シシバナヘビの飼育方法｜餌の種類やケージの大きさなど基本を解説！

シシバナヘビの飼育レイアウトは、ケージ、水入れ、床材、シェルターでシンプルに組むことが出来ます。

凝ったレイアウトにしたい場合は、流木や小石といったようなものを加えるなど、シシバナヘビの生育環境に合わせるのも良いでしょう。

他には、立体的な移動が出来るように道具を設置するのもおすすめです。

ケージ内が汚れる原因は、シシハナヘビの排泄物です。特に、シシバナヘビの糞は液体に近い状態のため、メンテナンスの手間を考えた床材選びが重要になります。

清掃の面から考えると、シシバナヘビの飼育におすすめの床材はウッドチップです。ウッドチップの場合、スコップなどでまとめてすくって処理できるため、掃除の手間が少なくて済みます。掃除の頻度は2週間～1か月に1回のペースがおすすめです。

ただし、ウッドチップは水分を吸収しやすく、定期的に入れ替えを行わないとケージ内の衛生環境が悪化するため注意が必要です。

他の床材としては、キッチンペーパーやトイレットペーパー、トイレシートや新聞紙などでも代用可能なため、使いやすいものを活用しましょう。

前述の通り、シシバナヘビは警戒心が強い種ではありますが、性格的にはおとなしいため、育てやすいのが特徴です。

しかしながら、毒を持つヘビであることに間違いはありません。誤った扱い方をしてしまうと、思いがけない事故につながる可能性もあるため、正しい接し方を理解しておきましょう。

シシバナヘビには毒があるため、必要な時以外の接触は避けた方が良いでしょう。

シシバナヘビは嗅覚で餌を探すため、指を餌と勘違いして噛みついてくることがあります。また、唾液には神経毒があるため、噛みつかれるのは大変危険です。

特に育て始めの個体は食欲旺盛な場合も多く、餌と勘違いする可能性も高いでしょう。

ケージ内の掃除や引っ越しなど、どうしてもシシバナヘビを移動する必要があるときは、ポイントを守って持ち上げてください。

シシバナヘビを持ち上げる際に、必ずお腹に手を添えて、持ち上げるのではなく、すくい上げるイメージで持つのがポイントです。

食欲旺盛なシシバナヘビは、獲物を探すことに神経を使っています。そのため、気が立っていると、ハンドリングをしようとする手に噛みつくことがあります。

長時間触れないようにし、もし嫌がったり、威嚇したりした場合は、すぐに手から離しましょう。

シシバナヘビを飼育するにあたっての大きなの注意点は、噛まれる可能性があることです。そのリスクが回避できれば、より一層シシハナヘビへの愛着が湧くでしょう。

ここでは、シシバナヘビと安全に過ごすための接し方を紹介します。ポイントを押さえて飼育して行きましょう。

シシバナヘビは食欲旺盛なため、手から餌を与えると噛みついてくることがあります。手で直接与えるのは危険ですので、やめましょう。

また、手に餌の匂いが付いたままだと、より餌と勘違いしやすくなります。匂いを付けないためにも、ピンセットなどを使って餌を与えてください。