ムカデはペットにできる？飼育方法や飼う時の注意点も合わせて紹介

ムカデを飼育するにあたって、温度管理は非常に重要です。できるだけ一定に保ってあげましょう。

温度管理の理想はエアコンでの一括管理ですが、それが難しい場合はパネルヒーターが推奨されます。大きさはケージの半分程度が理想です。

パネルヒーターの利用にあたり、加温のしすぎや湿度の上昇などには細心の注意を払いましょう。ケージ内の一部に温度の低い部分を作るのも大切です。

床材はケージ内に敷くもので、地上を徘徊するムカデ飼育においては非常に重要なものとなっています。

赤玉土は湿度の具合が色ですぐにわかるため、専門店でも使われています。また、ヤシガラも吸水性が高く、使いやすいでしょう。

使用の際は、ケージに5cm以上は敷いてください。また、床材の定期的な交換は忘れずに行いましょう。床材の状態はムカデの健康状態に直結します。

ムカデにエサを与えるときや、ケージ掃除のときなど、ムカデに近づかなくてはいけないときにピンセットを使います。

ピンセットは竹製とステンレス製に分かれますが、ムカデに直接触れる際は柔らかい竹製を、掃除の際はステンレス製を使うなど、用途はそれぞれ違ってきます。どんな事象にも対処できるよう、ピンセットは複数用意しておきましょう。

ムカデは水を飲むことによって水分を確保するので、水入れは欠かせません。

爬虫類用のものを使ってもよいですが、小型のムカデであればペットボトルのキャップで代用できるでしょう。

ピンセットで素早く取り出せる重さのものが特におすすめです。