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アマゾンツリーボアってどんなヘビ?特徴と飼育方法を詳しく解説

更新日:2024年01月06日

アマゾン川流域に生息しているアマゾンツリーボアはバリエーション豊富な柄が魅力のの蛇です。気性が荒くハンドリングはできませんが、樹上性の観賞用の蛇としてゆっくり蛇を眺めていたい方にはぜひです。アマゾンツリーボアの特徴や飼育方法をご紹介します。

アマゾンツリーボアってどんなヘビ?特徴と飼育方法を詳しく解説
アマゾンツリーボアの飼育には床面積よりも高さと通気性を重視したケージを用意するのがです。

爬虫類用のケージは通気性が考慮されているので、爬虫類用のものを購入するのが良いでしょう。

樹上性のレイアウトを施し、止まり木の高さの背面にはシートヒーターを設置してホットスポットを作ることも必要です。

90サイズのケージが最も手ごろなサイズで十分に止まり木やそのほか必要なアイテムを余裕で設置することができます。

アマゾンツリーボアの飼育方法2:水浴び用の水入れを設置

アマゾンツリーボアの生息環境は熱帯雨林ですから、水浴び用の水入れも必要なアイテムです。

水浴び用の水入れは飼育しているアマゾンツリーボアの体がすっぽり入るくらいの大きさが必要です。

その理由として、アマゾンツリーボアは脱皮前になると水入れに入って水浴びをする習性があり、水浴びができないと脱皮が不完全になってしまうことがあるからです。

水は毎日新鮮であることも重要で、毎日容器を洗って綺麗な水を入れるようにしましょう。

アマゾンツリーボアの飼育方法3:登り木を設置

アマゾンツリーボアの飼育ケージには登り木を設置するのは必要不可欠になります。

樹上性の蛇にとって登り木がないということはかなりのストレスになるので必ず登り木を入れるようにしましょう。

登り木は太めのものを選び、なるべく水平に置くようにします。いくつかの登り木を設置して木から木へ移動できるようにしておくのがです。

登り木はもちろん市販のものでも良いですが、ちょうど良いサイズの木が手に入るならそれでも大丈夫です。

アマゾンツリーボアの飼育方法4:温度は昼と夜で管理する

アマゾンツリーボアの飼育ケージ中は昼と夜で温度をしっかり管理する必要があります。

基本的に昼のケージ内は25度前後で安定させておく必要があり、その時のホットスポットは30度前後になるようにします。

夜は本来の生息環境に近い温度まで下げ、22~27度に設定し、照明はホットスポットのみにします。

昼と夜としっかりと温度差をつけることで、アマゾンツリーボアは自然なままでのびのびとケージの中で生活することができます。

アマゾンツリーボアの飼育方法5:湿度は60%に保つ

アマゾンツリーボアのケージ内は常に湿度を60%に保っておきます。

特に幼蛇の場合は多湿を好む傾向にあり、ケージの床材に水苔などをひくとベストな環境を保つことができます。

成長したあとは水苔を外しても構いませんが、幼蛇時代と同じく、60%程度は保っておくのがです。高温多湿のベストな環境下ではアマゾンツリーボアの活発な生き生きとした様子を観ることができます。

空気の乾燥する時期などはしっかり気を配りましょう。

アマゾンツリーボアの飼育方法6:餌はマウスやうずら

アマゾンツリーボアは肉食なので、エサはピンクマウスやうずらなどがです。

他にも小動物を与えて飼育しますが餌が大きすぎると吐き戻してケージ内が汚れてしまうので、エサの与え方には注意が必要です。

幼蛇の場合は10日に1度の餌やり、成長下後は3週間に1度与えるのが理想です。餌を与える時にはトングやピンセットを使って与えるようにします。

冷凍を解凍したものでよく、マウスを食べない場合はうずらやトカゲから餌付けます。

アマゾンツリーボア飼育の注意点

アマゾンツリーボアを飼育する場合に注意しておきたいポイントをいくつかご紹介します。

ポイントを押さえればアマゾンツリーボアの飼育はそれほど難しいものではなく、爬虫類や蛇飼育の初心者にも向いている種類です。

日々のお世話もそれほど難しくないので気になる方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。

飼育のポイントに関するキーワードは水交換、吐き戻し、餌付け、ハンドリングで、合わせてアマゾンツリーボアの値段もご紹介です。

アマゾンツリーボア飼育の注意点

  1. 水交換を毎日する
  2. 大きすぎる餌は与えない
  3. 餌付け時は噛まれないように注意する
  4. ハンドリングはできない
  5. 値段は個体によって幅がある

水は毎日交換する

脱皮時は必要不可欠になる水入れの水は毎日交換するのがポイントです。

温度も湿度も高いケージの中ですから、放っておくと水が腐ったりして、アマゾンツリーボアが健康を損なう原因にもなりかねません。

また、水入れの水だけでケージ内の湿度を保つことは難しいので、1日1回霧吹きを行ってケージ全体の湿度を上げるようにします。

水の交換と霧吹きの作業は毎日忘れずに行います。特に幼蛇の時期は忘れずに高温多湿の環境を保ちましょう。

大きすぎる餌は吐く可能性がある

マウスなどの餌は大きすぎるとそのまま飲みこんで吐き戻しする可能性があります。

ケージ内に吐き戻しをするとケージ内が汚れて掃除するのが大変なので、できれば吐き戻ししないように細かくして与えるのがベストです。

凍った餌をしっかり解凍してから与えるのもポイントです。凍ったままのピンクマウスを与えると健康を害す心配があります。

餌を解凍するには時間がかかり、電子レンジはコツがいります。急いで餌を解凍する時には熱湯をかけて解凍するのもです。

餌付け時に噛まれる事も

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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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