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ジャガランディとはどんな動物?生態や生息地・寿命も併せて紹介

更新日:2024年07月20日

ジャガランディという動物をご存知でしょうか。本記事ではジャガランディの生態について紹介しています。ジャガランディがどんな動物なのか知らない方はもちろん、知っている方にも役に立つ内容です。ぜひ本記事を読んでジャガランディへの理解を深めましょう。

ジャガランディとはどんな動物?生態や生息地・寿命も併せて紹介

ジャガランディの餌

ジャガランディは肉食性の動物のため、基本的に肉類を餌にしますが、捕食の対象は多岐にわたります。

具体的には、中型ぐらいまでの哺乳類(ウサギやネズミなど)、鳥類(ハトやウズラの野鳥や、ニワトリなどの家禽)、爬虫類(イグアナなど)です。水辺で魚を捕食することもあります。

また、ジャガランディは果実を食べるところも目撃されています。これは完全な肉食が多いネコ科の動物の中では珍しいです。

ジャガランディは泳げる?

ジャガランディは、泳ぐこともできます。

ジャガランディはネコ科の動物ですが、体がしなやかで水中でも抵抗なく泳ぐことができます。実際に川を泳いで渡っている姿が目撃されています。敵に襲われた時に、水に入って逃げることもあるようです。

水辺で魚を捕食することはありますが、水中で狩りをしているかどうかまではわかっていません。

ジャガランディの繁殖期

ジャガランディの繁殖期は、住む場所によって年2回~不定とばらつきがあります。

熱帯地方に生息するジャガランディの繁殖期は不定ですが、北部に生息するジャガランディは年に2回、冬と夏の終わりごろに繁殖期を迎えます。

妊娠期間は70日前後で、1度の出産でおよそ2~4匹の赤ちゃんが産まれます。赤ちゃんの時は体に斑紋があります。生後6週ほどで離乳し、およそ2~3年で性成熟になります。

ジャガランディの寿命

ジャガランディの寿命は、飼育下でおよそ10~15年と言われています。

野生での寿命ははっきりわかっていませんが、一般的なイエネコより少し短いと言われています。これは、野生における天敵の存在や、エサを自分で獲得しなければいけないことなどが関係しています。

ジャガランディはペットとして飼育できるのか?



ジャガランディを日本国内で飼育することはできません。

ジャガランディは、人の命や財産に危害を及ぼす可能性がある「特定動物」に指定されています。この特定動物をペットとして飼育することは全面的に禁止になっています。このため、ジャガランディを日本国内でペットとして飼育することはできません。

ジャガランディを見られる日本の動物園は?



ジャガランディは現在、日本国内では飼育されていません。

国内では、1999~2011年まで愛知県の東山動植物園で、ジャガランディのオスとメスが1匹ずつ飼育されていました。しかし2010年、2011年と続けて亡くなってしまい、それ以降は飼育されていません。

海外では、ドイツのクレーフェルト動物園などでジャガランディを見ることができます。

ジャガランディの生態について理解を深めよう

ジャガランディについて紹介してきました。

現在、日本国内ではお目にかかれないジャガランディですが、見る機会に恵まれた時は、きっと本記事の内容が役に立つでしょう。

ぜひ本記事を読んで、ジャガランディの生態について理解を深めましょう。

初回公開日:2022年09月22日

記載されている内容は2022年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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