ベタとネオンテトラの混泳条件と注意点|共存できるその他の熱帯魚も紹介
更新日:2024年08月13日
初めは隔離ケースを使用し様子を見る
いきなり同じ水槽にベタを入れると、ケンカになる恐れがあります。まずは顔合わせのための隔離ケースを用意して、様子を見るところからスタートしましょう。
隔離ケースとは、水槽内にセットできる小型の隔離部屋のようなものです。出産が近い魚や稚魚を守るためにも使われます。
水槽内に隔離ケースをセットし、ベタが単独で泳げる環境を用意します。もし、ケース近くを泳ぐ魚に対して攻撃的な反応をする場合には、混泳は中止したほうが安心です。しばらく様子を見て、魚同士の反応が問題なければ、混泳の第一ステップは完了です。
隔離ケースとは、水槽内にセットできる小型の隔離部屋のようなものです。出産が近い魚や稚魚を守るためにも使われます。
水槽内に隔離ケースをセットし、ベタが単独で泳げる環境を用意します。もし、ケース近くを泳ぐ魚に対して攻撃的な反応をする場合には、混泳は中止したほうが安心です。しばらく様子を見て、魚同士の反応が問題なければ、混泳の第一ステップは完了です。
45cm以上の水槽を使用する
小さい水槽の混泳は魚同士が窮屈になってしまうため、45cm以上のゆとりある大きさを用意します。特にネオンテトラのように何匹かの群れで泳がせる場合は、魚がストレスなく動ける広さが必要です。
また、大きさが違う魚同士の混泳では、小さい魚が追いまわされることがあります。逃げ場や隠れ家を十分確保するためにも、45cm以上の水槽を準備しましょう。
また、大きさが違う魚同士の混泳では、小さい魚が追いまわされることがあります。逃げ場や隠れ家を十分確保するためにも、45cm以上の水槽を準備しましょう。
隠れられる場所を作る
混泳では、お互いの性格や大きさが原因でケンカに発展するケースがあるため、逃げ場所や隠れ家の準備が重要です。立場が弱い魚が逃げ込む先がないと、ケガをしたり、最悪の場合は命を落とす恐れもあります。
隠れ家は弱い魚や小さい魚の逃げ場所になるほか、お互いが視界に入りづらくなり、接触を減らす効果もあります。水草を植える、シェルターを用意するなど、事前に隠れ家の準備をしましょう。
隠れ家は弱い魚や小さい魚の逃げ場所になるほか、お互いが視界に入りづらくなり、接触を減らす効果もあります。水草を植える、シェルターを用意するなど、事前に隠れ家の準備をしましょう。
流木など鋭利なものはレイアウトに使用しない
枝ぶりの良い流木や形の良い岩は、水槽のレイアウト用として、つい使いたくなるアイテムです。
しかし、ベタの飼育では流木や鋭利なものは使用しません。とがったものがあると、ヒレが引っ掛かり裂けてしまうからです。一度裂けてしまったヒレは、完治までに1~2ヶ月かかる場合もあります。
もし、水槽内に流木などをレイアウトしたいときには、ベタは水槽の上層部を泳ぐことが多いため、できるだけ水槽の低い位置にセットしましょう。そうすれば、流木に触れる心配が減らせるでしょう。
しかし、ベタの飼育では流木や鋭利なものは使用しません。とがったものがあると、ヒレが引っ掛かり裂けてしまうからです。一度裂けてしまったヒレは、完治までに1~2ヶ月かかる場合もあります。
もし、水槽内に流木などをレイアウトしたいときには、ベタは水槽の上層部を泳ぐことが多いため、できるだけ水槽の低い位置にセットしましょう。そうすれば、流木に触れる心配が減らせるでしょう。
水流を調整する
ベタは泳ぎが得意ではないため、混泳では水槽のエアレーションや水流の調節が必要です。
野生のベタが生息するのは、水田や池など流れが弱い場所です。強い水流の水槽に入れられると、常に全力で泳ぐ必要があるため、疲れて体調を崩してしまいます。
ろ過装置やエアレーションといった水流をつくる装置は、水の強さを調整できるタイプがあるので、ベタの様子を見ながら調節しましょう。
野生のベタが生息するのは、水田や池など流れが弱い場所です。強い水流の水槽に入れられると、常に全力で泳ぐ必要があるため、疲れて体調を崩してしまいます。
ろ過装置やエアレーションといった水流をつくる装置は、水の強さを調整できるタイプがあるので、ベタの様子を見ながら調節しましょう。
ベタとネオンテトラは比較的相性が良い
ベタと他の魚の混泳では、生態や相性の組み合わせがとても重要です。相性が悪い相手では、縄張り争いや一方的ないじめが発生してしまいます。
そのため比較的相性がよく、混泳させやすい種類がネオンテトラがおすすめです。温和でおとなしく、他の魚と共存しやすいネオンテトラは、ベタと混泳できる数少ない魚です。泳ぐスピードが速いため、ベタに追いかけまわされたとしても捕まる心配がありません。
お互い華やかな見た目の魚同士、見ごたえのある混泳が楽しめるでしょう。
そのため比較的相性がよく、混泳させやすい種類がネオンテトラがおすすめです。温和でおとなしく、他の魚と共存しやすいネオンテトラは、ベタと混泳できる数少ない魚です。泳ぐスピードが速いため、ベタに追いかけまわされたとしても捕まる心配がありません。
お互い華やかな見た目の魚同士、見ごたえのある混泳が楽しめるでしょう。
ベタとネオンテトラ混泳の注意点
ベタとネオンテトラの混泳では、食事面での注意点があります。
ネオンテトラは温和な性格で混泳向きですが、泳ぎが速いため、ベタのエサを奪ってしまう場合があります。うっかりしているとベタがエサを食べ損ねた、となりかねないため、ベタがきちんとエサを食べているかチェックするようにしましょう。
また、まれにネオンテトラがベタに興味をもち、追い回すことがあります。混泳させる際には忘れずに隠れ家を用意しておき、必要に応じて水草を増やす、シェルターを増やすなど調整していきましょう。
ネオンテトラは温和な性格で混泳向きですが、泳ぎが速いため、ベタのエサを奪ってしまう場合があります。うっかりしているとベタがエサを食べ損ねた、となりかねないため、ベタがきちんとエサを食べているかチェックするようにしましょう。
また、まれにネオンテトラがベタに興味をもち、追い回すことがあります。混泳させる際には忘れずに隠れ家を用意しておき、必要に応じて水草を増やす、シェルターを増やすなど調整していきましょう。
ベタと混泳できるその他の熱帯魚
初回公開日:2022年08月03日
記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。