コリドラスの飼育に適した水温とは?温度上昇の影響や夏場・冬場の管理方法を紹介
更新日:2024年07月30日
コリドラスの中で特に小さい種類で、最大でも3cmほどまでしか成長しません。飼育環境や難易度は一般的なコリドラスと同じです。
あまり見かける機会はありませんが、値段はそう高くなく手に入れやすいです。また、ミニコリの中のコリドラス・ピグミーやハステータスは泳ぎが上手なので、普通のコリドラスとは違い水槽の中間~上の方を泳ぎます。
コリドラスをそのまま小さくした姿のものや、少し体型が違う種類もいて可愛らしい種類です。ぜひコリドラス同士で混泳させてみてください。
あまり見かける機会はありませんが、値段はそう高くなく手に入れやすいです。また、ミニコリの中のコリドラス・ピグミーやハステータスは泳ぎが上手なので、普通のコリドラスとは違い水槽の中間~上の方を泳ぎます。
コリドラスをそのまま小さくした姿のものや、少し体型が違う種類もいて可愛らしい種類です。ぜひコリドラス同士で混泳させてみてください。
エレガンスタイプ
エレガンスタイプはショートノーズに含まれる種類で、特徴は体高があるところです。他の種類より体高があるので、泳ぎが上手です。水槽内でも泳ぐ姿をよく見れるでしょう。
飼育方法や好む環境は、他のコリドラスと同じです。
他のコリドラスは体型やヒレの形で雄雌の判別をしますが、エレガンスタイプの種類はオスとメスで体色の濃さや模様が異なる少し珍しい種類です。
飼育方法や好む環境は、他のコリドラスと同じです。
他のコリドラスは体型やヒレの形で雄雌の判別をしますが、エレガンスタイプの種類はオスとメスで体色の濃さや模様が異なる少し珍しい種類です。
コリドラスの適正水温
おはよござます☀️
— HainE (@NOWhaine11) September 20, 2022
朝がひんやり寒いなぁと思って水温確認したら……Σ('◉⌓◉’)
もうヒーターの季節ですね???#アクアリウム#コリドラス#ヒーターの季節 pic.twitter.com/ndSWdv3dlS
コリドラスの適温は約22~25℃と言われています。一般的な熱帯魚と比べるとやや低めの水温を好むようです。そのため、約25℃程度に保てていれば、年間を通して元気に過ごせるでしょう。
低めの水温でも飼育することはできますが、低すぎると白点病にかかってしまう恐れがあるので注意が必要です。
また、繁殖をさせる際は、暖かい水温だと卵にカビが生えてしまうことがあるため、いつもよりやや低めにする方がいいでしょう。
もし稚魚が生まれても、しばらくはその水温で管理しましょう。
水槽内の水温上昇による影響
コリドラスは低温に強く、高温に弱いと言われています。夏の暑い時期などに水温が30℃以上になると、命の危険があるので、夏は特に注意が必要です。
水温が上がると、単純に高温が苦手なコリドラスにとってはしんどいだけでなく、他にもさまざまな悪影響を及ぼし、水槽内の環境が徐々に崩れていってしまいます。
ここでは、水温が上がることで水槽内にどういった変化が起こるのか、確認していきましょう。
水温が上がると、単純に高温が苦手なコリドラスにとってはしんどいだけでなく、他にもさまざまな悪影響を及ぼし、水槽内の環境が徐々に崩れていってしまいます。
ここでは、水温が上がることで水槽内にどういった変化が起こるのか、確認していきましょう。
溶存酸素量の減少
水温が上がると、溶存酸素量が減少してしまいます。この溶存酸素量とは、水の中に溶け込んでいる酸素の量のことです。
エラで呼吸するコリドラスにとって、水の中の酸素が減ることは酸欠の原因になってしまいます。特に水槽内の生体の数が多い場合には、より早く酸欠を引き起こしてしまいます。
また、酸欠になるのはコリドラスだけではありません。バクテリアや水草も生きているので酸素を必要とします。それらに十分な酸素が行き渡らないことで、水が濁ったり水草が枯れる原因になってしまうでしょう。
エラで呼吸するコリドラスにとって、水の中の酸素が減ることは酸欠の原因になってしまいます。特に水槽内の生体の数が多い場合には、より早く酸欠を引き起こしてしまいます。
また、酸欠になるのはコリドラスだけではありません。バクテリアや水草も生きているので酸素を必要とします。それらに十分な酸素が行き渡らないことで、水が濁ったり水草が枯れる原因になってしまうでしょう。
飼育水が汚れやすくなる
水をきれいにしてくれるバクテリアの中には、高水温が苦手なものもいます。
水槽内の水温が上がるとバクテリアの動きが鈍くなるため、水質が悪化する原因になってしまうのです。
魚のフンや餌の食べ残しがあると、そこからアンモニアが水中に溶け出します。バクテリアはこのアンモニアを分解し、無害な物質に変えてくれる重要な役割を担っています。
ろ過フィルターを設置していたとしても、バクテリアがうまく働いてくれないとろ過サイクルがうまく回らなくなるため、水質はどんどん悪化してしまいます。
また魚のフンや食べ残しが腐りやすくなるため、水槽内に住む魚にとっては大変危険な環境になるといえるでしょう。
水槽内の水温が上がるとバクテリアの動きが鈍くなるため、水質が悪化する原因になってしまうのです。
魚のフンや餌の食べ残しがあると、そこからアンモニアが水中に溶け出します。バクテリアはこのアンモニアを分解し、無害な物質に変えてくれる重要な役割を担っています。
ろ過フィルターを設置していたとしても、バクテリアがうまく働いてくれないとろ過サイクルがうまく回らなくなるため、水質はどんどん悪化してしまいます。
また魚のフンや食べ残しが腐りやすくなるため、水槽内に住む魚にとっては大変危険な環境になるといえるでしょう。
コリドラスに与える影響
水槽内の水温上昇が及ぼす悪い影響には、さまざまあることがわかりました。これらの影響によって水槽内のコリドラスは徐々に弱っていき、最悪の場合は亡くなってしまうこともあります。
飼育水の温度変化は、コリドラスの健康に大きく関わります。水槽内に温度計を設置して、水温をチェックできるようにしましょう。
飼育水の温度変化は、コリドラスの健康に大きく関わります。水槽内に温度計を設置して、水温をチェックできるようにしましょう。
コリドラス水槽の水温管理
#コリドラス #ミナミヌマエビ
— 立花仏壇店 (@A9gn6bX2nXuOXiM) July 4, 2022
水温25度
涼しそう・・・ pic.twitter.com/4hATUwB9OV
水温の上昇は、コリドラスにとって多くのリスクがあることが理解できたでしょう。
コリドラスを飼育するには、暑い時期や寒い時期、それぞれで適切な水温管理を行わなくてはなりません。
続いては、夏と冬で水温を管理する方法を紹介していきますので、参考にしてください。
夏場の管理
初回公開日:2022年10月13日
記載されている内容は2022年10月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。