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レオパの拒食の原因はひとつじゃない!対処法や強制給餌の方法も解説

更新日:2024年10月04日

レオパの拒食について悩んでいる人はいませんか。この記事では、レオパが拒食になってしまう原因や対処法について紹介しているほか、処置のひとつである強制給餌の方法についても解説しています。レオパの拒食をどうにかしたいという人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

レオパの拒食の原因はひとつじゃない!対処法や強制給餌の方法も解説
「レオパが拒食をしているのだけど原因として何があるの?」
「拒食された場合の対処法や強制給餌する方法も知りたい」
レオパを飼育している人の中には、拒食がみられた際にこのような疑問や興味を持っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、レオパが拒食になってしまう原因とともに、拒食になった時の対処法や処置のひとつとして知られている強制給餌の方法について解説しています。

この記事を読むことで、レオパが拒食になってしまう原因について把握することができます。その知識をもとに、自分が飼育しているレオパが拒食になった原因を分析でき、適切な対処をすることができるでしょう。

飼育しているレオパの拒食に関して不安を抱えている人は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さい。

レオパの拒食の原因とは?

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)を飼育するうえで気を付けたいポイントのひとつとして挙げられているのが、拒食です。拒食は名前の通り餌を食べなくなる状態のことを指していて、レオパはトカゲの中でも拒食になりやすい珍しいタイプとなっています。

一般的に拒食かどうかの判断基準としては、ベビーで5日から1週間以上、アダルトで2週間から1ヶ月以上食べない状態とされています。

そんなレオパの拒食にはいくつか原因が考えられるのですが、ここからはそんなレオパの拒食の原因を解説します。

ストレス

レオパは元々ストレスを受けやすい傾向があり、ちょっとしたことでもストレスを感じてしまいがちです。

例えば環境の変化や飼い主の構い過ぎなどがストレスの原因となりやすく、そこから拒食になってしまう可能性があります。ただ静かに様子を見て3日前後で餌を食べだしたのであれば、特に問題はありません。

ただ環境の変化や構い過ぎなどのストレスの原因を取り除いたのに拒食が続く場合は、他の原因が考えられるので注意が必要です。

餌に飽きた

飼育を飼い始めてからずっと同じ餌を与え続けていると、そのうち餌に飽きてしまうことがあります。また、生餌を与えていた場合は食べている時に噛まれてしまってトラウマになってしまったという場合も考えられる原因です。

ただ飽きてしまったのであればほかの餌を与えてみようと考えても、レオパにも好みがあるので新しい餌が気に入らずに拒食を続けてしまう場合もあります。

このように、餌に関して飽きてしまったなどの何らかの不満を持っていることから拒食になってしまうレオパも少なくないです。

ハニーワームばかりあげてしまった

レオパの餌としてよく利用されているハニーワームは、栄養価の高さからよく与えているという飼い主も少なくありません。また嗜好性が高いことからおやつとして用いられているのに、レオパ自身の食いつきがいいのでついつい与えすぎてしまう場合もあります。

ただ高栄養だからとレオパにとってごちそう扱いとなるハニーワームばかり与えていると、他の餌に見向きもしなくなってしまいます。結果として拒食につながってしまうので、与え過ぎには要注意です。

部屋が明るすぎる

レオパは夜行性の生き物であるため、基本的に夜間などの暗い時間帯や空間で活発に活動します。このため部屋が明るい時はあまり動きたがらない傾向があるため、そもそも餌を食べなくなっている可能性があります。

またモルフによっては目が良くない場合もあり、部屋が明るすぎると目を開けられない・ちゃんと見ることができなくなってしまうレオパもいるのです。そうすると餌を認識できなくなり、やむを得ず拒食状態になってしまうというパターンも考えられます。

温度や湿度が適切でない

レオパが拒食になる原因として他にも考えられるのが、温度や湿度の管理が適切にできていない場合です。変温動物であるレオパは、飼育環境が適切に整えられていないと拒食などの問題を起きてしまいます。

特に温度が低い状態になってしまうと消化器官に影響を与えてしまうので、食欲がなくなってしまうのです。さらに目を閉じて動かなくなってしまうため、どんどん弱ってきてしまう点に注意しなければいけません。

逆に、温度や湿度が高い状態でも拒食になってしまう可能性があります。

脱皮の直前

意外な理由のひとつとして挙げられているのが、脱皮の直前であるという点です。個体によっては脱皮前でも問題なく食べることがありますが、脱皮前は餌を食べなくなるレオパが多いと言われています。

これは小さなレオパにとって脱皮は大きく体力を削る作業であり、脱皮前はかなりナーバスになってしまうためです。そのため食欲が落ちて拒食気味になりやすく、脱皮した後も自分の皮を食べる以外は体力回復のためあまり動かないとされています。

腸閉塞や細菌感染によるもの

どんな餌に対しても見向きもしなくなってしまった場合、何らかの病気にかかっている可能性があります。拒食に関連する病気として考えられるのは腸閉塞や細菌感染によるもので、特にお腹が膨らんでしまっている場合は腸閉塞が考えられやすいです。

腸閉塞は床材として使っている砂などを誤って飲み込み、胃に蓄積してしまっていることが原因で起きやすくなっています。

ほかにも嘔吐や急に痩せるなど、明らかな異常がみられる場合は細菌感染による体調不良の可能性もあるので、様子を見るよりも先に病院に連れていきましょう。

出典:ヒョウモントカゲモドキ「なりやすい7つの病気」|垂水オアシス動物病院
参照:http://blog.tarumioasis.com/?eid=1206

季節的な問題

レオパならではの拒食の原因として挙げられているのが、季節的な問題です。11月から2月ころまでの期間は寒い季節であるため、外気などの影響で適切な温度や湿度が保てなくなってしまう場合があります。

その結果として拒食を起こしてしまうことから、季節性の拒食と言われています。ただ体重減少などの明らかな異常がみられない場合はそのまま様子を見て問題ないとされているので、一過性のものとして考えられているようです。
次のページ:レオパが拒食になったときの対処法

初回公開日:2022年07月30日

記載されている内容は2022年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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