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ミジンコの寿命はどれくらい?餌に向く種類や繁殖方法について解説

更新日:2024年08月10日

熱帯魚を飼う際、餌としてミジンコを飼育してみたい方はいるのではないでしょうか。本記事では、ミジンコの生態や、ミジンコの飼育方法、その注意点などを紹介します。これからミジンコを飼育してみたいという方は、是非この記事をチェックしてみてください。

ミジンコの寿命はどれくらい?餌に向く種類や繁殖方法について解説

餌に向いているミジンコの種類



ミジンコにはたくさん種類がいますが、その中でもおすすめなのはタマミジンコです。タマミジンコは小型で殻は柔らかく、小型の観賞魚や稚魚にとって消化しやすいからです。

また、ミジンコが観賞魚の餌に向いているポイントとして、ミジンコは生き餌なので、食べ残してしまっても水質が悪化しづらい点が挙げられます。水槽の透明度が下がる理由として植物性プランクトンの増加があげられますが、ミジンコはこれらを食べてくれますので水質を保つためにもおすすめです。

ミジンコが捕獲できる場所と捕獲方法

ミジンコは池や田んぼなど水の流れが少ないところに生息しています。日中は泥の中などにいて姿が見えない可能性もありますが、1日の中で、日の出や日の入りの時間になると上の方にあがってきますのでその時間を狙いましょう。

捕獲方法はシンプルで、水面に出てきているミジンコを非常に細かい網で掬うか、ペットボトルやコップなど隙間のない容器で水ごと掬いあげます。

捕獲する際の注意点として、田んぼは管理している方がいると思いますので、入る際には必ず許可をとるようにしましょう。

ミジンコの飼育に必要なアイテム

ミジンコは簡単に飼うことができ、観賞魚の餌などにもなりますので飼育するのもおすすめです。以下にミジンコを飼育する際に必要なアイテムとポイントを紹介しますので参考にしてみてください。

飼育容器

ミジンコの飼育容器ですが、基本はどのような容器でも構いません。バケツでもペットボトルでも、水が漏れなければ問題ありません。

本格的に飼育されたい方はトロ舟のような、底が浅くて幅が広い水量の入る容器を使用されている方もいます。100均などでも揃えられる取り扱いが簡単なプラスチックの水槽は、餌もあげやすくておすすめです。

アイテムを一つ一つ揃えるのが面倒な方は、セットになっている商品もありますので探してみてください。

エアレーション

ミジンコが住んでいる環境の水温は約10〜30度となっています。夏場は水温上昇により酸素不足になってしまいます。ミジンコは酸素不足になると赤くなりますので、赤くなったミジンコを発見した場合は直射日光を避けエアレーションを使うといいでしょう。

エアレーションを使う場合は、ミジンコにとってあまり水流を強くしすぎるのはよくないので、大きめの容器に移すか、弱めのエアレーションを用意しましょう。
次のページ:ミジンコの飼育の仕方

初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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