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ガーパイクの特徴と飼育方法とは?規制と申請や種類についても解説

更新日:2024年02月10日

ガーパイクという魚をご存知でしょうか。本記事ではガーパイクの特徴や種類、飼育する際のポイントなどをご紹介します。ガーパイクに興味がある方や、飼育しているけれどどのような点に注意して育てたらいいかわからなくて不安を感じている方は、ぜひチェックしてみてください。

ガーパイクの特徴と飼育方法とは?規制と申請や種類についても解説

ガーパイクの飼育について


魚の中では大型に分類されるガーパイクですが、飼育するときに気を付けるポイントがいくつかあります。

規制されているため、新しく飼育し始めることはできませんが、現在ガーパイクを飼育している人は次の4点に注意して育てましょう。

水槽の掃除について

大型魚であるガーパイクは餌をたくさん食べるため、その分水が汚れるのも早いです。

定期的に水槽の掃除や水換えをして、ガーパイクが住みやすい環境を作りましょう。

また、大きな水槽で飼育している場合が多いため、水換え用のホースを用意しておくとよいでしょう。

設置しているフィルターも汚れるため、定期的に掃除することが大切です。

水質と水温について

ガーパイクは中性の水質、25度前後の水温を好みます。低い温度でも生活はできますが、水温を上げると成長が早まる傾向にあります。

体が大きく成長するほど水を汚しやすくなるため、しっかりとフィルターを稼働させて対策しましょう。

また、水道水に含まれる塩素はガーパイクに危険なのでカルキ抜きを使うとよいでしょう。

ガーパイクは丈夫な体を持ちますが、あまりにも水質が悪いと病気になってしまいます。定期的に水質をチェックしてガーパイクにストレスがかからないよう注意しましょう。

餌について

ガーパイクはメダカや金魚などの魚類や、ミルワームやコオロギなどの昆虫類、エビやカニなどの甲殻類、人工飼料などなんでも食べます。

背曲がりなどの成長障害が出ることもあるため、人工飼料だけでの飼育ではなく、生餌とバランスよく与えるのがよいでしょう。

幼魚のうちは赤虫などを配合して与えますが、このころに栄養バランスが悪いと、成長したときの体型に異常をきたす場合があります。

またクリルばかり与えると、消化不良や背骨の異常などが起こる危険もあるため注意が必要です。

病気について

ガーパイクは非常に丈夫な魚のため、病気にはめったにかかりません。

幼魚のうちは水質や水温に注意した方がよいですが、成長すればほとんど病気になることはありません。

病気にならないように日頃の管理をしっかりして、万が一病気になった場合には水換えして様子をみるとよいでしょう。治らないときには薬を使いますが、古代魚に分類されるガーパイクは薬に弱いといわれているため、注意が必要です。

また、ガーパイクの飼育には体型障害に注意が必要です。これはほとんどが成長期の栄養不足や水槽の狭さによるストレスが原因です。障害のある個体は長生きできないため、適切な餌や水槽などの環境をそろえましょう。

ガーパイクは混泳可能?


ガーパイクはおとなしい性格をしているため混泳させやすい魚です。

同サイズのおとなしい魚や、生活域が異なる魚がよいでしょう。

アロワナやポリプテルス、淡水エイなどとの混泳がおすすめです。

ガーパイク同士の混泳もできるため、複数のガーパイクを飼育している人は混泳させてもよいでしょう。

混泳する場合は、魚によって餌を食べるスピードが異なるため、しっかりと餌がいきわたるように注意しましょう。

ガーパイクは新たに飼育できないことを覚えておこう


大型魚でおとなしい性格のガーパイクを飼育したいと考える人もいるかもしれませんが、残念ながら規制されてしまい新しく飼い始めることはできません。

規制前から飼育している人は許可を受ければ飼育を続けることができるため、責任感を持って飼育しましょう。

ガーパイクは日本国内で新規に飼育することができなくなった貴重な古代魚です。

決して川や池に放流したりせず、寿命を迎えるまで大切に飼育しましょう。

初回公開日:2022年10月07日

記載されている内容は2022年10月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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