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2018年04月13日

ヤモリとイモリとトカゲの違い・何類・駆除方法・漢字・餌

ヤモリとイモリはとてもよく似た生き物です。名前もかなり類似しており、イモリとヤモリの違いを見分けるのは意外と大変です。実際にはイモリとヤモリは全く異なる生き物です。こちらでは、これら二つの生き物の生物学的な特徴などについて紹介します。

ヤモリとイモリとトカゲの違い・何類・駆除方法・漢字・餌

ヤモリとイモリとトカゲの違い・見分け方

田舎に行くと都会では見ることができない生き物をたくさん見かけることができます。トカゲやイモリ、ヤモリなどの小さな動物などは、都会ではなかなかみることができなく、その見分け方について完全に理解することができる人は少ないといえます。

とくにヤモリやイモリといった生き物は、見た目も名前もそっくりであるため、非常にややこしいといえるでしょう。しかしながら、これらの生き物はよく見てみると異なる特徴があることがわかります。

こちらでは、イモリやヤモリ、トカゲなどのよく似た生き物の見分け方について簡単に紹介していきましょう。

ヤモリの特徴

まずこれらの生き物の違いを把握する上では、その生き物がどういった生き物であるかという特徴を知る必要があります。この項では始めに、ヤモリがどういった特徴を持った生き物なのかという点にスポットを当ててご紹介しましょう。

ヤモリは、爬虫類のヤモリ科に属している、トカゲの一種であると位置づけられています。この生き物は、主に山間部や森などの自然が多い場所に生息しており、秋田県よりも南の本州や四国、九州に幅広く生息しています。

イモリは、トカゲの一種であるということから、生き物の種類でいうと爬虫類に相当します。ヤモリは田舎では比較的よく見かけることができる生き物でしたが、近年ではその数は大きく減少しており、環境省のレッドリストでも「準絶滅危惧種」に指定されています。

ヤモリはペットとしても人気

ヤモリはその見た目の可愛らしさから、ペットとして飼育する人も存在します。そのため一部のペットショップではヤモリをを扱っているものあります。餌としては、昆虫などの生餌が必要になるので、ペットとして飼育する難易度は少し高いといえるでしょう。

イモリの特徴

こちらでは、ヤモリと対になるイモリの特徴について紹介していきましょう。

イモリは、淡水の中で生活する、両生類の生き物の一つです。種類の近さでいうと、カエルやサンショウウオなどの仲間に近いといわれています。また住む場所の関係上、田舎の用水路や川、池、田んぼなどに生息しているといわれています。

そしてイモリの大きな特徴として挙げられるのは、腹部の赤い模様です。この模様はイモリの中でもアカハライモリと呼ばれる日本を代表するイモリの固有種の大きな特徴であるといえるでしょう。

またイモリには、フグと同じ毒を持っているといわれており、腹部の赤い模様は警戒色として作用していると考えられています。

イモリの数は減ってきている

イモリはかつては田舎でよく見かけることができた生き物だったのですが、近年ではその数は減少しています。それには、イモリの生息に適した水辺が減少したことが原因であると言われています。

そのため、イモリは環境省のレッドリストの中でも「準絶滅危惧種」という扱いになっています。

トカゲの特徴

イモリとヤモリによく似た生き物としてよく挙げられるのが、トカゲやカナヘビといった生き物です。こちらでは、トカゲがイモリやヤモリといった生き物とどういった部分が異なるのかについて紹介していきましょう。

トカゲは、爬虫類トカゲ亜目に属している生き物のことを指します。トカゲというのは、こういった生物の総称のことを指すので、多くの種類が存在します。トカゲと呼ばれる種類の中で、世界的に最も有名な種類はカメレオンです。またアメリカなどの外国では、イグアナなども代表的なトカゲの仲間の一つです。

日本では、イグアナなどのような大型のトカゲはあまり見かけることができません。日本で有名なトカゲで田舎でよく見かけることができるのは、カナヘビなどの小型のトカゲです。また先の項で説明したヤモリは、このトカゲの仲間に含まれています。

ヤモリとイモリの足の違い

ヤモリとイモリを見分ける上で重要な点かがいつかあります。まずイモリとヤモリとの間での大きな違いとしては、足の形状の違いが挙げられます。

まずヤモリとイモリとでは、前足の指の本数が異なります。ヤモリは五本指なのに対して、イモリは4本指であることが特徴です。

またヤモリだけにある大きな特徴として、ヤモリは壁を自由に這って回ることが可能です。その理由としては、ヤモリの指の先にはミクロの無数の毛が生えており、吸盤のような働きをすることで、ツルツルの壁でも這って移動することが可能であるといわれています。

かつてはヤモリがどのようにして壁に張り付くことができていたか謎のままでしたが、細菌ではそのメカニズムが明らかにされ、ヤモリの足の構造を参考にした商品も開発されています。

ヤモリとイモリの鱗の違い

ヤモリとイモリの大きな違いの一つは、根本的な生物学的な種類です。ヤモリはトカゲなどと同じく爬虫類に属しています。また一方で、イモリに関しては、カエルやサンショウウオなどと同じ両生類に属しています。

これらの種類の違いの大きな要素として、皮膚の特性が挙げられます。まずヤモリについてですが、ヤモリは爬虫類であることから、皮膚には鱗があるのが特徴です。一方で、イモリの方はというと両生類であることから、皮膚は鱗で覆われてはいません。

またヤモリとイモリの皮膚を比較するとヤモリは皮膚の鱗によりイモリの皮膚よりも乾燥に強いという特徴があります。

ヤモリとイモリは何類なのか

イモリとヤモリは名前も見た目もよく似ていることから、同じ種類であると思われがちですが、実はそうではありません。これら二つの生き物は、生物学的に全く異なります。

先ほどの項からあるように、ヤモリはヘビやカメ、トカゲなどと同じ爬虫類に属しています。またイモリについては、カエルやサンショウウオなどと同じ両生類に属しています。これら二つの生物のカテゴリーは、生態などが全く異なります。

両生類の特徴

イモリなどの両生類の大きな特徴としては、両生類の幼体の多くは、水中で生活する点が挙げられます。例えば、カエルの幼体であるオタマジャクシは水中で生活するのは非常に有名です。また両生類の多くは水中にゼリー状の卵を産むことも特徴の一つとして挙げられます。

加えて、両生類の呼吸形態についても、爬虫類とは大きく異なります。両生類の場合には幼体の時期にはエラを使って呼吸するのが一般的です。また成体になると肺や皮膚による呼吸がメインになるといわれています。

爬虫類の特徴

一方でヤモリなどの爬虫類の特徴としては、幼体の多くは初めから地上で生活するものがほとんどである点が第一に挙げられます。また卵の形態についても、爬虫類の場合には、殻のついた硬い卵を産むことが特徴です。例えばウミガメが砂浜に殻のある卵を産むのは非常に有名です。

また呼吸形態についても、爬虫類は初めから陸上で生活する種類が多く、肺呼吸を用いて呼吸を行うのが一般的であるといえるでしょう。

加えて、爬虫類の大きな特徴としては、皮膚に鱗がある点が挙げられます。この鱗は皮膚の乾燥を防ぐのに多いに役立っているといえるでしょう。特にヘビなどの一部の種類は鮮やかな色の鱗を持つものも存在します。

ヤモリとイモリの駆除方法

ヤモリとイモリはこちらから何もしなければ基本的には害を及ぼす生き物ではありません。しかしながら、両生類や爬虫類が苦手な人は一定数存在するのは事実です。

こちらでは、ヤモリやイモリの退治方法について簡単に紹介します。

家に出現した場合

田舎の古い家などの場合には、ヤモリが侵入する場合があります。基本的にヤモリ自体が人に対して直接的に害を及ぼすことはほとんどありません。

もしヤモリが屋内に出現した場合には、網など使って直接捕獲して外に逃がすのが良いといわれています。素手の場合だと噛まれてしまうことがあります。

またヤモリが侵入しない環境を作るのが重要です。特にヤモリの侵入経路となりそうな場所については、戸締りをしっかり行うことが求められます。加えてヤモリの餌となるのは生きた昆虫です。そのためゴキブリなどが出やすい家の場合には、ヤモリも引き寄せてしまうため、部屋の中を清潔に保つことも求められます。

ヤモリとイモリの漢字について

ヤモリとイモリはカタカナで表記されることが多いですが、対応する漢字表記も当然存在します。

ヤモリの漢字表記は「家守」と表記されます。一方でイモリについては「井守」と表記されることが一般的です。

ヤモリは家に多く出現することからの由来であると考えると簡単に覚えることができます。またイモリに関しても、「井」という水に関係する漢字が使われていることから、水辺にいるものがイモリであると覚えるとヤモリと区別することができ、混同を防ぐことができます。

ヤモリとイモリの餌

ヤモリとイモリでは、食べる餌が微妙に異なりますが、肉食性という点では共通しています。例えば、ヤモリはコオロギやゴキブリといった生きた大型の昆虫を食べるのが一般的です。ペットとしてヤモリを飼育している人は、自宅で併せて生餌用にコオロギを繁殖させている場合もあります。

一方でイモリはというと、昆虫はもちろんのことオタマジャクシなども食べるといわれています。また飼育用の餌としては、アカムシなどが用いられる場合があります。

ヤモリとイモリは縁起が良いのか

ヤモリは昔から縁起が良い生き物であるといわれています。その漢字表記からもわかるとおり、ヤモリは家の中の害虫を食べてくれるので、家を守る存在として縁起が良いものとして扱われていました。またヤモリが来る家にはお金持ちの家が多いことも縁起が良いといわれる所以の一つであるといわれています。

イモリについてもヤモリと同じく、家のまわりや田畑の害虫を食べてくれることから、良いものとして扱われています。

ヤモリとイモリは良い生き物

ヤモリとイモリで共通していることとして、どちらも人の害になる昆虫を食べて退治してくれる点が挙げられます。そのため、人に役立つ生き物として扱われ、昔から縁起が良いとも捉えられる生き物となりました。

近年では、ヤモリやイモリを見かけることは少なくなってしまいました。ただ田舎などに行くとまだヤモリやイモリに出会える機会はあります。もし万が一家に侵入してきたとしても、潰したりやっつけたりするのではなく、優しく外に出してあげるようにしましょう。
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