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金魚の平均寿命はどのくらい?長生きさせるコツもあわせて紹介

更新日:2024年07月31日

金魚の平均寿命は、どのくらいになるのでしょうか。本記事では、金魚の種類別の平均寿命や、老化の際に現れる症状、長生きをさせるためのコツなどを紹介しています。金魚に長生きをしてもらいたいという人は、ぜひチェックしてください。

金魚の平均寿命はどのくらい?長生きさせるコツもあわせて紹介

琉金(りゅうきん)

琉金は、金魚らしいシルエットをした種類です。長い尾びれをひらひらとなびかせながら泳ぐ姿は、とても美しいでしょう。ふっくらとしたお腹も特徴的です。体色も赤、白赤、黒など、豊富に存在しています。

寿命は5~8年ほどです。比較的長生きをさせやすく、上手に育てれば平均寿命以上に生きてくれるでしょう。

らんちゅう

特徴的な身体をもつらんちゅうは、人気の高い種類です。身体には背びれがなく、肉瘤と呼ばれるふくらみが頭についています。

そんならんちゅうは、長生きをさせることが難しい種類になります。寿命は5~6年ほどです。泳ぐのがあまり得意ではなく、太りやすいため長生きしづらいと考えられています。

ピンポンパール

ピンポンパールは、とても可愛らしい身体つきをしている種類です。丸々とした身体でふわふわと特徴的な泳ぎを見せるその姿は、非常に愛らしい印象を与えるでしょう。体色も豊富で、赤や白などの様々な色を見ることができます。

ピンポンパールの寿命は、5~6年ほどです。長生きをさせることはあまり簡単ではありません。

コメット

コメットは和金によく似た種類になります。長い尾びれをもつことが特徴です。体色は赤と白であることが多いですが、金色をしている珍しい個体も存在しています。

コメットの寿命は、和金と同じく10~15年ほどです。比較的長生きさせやすい種類で、上手に飼育すれば20年ほど生きてくれる場合もあります。

金魚を長生きさせる4つのコツ

金魚が寿命を迎える前に亡くなってしまう原因の多くは、飼育環境が金魚に適していないことにあります。つまり、金魚を長生きさせるためには、適応しやすい環境をつくってあげることが大切になるのです。

以下で、金魚を長生きさせるために意識しておきたいコツを紹介します。それらのコツを実践することで、金魚が暮らしやすい環境を整えることができるでしょう。

1:水槽の藻を取らない

金魚の長生きには、水質を良い状態で保つことが大切になります。金魚は水質の変化に敏感であるため、水質が安定していないと身体に悪影響を及ぼしてしまうのです。

水質の安定に役立つのが、水槽に生えてくる藻です。飼育を続けていると生えてくる藻は、見栄えはあまり良くありません。しかし、水質の維持に貢献してくれる存在であるため、取らないままにしておくことをおすすめします。

2:こまめに水換えを行う

先に述べたように、金魚にとって水質の悪化は大敵です。しかし、飼育している水は金魚の排泄物などで汚れ、pHも変化していきます。

水質の悪化を防ぐために、水換えはこまめに行うようにしましょう。こまめに換えることで綺麗な水質が保たれ、金魚が快適に生活できる環境を整えることができます。

3:水槽に入れる前に塩水浴をさせる

金魚をお迎えしたら、飼育水槽に入れる前に塩水浴をさせることがおすすめです。塩水浴をすることで、移動の際に金魚が受けたストレスや疲労を軽減したり、身体についた菌を落としたりすることが期待できます。

塩水浴は、1週間ほど行うようにします。塩分濃度は0.5%ほどにしておくと良いでしょう。

4:ストレスが少ない環境を作る

金魚はストレスに弱いです。ストレスが原因で病気になってしまうこともあります。それを防ぐために、飼育環境は金魚がストレスを感じにくいものにしましょう。

水槽がテレビなどの近くに置いてあると、金魚は音でストレスを感じてしまいます。また、水槽を叩いたり、水に手を入れたりすることも禁物です。

水換えは大切ですが、頻繁に行いすぎると金魚にとってストレスになってしまいます。これらのことは避け、金魚が快適に過ごせる環境にしましょう。

金魚の寿命を知って日々の観察をしっかりしよう!

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初回公開日:2022年11月02日

記載されている内容は2022年11月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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