理由や水合わせの方法について説明します。気温が高い夏や低くなる冬について、それぞれの季節で注意することについても解説します。
記事を読むことで水合わせの必要性を理解し、適切な方法で水合わせができるようになるでしょう。これからミナミヌマエビの飼育を考えている人は、記事を参考にしっかり水合わせしていってください。
「そもそもどうして水合わせが必要なの?」
「水合わせってどうやったらいいの?」
このように、ミナミヌマエビに水合わせは必須なのか、必須であればどのように行うべきなのかについて関心がある人もいるのではないでしょうか。
この記事では、ミナミヌマエビの水合わせについて知りたい人向けに、水合わせが必要な理由や水合わせの方法について説明します。気温が高い夏や低くなる冬について、それぞれの季節で注意することについても解説します。
記事を読むことで水合わせの必要性を理解し、適切な方法で水合わせができるようになるでしょう。これからミナミヌマエビの飼育を考えている人は、記事を参考にしっかり水合わせしていってください。
どうして水合わせが必要なの?
水合わせとは魚やエビを飼育する際に、水槽の水に馴染ませるための作業のことです。水合わせが十分にできていないと、水に入れた途端パニックを起こしたように暴れたり、最悪のケースでは全滅してしまうこともあります。
ミナミヌマエビは、水の温度や性質の変化に敏感な生き物の1種です。迎え入れたミナミヌマエビが元気に生活できるように、しっかり水合わせをしていきましょう。
ミナミヌマエビは、水の温度や性質の変化に敏感な生き物の1種です。迎え入れたミナミヌマエビが元気に生活できるように、しっかり水合わせをしていきましょう。
ミナミヌマエビに適している水温
ミナミヌマエビはヌマエビ科に属する淡水性のエビの仲間で、日本以外では台湾や中国大陸などに広く分布しています。
越冬できることからある程度の低温下でも生息可能で、タンクメイトとして熱帯魚と一緒に飼育できることから比較的高い水温にも耐えられます。生存できる水温の範囲は広めですが、生活に適している水温は20~26℃の範囲とされ、特に24℃前後がベストでしょう。
越冬できることからある程度の低温下でも生息可能で、タンクメイトとして熱帯魚と一緒に飼育できることから比較的高い水温にも耐えられます。生存できる水温の範囲は広めですが、生活に適している水温は20~26℃の範囲とされ、特に24℃前後がベストでしょう。
水合わせが必要ないケースもあるの?
水合わせは、新しく入ることになる水の温度や性質に、魚やエビを順応させるため必要な作業です。そのため、使用する水の温度や性質がこれまで慣れ親しんできたものから変化していなければ、水合わせする必要はなくなります。
ミナミヌマエビは環境の変化に敏感です。これまで馴染んでいた水槽の水以外の水を使用するときは、必ず水合わせをするようにしましょう。
ミナミヌマエビは環境の変化に敏感です。これまで馴染んでいた水槽の水以外の水を使用するときは、必ず水合わせをするようにしましょう。
水合わせの方法
今朝のエビさんです?✨✨#ミナミヌマエビ #アクアリウム pic.twitter.com/nsKQMdpG1C
— あげぱん (@C5IZhZy7LjJmVl8) June 22, 2022
水合わせは、ミナミヌマエビの健康や命を守るために欠かせない作業です。水合わせに使う物品はエアチューブやコックのほか、ミナミヌマエビが作業中に酸欠になるのを防ぐためのエアストーンも必要なことがあります。
必要な道具や正しい方法を知って、適切に水合わせをしていきましょう。
水合わせにかかる時間
水合わせにかかる時間は、生き物ごとに違いがあります。ミナミヌマエビの場合は、1~2時間程度を見ておけば十分でしょう。
そうは言っても、ここにあげた時間はあくまで目安になります。慣れないうちはもっと時間がかかることもあるでしょう。手間を省いたりせずに、しっかり時間をかけて必要な工程をこなしていくことが大切です。
そうは言っても、ここにあげた時間はあくまで目安になります。慣れないうちはもっと時間がかかることもあるでしょう。手間を省いたりせずに、しっかり時間をかけて必要な工程をこなしていくことが大切です。
しっかりと水合わせを行うときは点滴法
丁寧に水合わせしたいときは点滴法がおすすめです。点滴法とは、点滴を落とすときのように少しずつ水を滴下して、飼育に使用する水を現在生き物のいる容器の中に徐々に入れていく方法になります。
具体的な手順としては、まずは買ってきたミナミヌマエビを袋から水合わせ用の容器に水ごと移します。この容器は、プラスチックケースでもバケツでも使用可能です。
続いて水を張った飼育用水槽の中にエアチューブの片端を入れ、もう一方の端にはコックをつけて、ミナミヌマエビを移動させてある容器の中に入れます。その後はコックで水量を調整しつつ、水槽の水を容器の中に注入しましょう。
サイフォンの原理を利用するため、容器は飼育用水槽より低い位置に置くようにします。2~3時間かけて容器内で水に馴染ませた後に、飼育用水槽にミナミヌマエビを移動させましょう。
具体的な手順としては、まずは買ってきたミナミヌマエビを袋から水合わせ用の容器に水ごと移します。この容器は、プラスチックケースでもバケツでも使用可能です。
続いて水を張った飼育用水槽の中にエアチューブの片端を入れ、もう一方の端にはコックをつけて、ミナミヌマエビを移動させてある容器の中に入れます。その後はコックで水量を調整しつつ、水槽の水を容器の中に注入しましょう。
サイフォンの原理を利用するため、容器は飼育用水槽より低い位置に置くようにします。2~3時間かけて容器内で水に馴染ませた後に、飼育用水槽にミナミヌマエビを移動させましょう。
水合わせはすぐに失敗と決めつけないことが大切
久しぶりに #ミナミヌマエビ の水槽のレイアウト変えてみました。
— 想太なのさ。 (@tomoshibiya2) June 23, 2022
綺麗にしたのだけどエビちゃん達は端に籠って出てこないw
暑さ対策のファンも回してこの夏も乗り切るかな。
貝類が全滅して(子孫は居るが小さ過ぎる)コケ取りが居ないんだよね。
また近い内にあたり入れてやろう。
#水槽 pic.twitter.com/jQG0lBUQMW
ミナミヌマエビは水に馴染めなかった場合、即座に死んでしまう訳ではありません。投入直後から水中でほぼ動かず餌も食べずに、1週間ほど時間が経った後で突然死んでしまうということもあります。
水槽投入直後にパニックを起こしたかのように動き回ったときは、水のpHが合っておらずにショックを起こしているケースが考えられます。ミナミヌマエビの様子をよく観察して、水合わせの成否を判断しましょう。
気温が上がる夏の対策
ミナミヌマエビ稚エビ発見? pic.twitter.com/knpXpP8P6N
— ペタ(仮 (@AtoQwer) June 19, 2022
ミナミヌマエビはどちらかと言えば寒さに強く、暑さに弱いと言われる生き物です。日本の夏の気温は30℃を超えることもあり、何も対策していないと気温上昇に伴い水槽内の温度も上昇して、ミナミヌマエビが耐えられる温度を超えてしまう可能性があるでしょう。
ミナミヌマエビが生存できる水温は、30度以下であると言われています。水温が上がりすぎていないか、夏場は特に注意する必要があるでしょう。
屋外では直射日光を避けよう
屋外で飼育する場合、直射日光が当たらないように注意しましょう。直射日光は水温を上昇させるだけではなく、水槽の水を蒸発させる要因になります。蒸発して水量が減ると、さらに水温が上がりやすくなるため危険です。
屋外では断熱素材で覆い、物陰の風通しが良い場所に水槽を置くことで直射日光をうまく避けていきましょう。ミナミヌマエビが日光から水槽内で身を隠せるように、水草を活用するのもおすすめです。
屋外では断熱素材で覆い、物陰の風通しが良い場所に水槽を置くことで直射日光をうまく避けていきましょう。ミナミヌマエビが日光から水槽内で身を隠せるように、水草を活用するのもおすすめです。
初回公開日:2022年06月25日
記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。