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ハムスターの床材は新聞紙でいいの?巣材に材料紹介

更新日:2024年07月23日

ハムスターの飼育に必要な「床材」ですが、専用品でなく、日用品を流用したい人も多いでしょう。手に入りやすい素材、新聞紙を床材として使うメリットと使用方法をご紹介します。また、ハムスターの性質から考えた、安全な素材と危険な素材も、ご紹介します。

ハムスターの床材は新聞紙でいいの?巣材に材料紹介

新聞紙以外のハムスターに危険性がある床材3:布

布は、繊維が複雑に絡んでいるため、体内に入るととても危険です。

布を引きちぎった経験のある人は、その断面を思い出してみてください。布は、糸の集合体です。

布の小さなほつれがツメに引っかかって、エサと一緒に体内に入ってしまったり、かじってしまうと、体の中には糸くずの集合体が入ることになります。

このような理由もあるため、ハムスターのお洋服についても考える必要があるのではないでしょうか。

新聞紙以外のハムスターに危険性がある床材4:綿

綿は、見た目が温かそうなのでハムスターにいいと思われがちですが、実は危険な素材です。

ほぐれやすく、絡みやすい上に、切断しにくいという性質を持った綿は、ハムスターの手足に絡むと、ハムスターの健康を害します。

また、ペーパー類と同じく、体内に入ってしまうと大変危険です。

寒さの面で心配なら、綿を使用するのではなく、ヒーターを使用するなど別の方法で解決してあげましょう。

新聞紙以外のハムスターに危険性がある床材5:土

土は、細菌やカビ菌の温床です。

ハムスターは元々土の中で暮らす生き物という点から、土の床材は良さそうに思えますが、実は、土は床材には適していません。

ハムスターは、自然下においては捕食動物で、か弱い生き物です。自然のハムスターよりペットのハムスターの方が寿命が長い傾向にあるほどです。「自然より人口の環境に適した生き物」といえます。

新聞紙以外のハムスターに危険性がある床材6:牧草

牧草は、ハムスターにとって危険な形をしています。

牧草は先が鋭利に尖っており、ハムスターの目や口を傷つける可能性があります。匂いも強いため、飼い主の匂いをかぎ分けられず、ハムスターが不安になるケースもあります。

また、牧草は吸水性が悪いため、マーキングやトイレ失敗時に、ケージの中が汚れてしまいます。

ハムスターに安全な床材

ハムスターの床材には、安全なものを使用しましょう。

安全に使用できる素材を使うことにより、事故を防ぎ、ハムスターに快適な生活をさせてあげられます。

床材に適した、安全な素材を4つ、ご紹介します。

安全な床材5つ

  • ウッドチップ
  • 新聞紙
  • ペーパーチップ
  • コーンチップ

ハムスターに安全な床材1:ウッドチップ

ウッドチップ は、一番スタンダードな床材です。

ウッドチップとは、木材を細かくフレーク状にしたもので、オカクズに近い形状をしています。

吸水性・保湿性ともにすぐれており、床材の素材に適していますし、きちんと敷きつめれば、ハムスターの落下事故にも対応できます。

一番スタンダードということは、一番問題が起きにくい・一番適しているからだと考えて間違いありません。しかし、個体差がありますので、必ずしも一番安全とはいえません。ハムスターの様子を、飼い主がしっかりとチェックする必要があります。

ハムスターに安全な床材2:新聞紙

新聞紙は、千切って使用しても問題ありません。

ケージ底辺に敷くだけでなく、その上に千切った新聞紙を乗せる方法もです。

保湿性に優れており、断熱材の役割もしますので、ハムスター自身が寒さを感じた際に、自分で巣穴に入れて温度調節することもあります。

飼い主が細かく千切るより、ハムスター自身が大きさを見て千切った方が使いやすいので、ある程度の大きさ(5センチ幅程度)に千切って置いておくといいでしょう。

ハムスターに安全な床材3:ペーパーチップ

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初回公開日:2019年07月30日

記載されている内容は2019年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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