レオパの拒食の原因はひとつじゃない!対処法や強制給餌の方法も解説
更新日:2024年10月04日
レオパが拒食になったときの対処法
レオパが拒食になるのは何らかの理由や原因があるため、理由や原因に応じた対処法を検討することが大切です。ただ内容によっては無理に改善しようとあれこれすると、かえってストレスを与えてしまいかねません。
このため原因に応じた対処法は必ずしなければいけないというわけではなく、レオパの様子を見ながら焦らずに実践していくようにします。
ここからは、そんなレオパの拒食に対する対処法を紹介します。ただし病気が原因だった場合は、すぐに病院に連れていきましょう。
このため原因に応じた対処法は必ずしなければいけないというわけではなく、レオパの様子を見ながら焦らずに実践していくようにします。
ここからは、そんなレオパの拒食に対する対処法を紹介します。ただし病気が原因だった場合は、すぐに病院に連れていきましょう。
ハニーワームを与えてみる
原因がわからない拒食がみられる場合や脱皮後で体力が落ちて餌を食べない状態になっているレオパに対しては、ハニーワームを与えてみるのがおすすめです。
ハニーワームは栄養価が高いのでレオパの栄養状態を改善しやすく、体力を戻す効果が期待できます。またレオパにとってハニーワームはごちそうなので、他の餌を食べる元気がなくてもハニーワームであれば食べる可能性があります。
ただ単体で与えるとカルシウム不足になるので、カルシウム剤をまぶしてから与えるのが良いです。
ハニーワームは栄養価が高いのでレオパの栄養状態を改善しやすく、体力を戻す効果が期待できます。またレオパにとってハニーワームはごちそうなので、他の餌を食べる元気がなくてもハニーワームであれば食べる可能性があります。
ただ単体で与えるとカルシウム不足になるので、カルシウム剤をまぶしてから与えるのが良いです。
コオロギが苦手な場合は与えない
コオロギをよく食べていた場合、コオロギに噛まれるなどのトラウマからコオロギが苦手になってしまうレオパもいます。このようにコオロギが苦手になってしまったレオパに無理にコオロギを与えても、ストレスが溜まってしまうだけです。
他の餌を食べるというのであればそちらに切り替えて、コオロギは与えないようにしましょう。そうすればコオロギ以外から栄養を摂取できるようになり、拒食状態も改善されていく可能性があります。
他の餌を食べるというのであればそちらに切り替えて、コオロギは与えないようにしましょう。そうすればコオロギ以外から栄養を摂取できるようになり、拒食状態も改善されていく可能性があります。
室温を調整する
温度や湿度が不適切な環境になっているせいで拒食になっている場合は、まず室温を調整することが必要になります。
基本的にレオパの飼育環境の適温は25度以上30度以下、湿度は40~60%です。温度計や湿度計を設置して、適温で維持できるようにパネルヒーターなどを活用しましょう。ただケージ内全体を温めるのではなく、高い温度と低い温度の場所ができるように調整するのもありです。
また乾燥することを防ぐため、水入れ容器や霧吹きを使った調整も大切になります。
基本的にレオパの飼育環境の適温は25度以上30度以下、湿度は40~60%です。温度計や湿度計を設置して、適温で維持できるようにパネルヒーターなどを活用しましょう。ただケージ内全体を温めるのではなく、高い温度と低い温度の場所ができるように調整するのもありです。
また乾燥することを防ぐため、水入れ容器や霧吹きを使った調整も大切になります。
水を与える
季節性の拒食は体重減少がない限りは様子を見るだけでいいのですが、出来る限り水を与えてやることで消化不良のリスクを抑えることができます。
また普段からレオパが水入れから水を飲まない場合、消化不良から拒食状態に陥ってしまう可能性もあります。そのため、拒食がみられるだけではなく水も飲まない状態になった場合は、水を与えるようにしましょう。
水入れから飲まない場合はケージの壁に霧吹きをかけてやることで、水を見つけやすくなるのでおすすめです。
また普段からレオパが水入れから水を飲まない場合、消化不良から拒食状態に陥ってしまう可能性もあります。そのため、拒食がみられるだけではなく水も飲まない状態になった場合は、水を与えるようにしましょう。
水入れから飲まない場合はケージの壁に霧吹きをかけてやることで、水を見つけやすくなるのでおすすめです。
餌に調整剤を加える
ほかにも拒食の対策として挙げられているのが、餌にカルシウム剤やビタミン剤などの調整剤を加えることです。
餌に対して調整剤をかけることをダスティングというのですが、コオロギなどの生餌はレオパに必要な栄養が欠けているため、ダスティングをして与えるのが一般的だとされています。
人工餌にはダスティングは不要ですが、拒食の際には普段使っている調整剤を加えることで慣れ親しんだ味やにおいに安心して食べてくれることもあります。
餌に対して調整剤をかけることをダスティングというのですが、コオロギなどの生餌はレオパに必要な栄養が欠けているため、ダスティングをして与えるのが一般的だとされています。
人工餌にはダスティングは不要ですが、拒食の際には普段使っている調整剤を加えることで慣れ親しんだ味やにおいに安心して食べてくれることもあります。
餌を与えず様子を見る
ハニーワームばかり食べて他の餌を食べてくれないパターンや、ストレスで拒食になっているパターンの場合は、しばらく餌を与えずに様子を見るのも対策のひとつです。
例えばハニーワームしか食べない拒食のパターンだと、しばらく餌を与えないようにして他の餌を食べるように仕向けていかなければいけません。そしてストレスが原因のパターンは、3日程度であれば餌を食べなくても問題はないので、そっとしておくことが大切です。
例えばハニーワームしか食べない拒食のパターンだと、しばらく餌を与えないようにして他の餌を食べるように仕向けていかなければいけません。そしてストレスが原因のパターンは、3日程度であれば餌を食べなくても問題はないので、そっとしておくことが大切です。
尻尾を確認する
拒食になった時にまず確認しておきたいのが、尻尾の太さです。レオパは尻尾に脂肪などの栄養を蓄えているので、多少拒食になったとしてもそこから栄養を補うことができます。このため、レオパはほかのトカゲよりも餌を食べる頻度が少ない傾向があります。
そのような特徴から、拒食がみられた場合はまず尻尾の太さを確認して脂肪が蓄えられているか確認することが必要です。十分な太さがあれば問題ないですが、細くなっている場合は他の対処を検討する必要があります。
そのような特徴から、拒食がみられた場合はまず尻尾の太さを確認して脂肪が蓄えられているか確認することが必要です。十分な太さがあれば問題ないですが、細くなっている場合は他の対処を検討する必要があります。
強制給餌の方法
どうしても餌を食べない拒食状態が続くのであれば、強制給餌という対処法があります。強制給餌は名前の通り、飼い主側が強制的にえさを食べさせるという方法で、栄養補給や病気の治療目的で様々なペットに行われている処置です。
強制給餌の方法としては、給仕用の小さな注射器(シリンジ)にレオパ用の流動食(ない場合は餌をふやかしてペースト状にする)を入れたら、口の周りに少しずつ付けてあげます。一気に口の中に流し込むと、誤嚥するリスクがあるので注意が必要です。
強制給餌の方法としては、給仕用の小さな注射器(シリンジ)にレオパ用の流動食(ない場合は餌をふやかしてペースト状にする)を入れたら、口の周りに少しずつ付けてあげます。一気に口の中に流し込むと、誤嚥するリスクがあるので注意が必要です。
初回公開日:2022年07月30日
記載されている内容は2022年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。