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ヤモリの寿命はどれくらい?長生きさせるポイントや冬眠を防ぐ方法を解説

更新日:2024年10月06日

ヤモリに興味があるものの、懐かないイメージがあったり、飼育が難しそうと感じたりする方は多いのではないでしょうか。本記事ではヤモリの特徴や知られざる魅力、飼育方法について紹介しています。爬虫類好きさんや新たにペットを迎えたい方は是非読んでみてください。

ヤモリの寿命はどれくらい?長生きさせるポイントや冬眠を防ぐ方法を解説
「ヤモリに興味はあるけれどペットとして飼うのは難しそう。」
「ヤモリってそもそも懐くの?」
こういったイメージを持っておられる方は多いのではないでしょうか。

この記事ではヤモリの特徴や性格などの他、飼育に必要な準備物や飼育方法などを詳しく紹介しています。おすすめのアイテムや、特にかかりやすい病気に関する情報もあるので、知識が全くない方でも飼育に関する具体的なノウハウを知ることが出来るようになっています。

記事を最後まで読み終える頃にはヤモリに対するイメージが変わり、意外な魅力に興味が更に高まる事でしょう。

ヤモリを飼ってみたいけれど敷居が高いと感じている方、犬や猫以外のペットを検討している方は是非一読してみてください。

ヤモリの種類ごとの特徴と寿命

あまり知られていませんが、ヤモリはとても種類が豊富な生き物です。種類によって体の大きさや特徴が異なるのは勿論、同種でも様々な色合いの個体が存在するのも人気の理由の1つと言えます。ここではそんな魅力に富んだヤモリの種類や特徴を紹介していきます。

ニホンヤモリ

私達が想像するヤモリのほとんどがこのニホンヤモリなのではないでしょうか。自然豊かな地域では実際に目にした事のある方も多いでしょう。ニホンヤモリは民家の近くに生息している事が多いので私達にとっては一番身近なヤモリと言えます。

名前こそニホンヤモリですが、実は外国から日本に来て定住したとされています。体長は10〜14cmで寿命は10年程です。

ニホンヤモリは日本の気候に適応しているため、比較的飼育が容易とされており、捕獲して飼育する事も可能です。

ガーゴイルゲッコー

ガーゴイルゲッコーはその名の通り、魔獣ガーゴイルの見た目に似ている事からそう呼ばれています。頭の後ろにツノのような突起物がある事もその由来の一つです。

見た目に反して性格は温厚で、寿命は10年程です。大きさは17〜22cmと他の種類のヤモリと比べると少し体長が大きめで、触り応えがある種類と言えます。

ガーゴイルゲッコーは元々の体色も様々ですが、周りの環境に合わせて体色変化をする特性を持っているため、色の変化を楽しめるのも魅力の一つでしょう。

トッケイヤモリ

ユニークな表情と毒々しい色合いとのギャップで、人気の高いトッケイヤモリは東南アジア地域に多く生息しているヤモリの一種です。鳴き声が「トッケイ」と聞こえる事からトッケイヤモリと名付けられました。

トッケイヤモリの体長は30〜35cmで、寿命は5、6年が平均とされています。独特なカラーバリエーションで人気があります。

トッケイヤモリは気性が荒めで気難しい性格なので、扱いには注意が必要になります。また縄張り意識が強いため単独での飼育が勧められています。

ジャイアントゲッコー

ジャイアントゲッコーはニューカレドニアの固有種で大変貴重な種類のヤモリです。名前の通り体が大きく、プニプニとした独特の手触りをしています。体長は35cm〜最大で42cmにもなるとされており大型種と言えるでしょう。

寿命はなんと30年で、最長では35年とも言われています。最後まで責任を持って飼育できる環境が必要不可欠です。

世界最大とも言われるジャイアントゲッコーですが、ゆったりした動作と相まって性格は結構気まぐれであるとされています。

クレステッドゲッコー

和名ではオウカンミカドヤモリと呼ばれており、頭の上の王冠のようなギザギザの突起物と目の周りのまつ毛のような突起物が特徴的なヤモリです。

ニューカレドニアの固有種ですが、日本では繁殖個体しか流通していない事もあり、非常に人に慣れやすく、飼育しやすい事で知られています。手に乗せて触れ合う所謂ハンドリングにも抵抗なく応じてくれる、極めて穏やかな性格と言えるでしょう。

体長は20cmで、寿命は15〜20年程と言われています。「クレス」の名で親しまれ、非常に人気のある種類です。

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキは主に南アジアの砂漠地帯に生息しているヤモリで、豹のような紋を持つ事からこの名が付けられました。体長は20〜25cmで、寿命は15〜20年程と言われています。

壁に登れない事や、本来ならヤモリが持たないまぶたを持つなどからトカゲモドキと呼ばれていますが、そのまばたきの愛らしい様子に心を奪われる人も少なくありません。

また、見た目の愛らしさだけでなく人への慣れやすさ、初心者でも飼育が簡単である事からペットとして飼う人が増えています。
次のページ:ヤモリを長生きさせるためのポイント

初回公開日:2022年06月16日

記載されている内容は2022年06月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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