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シシバナヘビの飼育方法|餌の種類やケージの大きさなど基本を解説!

更新日:2024年07月10日

シシバナヘビの飼育を考えるにあたって、不安や疑問を抱かれている人もいるでしょう。本記事では、シシバナヘビの基礎知識をはじめ、飼育における注意点や飼育に必要な道具までを紹介しています。シシバナヘビの飼育に興味を持っている方は、ぜひ参考にしてください。

シシバナヘビの飼育方法|餌の種類やケージの大きさなど基本を解説!

ヒーター

ヘビは変温動物です。自分では体温が保てないため、冬場などはヒーターなどの保温道具が必要になります。

ヒーターを使う際は、ケージ全体を温めすぎないようにするため、使用しているケージに合う大きさのものを選ぶようにしましょう。

サーモスタット

ヒーターと比べて、サーモスタットは一定の温度を保ちやすいというメリットがあります。

ヒーターの場合、温度が上がりすぎてしまうというデメリットがあるため、冬以外の季節での使用はおすすめできません。暑すぎればシシバナヘビにとって過ごしにくい環境となり、水入れの水の温度も上がってしまうため、湿度の上昇を招いてしまいます。

そのようなことを防ぐためにも、サーモスタットを使って、ケージ内の温度を管理してあげましょう。

ライト

ライトは、主に鑑賞目的で使用します。

爬虫類には、紫外線ライトを必要とする種も存在しますが、シシバナヘビには必要ありません。鑑賞目的としてライトを用意するのであれば、少量の紫外線のUVライトを選ぶと良いでしょう。

もちろん普通の観賞用ライトでも問題ありませんが、できるだけ光が強くないものを選んでください。

シシバナヘビの飼育方法

シシバナヘビの飼育に必要な道具が分かったところで、次はシシバナヘビが健やかに育つための飼育ポイントを確認して行きましょう。

道具の使い方や、レイアウトについても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

餌の種類と与え方

日本で流通している種の多くはセイブシシバナヘビですので、マウスやラットのような一般的なヘビの餌で十分でしょう。

野生のシシバナヘビの主食がカエルだからといって、カエルを与えすぎると、それしか食べなくなってしまうこともあるため、さまざまな食材を与えるようにしてください。

また、餌を与える際は必ずピンセットなどを使用し、手で与えないようにしましょう。

水の与え方

シシバナヘビに与える水は、2日に1回のペースで交換するようにしましょう。全身を浸せる大きさで、ひっくり返らない重さの水入れを用意してください。

なお、水浴びの最中の糞をする場合もありますので、汚れたタイミングで変えるのも良いでしょう。2日に1回のペースに拘らず、適切なタイミングで水替えを行ってください。

最適な温度と湿度

シシバナヘビにとって最適な温度は、25℃~30℃前後です。サーモスタットを調節して、シシバナヘビが過ごしやすい環境を作りましょう。

なお、サーモスタットは温度を一定に保つことには長けていますが、冬場の使用はおすすめできません。サーモスタットだけではケージ内を均等に温められないため、冬場はヒータを使用しましょう。

ヒーターを使う際は、ケージ内の3分の1が温まるようにしますが、水の温度には注意が必要です。水入れの水が温かくなることで、ケージ内の湿度が上昇してしまうことがあります。

湿度が高すぎるとシシバナヘビの健康に悪影響を及ぼすため、温度・湿度ともにしっかりと管理することが重要です。

レイアウト

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初回公開日:2022年06月27日

記載されている内容は2022年06月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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