キンカジューをペットとして飼う場合かかる値段は？飼育方法も解説

「キンカジューってペットとして飼えるの？」
「キンカジューのお値段は？」
「飼ってみたいけど飼育方法がわからない…」
皆さんはおサルさんのような見た目のキンカジューを知っていますか？

ペットとして徐々に人気が出ているアライグマ科の動物ですが、実際に飼われているのを見た人は少ないのではないでしょうか。

この記事では、キンカジューの生態などの基礎知識から、ペットとして飼う場合にかかる値段や販売場所、飼育方法まで詳しく解説しています。

この記事を読むことで、キンカジューを飼育する際に適切な飼育環境を構築することができるようになります。また、価格の相場を知ることで事前に初期費用を計算することができ、お迎えの準備がしやすくなります。

キンカジューを飼ってみたいと思っている方は、是非この記事を読んで参考にしてくださいね。

やっぱりバナナって口の周りにつけて食べたら1番美味しいよねぇ〜。
きゃわいいキンカジュー。#ノースサファリサッポロ#キンカジュー#バナナ#口の周りにつけて食べるバナナは最高 pic.twitter.com/2un0xeNlsd

— ノースサファリサッポロ【公式】 (@northsafari) September 17, 2021

キンカジューはペットとして飼育することが可能です。

好奇心旺盛で、自ら近寄ってきたり握手をしてくれたりなど、人になつく動物です。

パリス・ヒルトンが飼育しているペットとして一躍有名になりました。テレビや雑誌などで紹介されたことから話題となり、日本でも個人で飼われている方が増えています。

キンカジューの耳はなぜ前向きになっているかって？
可愛いからなんだぜ！#ノースサファリサッポロ#キンカジュー pic.twitter.com/M1RfieL0th

— ノースサファリサッポロ【公式】 (@northsafari) September 1, 2020

猿のような見た目をしていたり、海外ではハニーベアー(蜂蜜熊)と呼ばれていたり、フェレットや猫のようなスマートな身のこなしをしたり謎の多いキンカジューですが、一体どのような動物なのでしょうか。

ここではキンカジューの生態について詳しく解説していきます。

体長は40～80cmほどで、体重は1.5～5kgほどの大きさです。

尻尾は長めで、この尻尾を器用に使って枝からぶら下がることができます。

体毛は黄色みを帯びた褐色です。舌が非常に長く、野生ではハチの巣から蜂蜜を吸ったり、巣穴から昆虫を引き出したりするときに使われるようです。

キンカジューはメキシコ南部やブラジル中央部など、中南米の熱帯林に生息しています。

樹上性の生き物で、足や尻尾を器用に使い、生涯のほとんどの時間を木の上で過ごしています。夜行性の生き物のため、昼間は樹の洞で眠っています。

キンカジューの寿命は23年ほどで、最長で41年生きたという記録も残っています。

41年生きたという記録を持っているのは、ホノルル動物園で飼育されていたキンカジューで、動物に対する専門知識が豊富なスタッフが徹底した飼育管理をしてこその長寿とも言えます。

しかし、23年でも十分長寿の生き物です。飼育する際は長い間付き添えるかどうか考えておく必要があります。

お掃除しているか見張りに来るも、まだ眠たくて台に寝そべってしまうキンカジューです?（かん）#ネオパーク　#キンカジュー pic.twitter.com/HYsdIB6PVj

— ネオパークオキナワ【公式】 (@neopark754) May 18, 2022

普通のペットショップではなかなかお目にかかれないキンカジューですが、実際どのような場所で販売されているのでしょうか。

エキゾチックアニマルや珍しい動物を扱うペットショップで取り扱いされており、値段は20万円～80万円と価格帯が幅広くなっています。

流通量が少なく、人気も相まって値段が高騰してきているようです。

ホッコリするキンカジュー親子の光景 pic.twitter.com/OPRnHx0OEx

— アクアキューブリオ (@riorio840003) March 11, 2022

次に、キンカジューを飼育するにあたって必要なものを紹介していきます。

キンカジューを飼育するためには、猫用の高さがあるケージ、ハンモック、ヒーターなどを準備しておく必要があります。

おすすめの商品をショップリンクとともに紹介しているので、値段や商品選びの参考にしてください。

キンカジューは木の上で生活する動物のため、ケージは高さのある猫用のケージを使用しましょう。

高さだけでなくある程度の広さもあるものだと、より快適に過ごせるでしょう。