主な馬の種類32種とそれぞれの特徴を紹介！馬に会える4つのスポット

アングロアラブも馬の種類としては軽種とされていて、サラブレッドとアラブを混血させた馬です。

原産地はイギリスで、サラブレッドを丈夫で穏やかなアラブ種と交配させることにより、サラブレッドの気性が荒いという欠点を補おうとできた種類です。

サラブレッドの優れた跳躍力やスピード、それに加えてアラブ種の丈夫さや温厚な性格も持ち合わせています。そのため競馬や馬術競技に用いられることが多いです。

ちなみに日本では、アングロアラブはサラブレッドに対してアラブ種の血が四分の一以上でないと、アングロアラブと認められません。

アハルテケは馬の種類では軽種に含まれていて、トルクメニスタン原産の馬です。現存する最古の馬ともいわれていて、現在3000頭ほどしか生き残ってないともいわれています。

クリーム色で光沢のある毛や、持ち前の人間を癒す力から「黄金の馬」、「地上のイルカ」などとも呼ばれています。

体高は147ｃｍから160ｃｍほどで、そのスリムな見た目と美しい毛並みが長年人々を虜にしてきました。

リピッツァナーも軽種という馬の種類に含まれていて、16世紀ごろにオーストリアを原産地として生まれた品種です。アンダルシア馬とネアポタリノ種という二つの品種の馬をかけ合わせて誕生しました。

日本ではリピッツァナーを生産していた牧場の名前から「リピッツァ」と呼ばれることもあります。

特徴としては忍耐強さと丈夫な体、また芦毛の馬が多いことが挙げられます。

トラケナーは、1700年代にプロセイン王国（現在のドイツやポーランドの辺り）で生まれた馬の種類です。

在来種のシュヴァイゲンとアラブ種を掛け合わせて、プロイセンがハプスブルク家が保有するリピツァーナに対抗して作った品種です。

軍事用の馬として開発されたので、十分な耐久力や持久力を持っていて、現在では馬術競技に使われることが多いです。

日本ではトラケナーを生産していた牧場の名前からトラケーネンと呼ばれることもあります。

アンダルシアンはスペインのアンダルシアンという地域で生み出された馬の種類の一つです。700年ごろに作り出されました。

現在の馬の品種改良の基礎を作った馬の一種ともいわれていて、リピッツァナーなどの元にもなっています。

豊かなしっぽの毛、厚い胸、長い背中、ウェーブのかかったたてがみ、たくましい頸など身体的な特徴が多く存在しています。

また関節も柔らかく、高度な演技などでも活躍しています。

続いては馬の種類のうちの中間種の馬について説明します。

ここではセルフランセ・スタンダードブレッド・クウォーターホース・ハクニー・ハンター・フリージアン・アパルーサ・ハノーバー・ウェストファーレンという９つの馬の種類を紹介します。

それぞれ馬についての知識をさらに深める助けになれば幸いです。

セルフランスは中間種の馬の種類の一種でフランス原産の馬です。

20世紀にフランスでアングロノルマン・サラブレッド・ノーフォークトロッターなどを交配して誕生した品種です。

温厚な性格や丈夫で大きく頑丈な体つきが特徴的で、オリンピックで優秀な成績をおさめるなど、競技用の馬として活躍しています。