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ヤモリの子供は何を食べる?飼育に必要なものや餌を与えるポイントを紹介

更新日:2024年07月19日

ヤモリの子供を飼育してみたいけれど、ヤモリの子供に与える餌や飼育するのに必要なものが分からないという人もいるでしょう。この記事では、ヤモリの子供の餌や飼育に必要なものについて詳しく解説します。ヤモリの子供の飼育に興味がある人は参考にしてみてください。

ヤモリの子供は何を食べる?飼育に必要なものや餌を与えるポイントを紹介

ヤモリの子供に餌を与える頻度

ヤモリはそれほど多くの餌を食べる生き物ではないため、大人のヤモリの場合には毎日餌を与える必要はなく1週間に2回ほどで良いと言われています。

子供のヤモリの場合には、小さいサイズのコオロギなどを2匹から3匹程度飼育ケースの中に入れていつでも食べられるようにしておくと良いでしょう。

しかし餌のサイズが大きかったり、たくさん入れすぎたりすると餌に攻撃されてヤモリの子供が餌を怖がるようになる可能性もあるため注意が必要です。

ヤモリの子供に餌を与えるポイント

ヤモリの子供に餌を与える際には、どのようなことに気をつければ良いのか知りたいという人もいるでしょう。

ここではヤモリの子供に餌を与えるポイントについて解説するため、ヤモリの子供に餌を与える際の参考にしてみてください。
  • 生餌を飼育ケースに放して食べさせる
  • カルシウム不足に注意する

生餌を飼育ケースに放して食べさせる

飼い始めて間もない頃はヤモリがピンセットに慣れていないため、ピンセットで餌を与えようとしても食べてくれないことが多いです。そのためヤモリの子供に餌を与える際には、生餌を飼育ケースに放して食べさせるようにしましょう。

コオロギなどの生餌にカルシウムパウダーをまぶしてケージに放っておけば、ヤモリが勝手に餌を食べます。

ヤモリが生餌を食べない場合、生餌をそのまま飼育ケース内に入れておくとヤモリに噛みつく可能性があり、噛みつかれたヤモリは生餌を怖がるようになる可能性があります。

そのためヤモリが食べなかった生餌は飼育ケージから取り出すようにするなど、しっかりと管理をしましょう。

カルシウム不足に注意する

飼育下のカナヘビは栄養バランスが偏りがちで、カルシウム不足になりやすいです。カルシウムは丈夫な骨を作るのに必要なもので、不足すると骨の疾患に繋がることが多いと言われています。

とくに子供のカナヘビが大人のカナヘビになる成長期では、カルシウムをサプリメントで補うことがとても重要です。カルシウムだけでなく、カルシウムの吸収を助けるビタミンDなどのサプリメントが多くあります。

パウダータイプのサプリメントは餌にまぶしてから与えるようにしましょう。

出典:爬虫類・両生類を代謝性骨疾患にしないための栄養管理|南が丘動物病院
参照:https://www.minamigaokaah.com/column/column_20191210_1684.html

ヤモリの子供が餌を食べないときの対処法

ヤモリの子供が餌を食べないと、飼育している人は心配になってしまうでしょう。ヤモリの子供が餌を食べないときは、まず飼育ケース内の温度を確認してみましょう。

飼育ケース内の温度が低くなるとヤモリの子供は代謝が悪くなり、餌を食べなくなります。さらに飼育ケース内の温度が10℃を下回ると冬眠の準備をするようになってしまうため、飼育ケース内の温度は20℃以上を保つようにしましょう。

飼育ケース内の温度に問題がない場合には、水分不足の可能性があります。ヤモリは水分不足になると腸閉塞になる恐れがあり、腸閉塞になるとフンができず餌を食べなくなってしまいます。

ヤモリは水入れの水を飲まないこともあるため、定期的に霧吹きを使って飼育ケース内の壁を濡らしておくようにしましょう。

自然採取できるヤモリの子供の餌

ヤモリの子供に与える餌は自然採取することもできます。ヤモリの子供に与える餌を自然採取する場合には、ヤモリの子供のサイズに合った小さな蜘蛛やハエ、蛾、イモムシなどを選びましょう。

ダンゴムシのような硬い虫や、てんとう虫などの甲虫は消化が悪いため与えないようにし、柔らかい虫を選ぶようにしてください。

ヤモリの子供に与える羽虫などは草の生い茂った場所で虫取り網を振り回せば入ることがあります。またイモムシや蜘蛛は葉っぱの裏などを探すと見つけることができるでしょう。

夜にライトの明かりに集まる虫の中から、ヤモリに与えられそうな虫を採取するのもおすすめです。

ヤモリの子供の飼育方法について知っておこう

ヤモリの子供の飼育に必要なものや、ヤモリの子供を育てるときの注意点、与えるのに向いている餌などについてご紹介しました。

子供のヤモリはとてもかわいく、成長していく姿を見るのは楽しいものです。しかし餌の調達や温度や湿度などの飼育環境の管理など、飼育する上で大変なこともたくさんあります。

ヤモリはおよそ10年ほどの寿命があると言われているため長く一緒に過ごすことができ、その分愛着も湧きますが、言い方を変えればおよそ10年間餌の管理や飼育環境の管理をすることが必要です。

ヤモリの子供を飼育する際には最期まで責任を持って飼育する覚悟が必要であるため、よく考えてから決めるようにしてください。

ご紹介した内容を参考にヤモリの子供の飼育方法について知り、適切な環境でヤモリの子供を飼育しましょう。

初回公開日:2022年09月22日

記載されている内容は2022年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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