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アメリカンファジーロップはどんなうさぎ?その生態や特徴をご紹介!

更新日:2024年10月12日

アメリカンファジーロップについての紹介です。ホーランドロップとフレンチアンゴラを掛け合わせて生まれた、垂れ耳で毛並みがふわふわのウサギです。人懐っこく温厚で、毛並みのお手入れなど手はかかりますが、飼いやすくペットにウサギです。

アメリカンファジーロップはどんなうさぎ?その生態や特徴をご紹介!
ファジーという名のとおり、アメリカンファジーロップの毛並みはとてもふわふわですが、そのために毛が絡まってしまいます。

毛のお手入れはどの種類のウサギでも大切ですが、毛が長いアメリカンファジーロップには必須とも言えます。毛玉になったりもつれてしまったりしないように、できれば毎日しっかりとブラッシングをしてあげてください。

また、毛が抜ける換毛期には長い抜け毛を飲み込んでしまい、調子を崩してしまう子がいます。ウサギは猫のように毛を吐くことができないので、お腹に溜まってしまいます。そうならないように、毎日のお手入れは欠かさないようにしましょう。

耳掃除はこまめにする

アメリカンファジーロップは耳が垂れている構造上、通気性が悪いです。

耳の中が汚れていないかこまめに確認しましょう。汚れていた場合は綿棒などに水を付けて優しく拭ってあげます。

ここで注意してほしいのが、ウサギの耳はとても繊細な部位なので、奥まで綿棒を入れないことです。また、専用の洗浄液も耳垢が取り切れない時はウサギにストレスをかけてしまうので、極力使わないようにしましょう。

耳の奥の方まで汚れている、ウサギが耳を気にしているなど様子がおかしい時は、専門知識を持った獣医さんのところに連れていくのが一番安全です。どこがどうおかしいか説明できるように、こまめに耳をチェックしてあげてください。

単独飼育が良い

アメリカンファジーロップは縄張り意識が強いと言われています。

そのため、飼い主さんに対してマーキングとしておしっこをかけてしまう子もいるくらいです。縄張り意識の強い子にとって多頭飼育は非常にストレスになるため、単独飼育をします。

また、ウサギは発情期が頻繁にくる種族のため、オスとメスを一緒にして飼うと繁殖してしまいます。あまりにも増えすぎると多頭崩壊となるので、複数のウサギを一緒に飼うとしてもオス同士、メス同士にしましょう。

室温管理に気を付ける

アメリカンファジーロップに限らず、ウサギは気温変化にとても弱い生き物です。

どの種類のウサギでも同じですが、適温は25℃前後、湿度は40~60%です。しかし、暑いから、寒いからといって一気にエアコンで室温を変えてしまうと調子を崩してしまう子がいます。

タオルケットなどで直接冷房の風が当たらないようにするか、少しずつ気温を下げていくようにしましょう。理想は一年を通してエアコンをうまく使い、室温を変化させないことです。

ウサギの様子を良く観察し、耳が冷たい、様子がおかしいなど異変がないかこまめにチェックしましょう。

運動不足に気を付ける

アメリカンファジーロップは肥満になりやすいウサギです。

ウサギが喜ぶからと高カロリーのエサを与えているとあっという間に肥満になってしまいます。一週間に2回か3回は外に出て遊ばせましょう。

走り回らせなくても、部屋の中を歩き回る「うさんぽ」でじゅうぶんです。うさんぽの時はウサギが休憩できるようにケージを開けて入れるようにしておくと、給水やトイレの時に戻ってくれます。

懐きやすいアメリカンファジーロップはペットに!

アメリカンファジーロップは普通のペットショップではあまり見つからない種類ですが、うさぎ専門店なら見かけることがあります。

うさぎ専門店なら店員さんから注意事項や、一緒に購入した方が良い道具、おもちゃなど詳しいことが聞けますので、専門店に足を運んでみてください。その場で触らせてくれたり、抱っこさせてくれたりするお店もありますので、ふわふわと言われる毛並みに触れることもできます。

人懐っこい子はトイレの躾も容易ですし、噛みつきなどの問題行動も起こしにくいのでとても飼いやすいです。毛のお手入れや室温などに気を付けて、「アメファジ」と楽しい生活を送ってみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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