アルマジロトカゲの珍しい繫殖方法とは？特徴についても紹介

「爬虫類の飼育に興味があるけど、どんな種類がいるの？」
「トカゲを繁殖目的で飼育してみたいので、どの種類が簡単なのか知りたい！」
「実際にペットにできる珍しいトカゲで、おすすめがあるなら知りたい！」
このように、実際に飼育や繁殖ができる珍しい爬虫類にどんなものがいるのか興味を持ったことはありませんか？

ペットを飼うのであれば、見た目を重要視したいと考えることは誰しもがあることです。そこで本記事では、見た目が特徴的な「アルマジロトカゲの繁殖方法や特徴」などについて紹介します。

本記事の内容を理解することで、まるでゲームや映画の世界に登場するドラゴンのような見た目をしているアルマジロトカゲの飼育や繁殖をしてみたくなるでしょう。

実際にどんな特徴を持ったトカゲなのか、早速チェックしてみましょう。

アルマジロトカゲは成長しても全長20cmくらいの大きさにしかならない、小型のトカゲです。

全体的にゴツゴツした鱗に覆われていて、見た目はゲームの世界にいるドラゴンの子どものような印象をしています。

また、身の危険を感じると自分のしっぽを咥えて丸くなる習性があります。この姿がアルマジロのように見えることから、アルマジロトカゲと名付けられました。

アルマジロトカゲは、主に南アフリカ共和国に生息しています。

砂漠のような乾燥地帯や岩が多い荒野に生息していて、主に朝夕に活動していることが多いトカゲです。そのため、日中は岩場の隙間や穴の中に隠れて生活しています。

元々寒暖差の激しい過酷な環境に生息していたこともあるため、気温の変化などに対して耐性を持っています。

見た目はとても荒々しい印象を受けるアルマジロトカゲですが、温厚で臆病な性格をしている個体が多い傾向にあります。

そのため、実際に飼育してみると隠れて生活していることが多いでしょう。また、警戒心が強いため直接手から餌を与えても食べてくれないことがほとんどです。まずは、ピンセットなどを使って適度な距離感を保ちながら、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。

アルマジロトカゲの寿命は約10年です。

上手に飼育すれば、それ以上生きてくれるケースもあるでしょう。アルマジロトカゲを少しでも長生きさせたいのであれば、常日頃から快適な生活環境を保ってあげる必要があります。

長い付き合いになるペットだからこそ、細かいチェックや生活環境を整えてあげる努力は怠らないようにしましょう。

我が家のカップル#アルマジロトカゲ#フォロバ100 pic.twitter.com/tqox0UP7AL

— さく-フォロバ100 (@5u4GkTINIDmVrTT) July 12, 2022

トカゲは卵から繁殖する種類が多いなかで、アルマジロトカゲは「胎生」する珍しい種類です。また、一度に行う出産も1〜2匹程度です。

そのため、繁殖するにあたって特別なものを新たに買い揃える必要はありません。また、野生では集団で行動することが多い種類でもあります。ケージのサイズに余裕があれば、そのまま繁殖と飼育を同時進行して問題ないでしょう。

アルマジロトカゲ入荷しました?

価格かなり高騰してます(⌒-⌒; ) pic.twitter.com/IpPU0W3a1l

— エキゾチックサプライ (@supplymiki) February 10, 2021

アルマジロトカゲは、現在流通している個体が少ないこともあるので、高価な傾向にあります。1匹あたりの相場は30万円前後になるでしょう。

流通量が少ない種類なので、ネット販売していることはほぼありません。飼育を検討している場合は、過去に同種の販売実績がある爬虫類専門店やペットショップに直接足を運んで予約するのが一般的な流れになるでしょう。

レプタイルフィーバーに、今から行ってきます！　今回は、消耗品(バークチップなど)と、オシャレシェルターがあれば買いたいと考えます^_^
しっかり、お土産買ってくるからね^_^#ヒナタヨロイトカゲ#アルマジロトカゲ#レプタイルフィーバー pic.twitter.com/togTDzNDfp

— アルまじろーくん (@yuta1459) July 3, 2022

実際にアルマジロトカゲの飼育や繁殖をするにあたって、飼育方法はちゃんと覚えておく必要があります。

正しい方法を最初に知っておかなければ、アルマジロトカゲの寿命を縮めてしまう結果になりかねません。

必要なものを買い揃えた上で、元々アルマジロトカゲが住んでいた場所に近い環境を作ってあげてください。それで、アルマジロトカゲを長生きさせてあげられるようになるでしょう。

一般的に流通している爬虫類用のケージで問題ありません。サイズの目安としてはアルマジロトカゲの体長より30cmほど余裕があると良いでしょう。このように、ある程度広いスペースを確保してあげた方が、運動不足になる心配が無くなります。

また、多頭飼いや繁殖を目的としている場合は、もう少し広さに余裕があると理想的です。その場合は、90cm以上のサイズのものであれば問題ありません。