フトアゴヒゲトカゲの性別は見分けられる？見た目や行動の違いを紹介

メスが卵を持つと、地面を掘る行動を始めます。掘った地面に産卵するので、きちんと掘れる地面を用意してあげましょう。

土を20cmぐらいに敷き詰めてあげます。使うのは普通の黒土で構いません。ただし、湿度は必要になってきます。スプレーなどで定期的に保湿し、触ると指につくぐらいを保ちましょう。

必要なら、卵を専用のケージに移します。卵を土から掘り返す必要がありますが、その際、卵は柔らかいので注意して取り出しましょう。

この時、卵に上下がわかるように印をつけますが、上下が逆になってしまうと、卵が孵化しないことがあります。印をつけたら見つけたままの向きで保管しましょう。

専用のケージは温度を25～30℃、湿度を85～90％程度に保ちます。ケージの下には、バーミキュライトやミズゴケなどを敷いてください。専用の床材も販売されています。

湿度を保つために蓋はしておきますが、通気性は保っておきましょう。ラップなどをして、穴をいくつか開けることによって通気性が保てます。

見た目と違って温厚で、飼いやすいと言われるフトアゴヒゲトカゲです。
しかし、性別がいつわかるのか、繁殖させるには何が必要になってくるのかなど、すぐにはわからないことも多くあります。

この記事で紹介した性別の見分け方や繁殖の知識は、飼う時に役に立ってきます。適切に飼うことで、フトアゴヒゲトカゲの飼育をよりよいものにしましょう。