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チンアナゴの飼育方法やポイントは?水槽の管理の仕方や餌などについて紹介

更新日:2024年08月10日

水族館で人気者のチンアナゴを自宅で飼育できるって知っていましたか?本記事では、チンアナゴの生態から、飼育に必要な道具、飼育する際の注意点などをお伝えします。チンアナゴが好きな方、魚を飼ってみたい方はぜひチェックしてみてください。

チンアナゴの飼育方法やポイントは?水槽の管理の仕方や餌などについて紹介

ホワイトスポッテッドガーデンイール

ホワイトスポッテッドガーデンイールは、名前にあるように白い点々模様が特徴的なチンアナゴです。体の長さは約70cmあると言われており、これは他の種類のチンアナゴより比較的長くなっています。砂上に出る部分が長いため、水族館などでは見つけやすいでしょう。

主にインド洋や、西部太平洋の一部で観測されています。

ニシキアナゴ

ニシキアナゴは、オレンジと白の縞模様が特徴です。名前は、華やかな織物の「錦」から由来しています。

水族館ではチンアナゴと一緒の水槽にいることが多いですが、厳密にはチンアナゴとは別の種類です。

ニシキアナゴは、とある水族館でユニークな繁殖行動の様子が観測されています。メスがカクカクした動きをしながら巣穴から飛び出し放卵、その後オスが巣穴から体を伸ばして放精するというものです。これはニシキアナゴだけで、チンアナゴには見られない行動のようです。

チンアナゴ

チンアナゴは、明るい灰色の体に黒の大小まばらな斑点模様が特徴的です。

体が細く、顔が日本犬の「狆(チン)」に似ていることからこの名前がつけられました。ちなみに、体に2つある黒い斑点のうち、お腹にあるものは肛門です。

チンアナゴの飼育に必要なもの

チンアナゴを自宅でペットとして飼育する際には、どんなものが必要になるのでしょうか。

海水や底砂の厚さが必要になるなど、一般的な魚の飼い方とは違います。主に、下記のものが必要です。品物により価格の違いはありますが、費用はおよそ50,000円〜60,000円となります。

これから紹介していくものを参考に、チンアナゴを迎え入れるための準備をしましょう。
  • 水槽
  • 水槽のフタ
  • 海水魚用の照明
  • 濾過フィルター
  • 底砂
  • 水槽用のクーラー・ヒーター
  • 人工海水の素

水槽

水槽は、できるだけ大きいものを用意しましょう。

水槽の大きさが60cmで3〜5匹、90cmで10〜15匹、120cmで15匹〜30匹ほどの飼育が可能です。ここでは、60cmの水槽をご紹介します。

また、水槽を設置する場所も重要です。人工海水に加え、床材として使用する底砂は多くの量が必要になります。そのため、水槽はかなりの重さになります。重い水槽を置いても問題ない場所に設置しましょう。

また、チンアナゴの臆病な性格に気をつけて、人が多く通るようなうるさい場所には水槽を置かないようにしましょう。

水槽のフタ

チンアナゴは、普段は底砂に作った巣穴に潜っています。しかし、人気のない夜間に巣穴から出て泳ぎ回ることがあります。その際に水槽から飛び出してしまわないよう、水槽にはフタを用意しましょう。

ここでは、60cm水槽用のフタをご紹介します。

海水魚用の照明

照明の設置は、チンアナゴの飼育に必須ではありませんが、水槽のレイアウトや見栄えにこだわりたい方におすすめです。

観賞用のライトアップとして照明を設置する場合は、消費電力の少ないLEDライトが良いでしょう。また、ライトの中には殺菌作用を持つ殺菌灯と呼ばれるものもあるので、予算などを見ながら購入を検討しましょう。
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初回公開日:2022年06月04日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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