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深海魚スターゲイザーの生体と特徴・由来|オコゼ/目/歯

更新日:2022年09月08日

「スターゲイザー」と呼ばれている魚をご存知ですか?独特な顔が話題を呼んでいる深海魚のことを表しています。今回はそんなミステリアスな深海魚、スターゲイザーの正体についてご紹介します。実は、日本にも多く生息する身近な魚です。

深海魚スターゲイザーの生体と特徴・由来|オコゼ/目/歯

深海魚スターゲイザーの名前の由来

スターゲイザーとは外国の名前

スターゲイザーとはなんだかカッコいい名前だと思う人も多いでしょう。しかし、スターゲイザーが本当の名前ではありません。スターゲイザーとはオコゼという魚の仲間についた別名です。

これから紹介する魚は体の上部に目があります。よって、常に上を向いていることから常に星空を見ているような姿に見え、「スターゲイザー」英語で「星を見つめる者」「天文学者、占星術師」という意味の名前がつきました。スターゲイザーとは、オコゼの仲間についた英名のことを指します。

日本の代表的なスターゲイザーである「ミシマオコゼ」の英語名は「Japanese Stargazer」で、直訳すると「日本の星を見る者」です。アメリカに生息する「Northen Stargazer」は「北の星を見る者」です。生息する地域によって名前がつけられていますが、訳してみるとロマンチックな名前の魚とも言えるでしょう。

日本の"ミシマオコゼ"とは?

日本に生息する代表的なスターゲイザーは「ミシマオコゼ」という魚です。ミシマとは醜いことから有名な三島女郎から来ていて、三島女郎のように醜い魚であることからその名がつきました。また、オコゼという魚に似ていることからオコゼの名がついていますが、スターゲイザーとオニオコゼなどの魚は別の科に属する魚です。

深海魚スターゲイザーの生態と特徴

オコゼの仲間のことを言う

スターゲイザー(Stargazer)とは、紹介したとおりオコゼの仲間スズキ目ワニギス亜目ミシマオコゼ科に属する魚についた英名です。このミシマオコゼ科は、現在は世界に約8属50種いるとされています。そのうち、日本に生息するのは4属7種です。

上の写真は、スターゲイザーではなくフサカサゴ科に属するオニオコゼという魚です。オコゼというと一般的にこの種類を思い浮かべたり、知っていたりする人が多いでしょう。これらのオコゼと違う点は体の形です。オニオコゼは棘状の背びれがありますが、スターゲイザーは砂の中にもぐって身を隠すため、立方体の体を持っています。

スターゲイザーは、体長は25~40㎝ほどの肉食性の魚で、魚類やエビやカニなどの甲殻類、シャコ類、タコやイカの頭足類と、いろんな動物を捕食します。夜行性なので昼間はずっと砂の中に隠れ、獲物が来るのを待ち伏せしています。

スターゲイザーという名前の由来となり、大きく印象づけるのがこの大きな目です。その目は、顔の上部についています。これは、砂にもぐっても目だけは砂の上に出すことができ、獲物を発見することができるからです。目の周りの体の模様は砂時にそっくりなので、擬態することができ、外敵や獲物に発見されづらい体になっています。

スターゲイザーが恐ろしい顔をしていると感じるのは、その歯の多さにもあります。映画に出てくる怪獣のような歯をしています。これは、スターゲイザーが獲物を丸呑みする修正と関係しています。

スターゲイザーは、時に自分より大きな獲物を捕食します。丸呑みするためには、獲物に逃げられないようにその歯でしっかりと捕まえる必要があります。獲物が近づいてきたらスターゲイザーは一瞬で捕まえ、丸呑みします。その一瞬を逃さないためには、しっかりとした歯が必要になります。

電気を発する

アメリカに生息するノーザンスターゲイザーはデンキウナギと同じように、電気を発することでも知られています。両目の後ろに電気を発する器官をもっています。ダイバーが誤って触った際に発したことから、獲物である小魚を気絶させるためや身を守るためだと言われていますが、明確な理由はまだわかっていません。

深海魚スターゲイザーがいる海

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初回公開日:2017年11月07日

記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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