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レオパードゲッコーのモルフとは?特徴や鮮やかな色に育てるポイントも紹介

更新日:2024年08月15日

レオパードゲッコーのモルフとはどのようなものなのでしょうか。この記事ではモルフとは何か説明するとともに、モルフの種類を紹介しています。レオパードゲッコーの飼育を考えている方、モルフの種類を詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。

レオパードゲッコーのモルフとは?特徴や鮮やかな色に育てるポイントも紹介
野生のレオパードゲッコーや、異なるモルフ同士のかけ合わせによって生まれたモルフには、特徴的な色を持ったものがいます。

ここでは、品種改良によって生み出された美しい色のモルフから、人気の高いものや各品種の元になった種類を紹介します。

ハイイエロー

くっきりとした黄色い色が特徴的な野生の個体、スポットの少ない個体から作られたモルフです。

50年近く前に作られたモルフの原点とされている品種で、現在では野生の個体に代わりノーマルと呼ばれることが多くなっています。古くからある品種は新しい品種より販売価格が安く、手ごろな値段で購入可能です。

マックスノー

マックスノーは白い体にくっきりと黒い斑点が浮かぶ、白い個体同士の組み合わせで作られたモルフです。アメリカのブリーダーが開発したモルフで、名前には開発者の名が入っています。体色は完全に真っ白ではなく、ほんの少し黄色みが残っています。

スーパーマックスノー

マックスノー同士のかけ合わせによって生まれたモルフです。体色は黄みがかった部分がなく、真っ白な体色にスポットが入っています。スポットの大きさや入り方は個体によって特色があり、縦につながりライン状に見えるものもいます。

ハイパーザンティック

ハイパーザンティックの名は以前、ハイイエローの別名として知られていました。現在はハイイエローの選別交配により作られたモルフの名前として浸透しています。

ハイイエローよりも、黄色を濃くして黒い模様をはっきり浮かび上がらせることを目的に開発されたモルフです。

アルビノ

黒色色素が欠けていて、体や模様に黒い部分のないモルフがアルビノです。全く色がなくなるのではなく、薄い体色や模様を確認できます。

多く出回っているアルビノは、開発者の名前の入ったトレンパーアルビノ、レインウォーターアルビノ、ベルアルビノの3種類で、体や模様の色、目の特徴が異なります。色素の欠乏したアルビノも寿命は、ほかのモルフとあまり変わりません。

エニグマ

謎という意味を持つエニグマは、名前のとおりスポットの量や形が通常のレオパードゲッコーとは違い、個性的な模様と色をしています。似ているエニグマ同士の子どもに同じ特徴が現れるとは限らず、成長途中で模様が変わる可能性もあるユニークなモルフです。

ブラックナイト

ブラックナイトは、黒い個体同士を選別交配させて長い年月かけて作られたモルフで、真っ黒な個体のほか明るめの色が入ったものもいます。値段は黒い部分の多さと関係しており、グレードの高い全体が真っ黒な個体は高値で販売されています。

ブリザード

ブリザードは白化によって全体が白っぽく見える、独特な美しさがあるレオパードゲッコーです。色は白とは限らず、薄っすらと色味を帯びている個体もいます。模様は見当たりませんが、眼球が透けて青く見える目の上部分が特徴的です。
次のページ:模様が特徴的なモルフ

初回公開日:2022年11月16日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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